上宮太子高等学校(うえのみやたいしこうとうがっこう、英: Uenomiya Taishi Senior High School)は、大阪府南河内郡太子町太子にある私立高等学校。1988年開校。
学校法人上宮学園が運営している。兄弟校は大阪市天王寺区にある上宮高等学校。
以前は同じ敷地内に上宮太子中学校が存在したが、2018年に上宮中学校と統合し上宮学園中学校が発足したため、2020年3月をもって統廃合された[1]。
概要
浄土宗の宗門関係校として開校。学校祖は浄土宗の開祖である法然。
- 教育理念[2]
「全人教育の中での英才育成」
- 仏教精神に基づく幅広い人間教育を行う。
- 勉學精進による英才開発、育成をめざす。
- 豊かな自然と歴史に包まれた教育環境の中で、バランスのとれた人格を培う。
- 教育方針
浄土宗の開祖・法然上人の仏教精神を教育の基本とし、豊かな自然と歴史の宝庫に包まれた教育環境の中で、知性とともに感性を磨き、心身ともに伸びやかでバランスのとれた人格を養い、人を思いやり、人に愛され、また信頼され、社会に貢献できる人づくりをめざします。
- 校訓
「正思明行」:物事を正しく見つめ、明らかに実行すること
- 学順
「一、掃除 二、勤行 三、学問」
- 一、掃除-心身の保健衛生・整頓済美
- 二、勤行-勤労愛好と業務精進
- 三、学問-智恵を完成する学問解明
- 校歌
「月影」:「月影のいたらぬ里はなけれども 眺むる人の心にぞ澄む」
沿革
年表
交通アクセス
スクールバス
鉄道・バス
- 近鉄長野線 喜志駅より4市町村コミバス(近鉄バス)喜志循環線62・63番
- 近鉄南大阪線 上ノ太子駅より「たいしのってこバス」
- いずれも「上宮学園前」下車すぐ、「太井川」下車徒歩9分
教育内容
コース
- 特進Ⅰ類(国公立大学)コース ー 5教科重視型で国公立大学への現役合格をめざす
- 特進Ⅱ類(難関私立大学)コース ー 3教科重視型で難関私立大学への現役合格をめざす
- 総合進学(有名私立大学)コース ー 得意分野を活かした進学方法で希望進路への現役合格をめざす
国際理解教育
オンライン英会話
フィリピン・セブ島のネイティブ講師とオンラインでつなぎ、マンツーマンでの英会話レッスンを行う。
ICT教育
すべての教室にICT機器を配備、Wi-Fi環境を整備し、生徒全員がiPadを使用して授業に臨む。また、充実した学習支援ツール(ロイロノート、Google Workspace for Education、kimini、デジタル教科書など)を活用することで、双方向型の授業を展開し、より深い理解へと結びつくように取り組んでいる。
学校行事
主な学校行事
年間行事
- 4月:入学式、新入生歓迎会、オリエンテーション合宿(1年)
- 5月:祖山参拝(1年)、校祖誕生会
- 6月:体育大会、史跡見学(1年)
- 7月:夏期学習強化合宿(1年)
- 8月:文化祭(上宮祭)
- 9月:芸術鑑賞
- 10月:聖徳書道展
- 11月:太子町清掃活動(1年)
- 12月:修学旅行(2年)
- 1月:正当御忌式
- 2月:校外学習(2年)
- 3月:球技大会(1・2年)、卒業式
部活動
運動部
硬式野球部 ー 第72回選抜高校野球、第83回全国高校野球選手権 出場(夏1回・春1回)、2016年(平成28年) 秋季大阪大会 優勝
バレーボール部 ー 第33回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(春の高校バレー)、全国高等学校バレーボール選手権大会(インターハイ) 出場
- 硬式野球部
- サッカー部
- ラグビー部
- バレーボール部
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- 硬式テニス部
- 卓球部
- バドミントン部
- 剣道部
- 拳法同好会
文化部
軽音楽部 ー 第12回全国高等学校軽音フェスティバル カヴァー部門 最優秀賞[4]
書道部 ー 第51回高野山競書大会 内閣総理大臣賞[5]
- 書道部
- 写真部
- 吹奏楽・コーラス部
- 軽音楽部
- ダンス部
- グローバルスタディーズクラブ(G.S.C.)
- 総合探究部
- 家庭科部
- ボランティア部
- インターアクトクラブ
著名な出身者
スポーツ
プロ野球
ラグビー
バレーボール
マスメディア
アナウンサー
芸能
落語
お笑い芸人
脚注
関連項目
外部リンク