吉野ケ里公園駅(よしのがりこうえんえき)は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線の駅である。駅番号はJH05。
概要
旧三田川町及び吉野ヶ里町の中心駅で、駅名も開設当初は「三田川駅」(みたがわえき)を名乗っていたが、1980年代後半以降発掘が進んだ吉野ヶ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)の最寄駅となったことから、1993年に現駅名へ改称された[1]。
普通列車のみ停車する駅であったが、2011年3月12日ダイヤ改正より特急「みどり・ハウステンボス」が吉野ヶ里歴史公園観光を目的に1往復停車するようになった。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタや有田陶器市の開催期間中には快速列車が停車する。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅で橋上駅舎を備える[1]。ホームは817系電車に対応して2両分が嵩上げされており、段差無しで乗降可能。エレベータは改札内1基(島式ホームに連絡)、改札外に北口・南口各1基、計3基設置されている。単式ホームには設置されていないが、自動ドアが設置されており、身体障害者はインターホンで駅員を呼び出すことによりホームとホーム外を行き来可能。
JR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅で、自動券売機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取扱う。
のりば
-
構内(2009年11月)
-
駅名標(2011年5月)
利用状況
2019年度の1日平均乗車人員は1,298人である[9]。
年度
|
1日平均 乗車人員
|
2000年
|
1,119
|
2001年
|
1,084
|
2002年
|
1,065
|
2003年
|
1,063
|
2004年
|
1,065
|
2005年
|
1,075
|
2006年
|
1,096
|
2007年
|
1,096
|
2008年
|
1,130
|
2009年
|
1,172
|
2010年
|
1,192
|
2011年
|
1,204
|
|
2017年
|
1,329
|
2018年
|
1,325
|
2019年
|
1,298
|
2020年
|
1,037
|
2021年
|
1,090
|
駅周辺
住宅が多いが、駅付近には商店が点在する。
バス路線
- 吉野ヶ里町コミュニティバス
- 吉野ヶ里公園駅北口 - 北口ロータリー内
- 三田川庁舎方面
- 東脊振庁舎・きらら館・山茶花の湯・永山方面
- 吉野ヶ里公園駅南口 - 南口ロータリー内
- 三田川庁舎方面
- 目達原郵便局・川原団地・松葉・東脊振庁舎・きらら館方面
- 西鉄バス
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 長崎本線
- ■区間快速(上りのみ運転)・■普通
- 中原駅 (JH04) - 吉野ケ里公園駅 (JH05) - 神埼駅 (JH06)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
吉野ケ里公園駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
|
---|
|
長与支線(旧線) | |
---|
廃止区間 | |
---|