北大町駅(きたおおまちえき)は、長野県大町市大町字荒沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅である[1]。駅番号は「22」[2]。
歴史
当駅の開業は後述の通り1960年であるが、元々当地は現在当駅隣接の大町市文化会館の敷地を含め1956年(昭和31年)に関西電力が黒部ダム建設の為に設置した資材輸送基地であった。信濃大町駅より複線のように本線西側に貨物引込線が1970年代前半まで単線並走していた。当地は「北停留所(北停)」と呼称され、当地より大町有料道路(現在の長野県道45号扇沢大町線)を通り1958年に全通した大町トンネルを経由して黒部に資材が輸送された。黒部ダム完成後は、引続き東京電力の高瀬川電源開発(高瀬ダム、七倉ダムや新高瀬川発電所等)の資材基地となっていた。[1]跡地には市民文化会館が建てられた。
年表
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]で、無人駅である[3]。
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待合室(2021年8月)
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ホーム(2021年8月)
専用線
黒部ダムの建設するために隣の信濃大町駅から一見するとまるで複線のように本線と単線並列で専用線が敷かれており、現在も途中の踏切まで残っている。
利用状況
「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
駅周辺
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■大糸線
- 快速
- 通過
- 普通
- 信濃大町駅 (23) - 北大町駅 (22) - 信濃木崎駅 (21)
脚注
関連項目
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北大町駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク