今金町(いまかねちょう)は、北海道南西部、檜山振興局北部にある町。
隣接している自治体
人口
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今金町と全国の年齢別人口分布(2005年)
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今金町の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 今金町 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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今金町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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10,260人
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1975年(昭和50年)
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9,279人
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1980年(昭和55年)
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9,241人
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1985年(昭和60年)
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8,431人
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1990年(平成2年)
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7,710人
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1995年(平成7年)
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7,214人
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2000年(平成12年)
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6,906人
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2005年(平成17年)
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6,466人
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2010年(平成22年)
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6,186人
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2015年(平成27年)
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5,628人
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2020年(令和2年)
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5,072人
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総務省統計局 国勢調査より
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消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]。
地理
北部には長万部岳、カニカン岳などの山岳地帯である。町の全域が一級河川後志利別川の流域である。海には面していない。
- 山:カニカン岳(981m)、長万部岳(972m)
- 湖沼:ピリカ湖(ダム湖)
- 河川:後志利別川
気候
ケッペンの気候区分によると、今金町は湿潤大陸性気候に属する。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。
今金(1991年 - 2020年)の気候
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月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
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最高気温記録 °C (°F)
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9.3 (48.7)
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13.8 (56.8)
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17.0 (62.6)
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26.4 (79.5)
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29.1 (84.4)
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31.3 (88.3)
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33.8 (92.8)
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34.8 (94.6)
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32.2 (90)
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25.4 (77.7)
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21.0 (69.8)
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13.1 (55.6)
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34.8 (94.6)
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平均最高気温 °C (°F)
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−0.3 (31.5)
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0.6 (33.1)
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4.3 (39.7)
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10.7 (51.3)
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16.2 (61.2)
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20.2 (68.4)
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23.7 (74.7)
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25.7 (78.3)
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22.7 (72.9)
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16.2 (61.2)
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8.6 (47.5)
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1.9 (35.4)
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12.5 (54.5)
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日平均気温 °C (°F)
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−3.6 (25.5)
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−3.0 (26.6)
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0.3 (32.5)
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5.7 (42.3)
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11.1 (52)
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15.4 (59.7)
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19.5 (67.1)
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21.1 (70)
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17.1 (62.8)
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10.6 (51.1)
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4.3 (39.7)
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−1.4 (29.5)
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8.1 (46.6)
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平均最低気温 °C (°F)
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−7.8 (18)
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−7.5 (18.5)
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−4.3 (24.3)
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0.5 (32.9)
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6.1 (43)
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11.4 (52.5)
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16.2 (61.2)
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17.3 (63.1)
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11.9 (53.4)
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4.9 (40.8)
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0.0 (32)
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−5.0 (23)
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3.6 (38.5)
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最低気温記録 °C (°F)
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−21.5 (−6.7)
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−21.9 (−7.4)
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−16.6 (2.1)
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−10.0 (14)
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−2.6 (27.3)
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1.5 (34.7)
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6.0 (42.8)
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6.6 (43.9)
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1.0 (33.8)
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−3.5 (25.7)
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−10.2 (13.6)
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−18.2 (−0.8)
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−21.9 (−7.4)
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降水量 mm (inch)
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105.0 (4.134)
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85.8 (3.378)
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71.7 (2.823)
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78.6 (3.094)
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105.5 (4.154)
|
74.4 (2.929)
|
131.4 (5.173)
|
166.0 (6.535)
|
151.4 (5.961)
|
126.3 (4.972)
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124.3 (4.894)
|
121.7 (4.791)
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1,336.7 (52.626)
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降雪量 cm (inch)
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183 (72)
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151 (59.4)
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96 (37.8)
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13 (5.1)
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0 (0)
|
0 (0)
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0 (0)
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0 (0)
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0 (0)
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0 (0)
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30 (11.8)
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136 (53.5)
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611 (240.6)
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平均降水日数 (≥1.0 mm)
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20.4
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17.3
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13.7
|
10.2
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10.3
|
8.5
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9.8
|
10.6
|
11.5
|
13.8
|
16.9
|
20.5
|
163.2
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平均月間日照時間
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26.6
|
45.1
|
110.3
|
168.9
|
180.8
|
148.4
|
119.7
|
137.2
|
157.1
|
133.2
|
64.7
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27.7
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1,324.9
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出典1:Japan Meteorological Agency
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出典2:気象庁[2]
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町名の由来
1893年(明治26年)同地に入植した今村藤次郎と金森石郎の名字から[3][4]。
沿革
経済
今金男しゃく(男爵イモ)をはじめとした畑作のほか、稲作、酪農、林業が中心。
立地企業
農協
金融機関
郵便局
宅配便
公共機関
警察
消防
教育
かつて存在した中学校
- 今金町立花石中学校
- 今金町立中里中学校
- 今金町立種川中学校
- 今金町立豊田中学校
- 今金町立金原中学校
- 今金町立八束中学校
- 今金町立神丘中学校
- 今金町立日進中学校
認定こども園
交通
鉄道
町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道函館本線 国縫駅。
廃止された鉄道路線
1987年(昭和62年)3月16日に廃止された国鉄瀬棚線が、町内を通っていた。町内には美利河駅、花石駅、北住吉駅、種川駅、今金駅、神丘駅が設置されていた。
現在、花石駅 - 北住吉駅間の軌道跡の一部は、国道230号(花石道路)になっている。
バス
北都交通が夏期と年末年始に運行していた札幌市方面都市間バスは2018年(平成30年)度をもって休止[11]。
道路
タクシー
文化財
重要文化財(美術工芸品)
- 北海道美利河1遺跡出土品 - ピリカ旧石器文化館蔵、旧石器時代の遺物一括。1991年指定。
史跡
町の文化財
- 美利河遺跡出土品 - ピリカ旧石器文化館
- ピリカカイギュウ化石 - 文化財保管・活用庫に保管、今金町地域特産品生産センターに復元模型
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 美利河ダム
- 常代の松
- 奥美利河温泉
- クアプラザピリカ(スキー場、温水プール、美利河温泉、パークゴルフ場、宿泊施設完備)
- 今金いいとこ祭り
- いまかね秋祭り
- 24時間キャンプLIVE
キャラクター
- ピリカカイギュウの「ピーカくん」と「ピーリちゃん」というマスコットキャラクターが、以前は今金町のホームページに登場していた。
- 全国的に人気の「まりもっこり」と「今金セブン」のコラボレートで、2007年(平成19年)10月から「じゃがいもっこり今金セブン」バージョンストラップが、町内限定で発売される。
- 2012年、今金町人流創生プロジェクト協議会が発足し、今金町イメージキャラクターを全国に募集。177作品の応募の中から「いまルン」が誕生[12]。
出身の有名人
脚注
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
今金町に関連するカテゴリがあります。