北大町駅

北大町駅
駅出入口(2021年8月)
きたおおまち
Kita-Ōmachi
23 信濃大町 (2.1 km)
(2.2 km) 信濃木崎 21
地図
所在地 長野県大町市大町字荒沢[1]
北緯36度31分3.33秒 東経137度51分28.61秒 / 北緯36.5175917度 東経137.8579472度 / 36.5175917; 137.8579472座標: 北緯36度31分3.33秒 東経137度51分28.61秒 / 北緯36.5175917度 東経137.8579472度 / 36.5175917; 137.8579472
駅番号  22 [2]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大糸線
キロ程 37.2 km(松本起点)
電報略号 キオ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
62人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1960年昭和35年)7月20日[3]
備考 無人駅[3]
標高:731.8m[1]
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北大町駅(きたおおまちえき)は、長野県大町市大町字荒沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線である[1]駅番号は「22[2]

歴史

当駅の開業は後述の通り1960年であるが、元々当地は現在当駅隣接の大町市文化会館の敷地を含め1956年(昭和31年)に関西電力黒部ダム建設の為に設置した資材輸送基地であった。信濃大町駅より複線のように本線西側に貨物引込線が1970年代前半まで単線並走していた。当地は「北停留所(北停)」と呼称され、当地より大町有料道路(現在の長野県道45号扇沢大町線)を通り1958年に全通した大町トンネルを経由して黒部に資材が輸送された。黒部ダム完成後は、引続き東京電力高瀬川電源開発(高瀬ダム七倉ダム新高瀬川発電所等)の資材基地となっていた。[1]跡地には市民文化会館が建てられた。

年表

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]で、無人駅である[3]

専用線

黒部ダムの建設するために隣の信濃大町駅から一見するとまるで複線のように本線と単線並列で専用線が敷かれており、現在も途中の踏切まで残っている。

利用状況

「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

  • 2007年度 - 65人[1]
  • 2009年度 - 75人[1]
  • 2010年度 - 75人[9]
  • 2011年度 - 62人[10]

駅周辺

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
大糸線
快速
通過
普通
信濃大町駅 (23) - 北大町駅 (22) - 信濃木崎駅 (21)

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、111頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b 大糸線に「駅ナンバー」を導入します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2016年12月7日。オリジナルの2016年12月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20161208081159/https://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/161207.pdf2016年12月8日閲覧 
  3. ^ a b c d 大町市史編纂委員会 『大町市史 第四巻 近代・現代』 大町市、1985年9月1日。
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第355号」『官報』1960年7月19日。
  5. ^ 「通報 ●大糸線北大町駅外2駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1960年7月19日、1面。
  6. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  7. ^ “41人けが、全壊34棟 長野北部地震、余震70回に”. 中日新聞 (中日新聞社). (2014年11月24日)
  8. ^ “長靴姿で登校、大糸線が一部再開 県神城断層地震”. 中日新聞 (中日新聞社). (2014年11月26日)
  9. ^ 長野県統計書(平成22年度版) (PDF) 196ページ - 長野県
  10. ^ 長野県統計書(平成23年度版) (PDF) 196ページ - 長野県

関連項目

外部リンク