匂崎公園(においざきこうえん)は、京都府舞鶴市下安久にある都市公園(地区公園)である[1]。広さは約4.1ha。匂ヶ崎(においがさき)とも。また、この地の周辺地名は「二尾」という。このためか、地元では「にょぉうがさき」「にょぉーがさき」と呼ばれている。
概要
西舞鶴市街地の北側約2kmの舞鶴湾に突き出た標高約56mの小高い丘の上にある公園。戦国時代には山城である匂ヶ崎城が築城されたとなっており、戦時中には旧海軍の軍用地として、1901年(明治33年)に砲台が設置された。戦後、舞鶴市に払い下げられ、公園として整備したもの。
高台に位置していることから、眺望が良く、西正面には建部山、眼下には舞鶴湾と舞鶴湾に浮かぶいかだ、2010年(平成22年)4月に供用開始した舞鶴国際埠頭が、南には舞鶴港・西舞鶴市街地が、東に見上げれば五老ヶ岳・五老スカイタワーを望むことができる。
この公園の最大の繁盛期は春で、約200本の桜が咲く場所であることから、市内保育所・幼稚園・小学校・中学校の多くから遠足の目的地となっているほか、ハイキングコースとして知られている。
なお、桜の時期には眺望が良く、かつ、周囲に障害物が少ないことから、様々なロケに利用される場所でもある。
所在地
- JR西日本 舞鶴線 西舞鶴駅から自動車・タクシーで約10分、京都交通バスで約10分で二尾バス停を下車し徒歩約5分
- 舞鶴若狭自動車道 舞鶴東IC から、国道27号・国道177号・京都府道565号余部下舞鶴港線で約10分
施設等
- 公園
関連項目
脚注
- ^ 舞鶴市公園・緑地ガイド
外部リンク