北海道道5号江差木古内線(ほっかいどうどう5ごう えさしきこないせん)は、北海道檜山郡江差町と上磯郡木古内町を結ぶ道道(主要地方道)である。
概要
大部分の区間でJR北海道江差線(2014年5月12日部分廃止区間)に並行するルートであった。
路線データ
道路管理者
- 渡島総合振興局 函館建設管理部 江差出張所
- 渡島総合振興局 函館建設管理部 松前出張所
歴史
この路線の前身は「旧準地方費道 函館江差線」として認定[16]されていたもので、前身路線の廃止後に新たに「北海道道江差木古内線」として認定された。
当初は
導流島により、国道の起点(函館)及び終点(江差)方向・
上ノ国駅(当時)方向からそれぞれ合流する複雑な形状となっていた。
後に導流島を廃して、周辺に新設した上ノ国町道を含めた
ラウンドアバウト化工事が行われ、施工中は仮丁字路としていた。
路線状況
重複区間
道路施設
トンネル
- 天の川きららトンネル(511 m、上ノ国町字早瀬 - 上ノ国町字湯ノ岱)
- 新吉堀トンネル(1,506 m、上ノ国町字湯ノ岱 - 木古内町字大川)
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天の川きららトンネル(2019年4月撮影)
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新吉堀トンネル(2019年5月撮影)
廃止されたトンネル
- 吉堀トンネル (150 m) 新吉堀トンネル供用に伴い廃止
主な橋梁
- 桂岡橋(48 m、苫符川、上ノ国町)
- 開運橋(97 m、木古内川、木古内町)
- 木古内橋(89 m、木古内川、木古内町)
地理
通過する自治体
交差する道路
- 江差町
- 上ノ国町
- 木古内町
主な峠
沿線にある施設など
- 上ノ国町
- 木古内町
その他
2018年までは、路線中の山間部に携帯電話の不感地帯が多数存在し、特に新吉堀トンネルから木古内町側での携帯電話不感地帯の範囲が多いために、その区間においては携帯電話不感地帯を告知する標識が設置されていたが、2018年3月にソフトバンクがアンテナを設置し、それに続けて同年11月にはNTTドコモとauもアンテナを設置した事によって携帯電話不感地帯が解消された[17]。なお、携帯電話不感地帯を告知する標識はそれらに伴って「この先通話可能エリア」の表記に変更された。
脚注
関連項目