ヨンヌ県 Yonne |
---|
ヨンヌ県章 |
位置 |
---|
|
概要 |
---|
|
県番号 |
89 |
---|
地域圏 |
ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ |
---|
県庁所在地 |
オセール |
---|
郡庁所在地 |
アヴァロン サンス |
---|
郡 |
3 |
---|
小郡 |
42 |
---|
コミューン |
454 |
---|
県議会議長 |
アンドレ・ヴィリエ 新中道 |
---|
統計 |
---|
人口
国内67位 |
(2013年) 353,366人 |
---|
人口密度 |
48人/km2 |
---|
面積¹ |
7,427 km2 |
---|
¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。 |
テンプレートを表示 |
ヨンヌ県 (ヨンヌけん、Yonne) は、フランスのブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏の県である。名称はセーヌ川の支流ヨンヌ川に由来する。県は都市部から魅力があるとみなされ、転出人口より転入人口が多い。この魅力により、年0.41%の人口増加率を伴うブルゴーニュの最も躍動的な県であることを維持し続けている。
由来
ヨンヌは前ラテン語でIca-OnaまたはIcaunaと呼ばれていた。ヨンヌ県民をイコーネ(Icaunais)、複数形でイコーネーズ(Icaunaises)というのは古名による。川は大規模な水上貿易の舞台となるだけでなく、突然荒れだすこともあった。
歴史
1771年当時、現在のヨンヌ県の北西部はフランス王ルイ16世の母方の伯父グザヴィエ・ド・サクスの領地となっていた。フランス革命中の1790年3月4日、県として新設された。かつてのブルゴーニュ、シャンパーニュ、オルレアネーの一部で構成されており、わずかにニヴェルネーとイル=ド=フランスの一部も含む。
地理
オーブ県、コート=ドール県、ニエーヴル県、ロワレ県、セーヌ=エ=マルヌ県と接する。県は自然区分上の地方としてピュイゼ、フォルテルヌも含む。
気候
大陸性気候の傾向があり、ヨンヌ県の気候は気温のふり幅が大きく、夏は暑く冬は寒い。このため、2003年の熱波の間、オセールは大都市のうち最高気温を記録したコミューンになった(41℃)。県にはいくつかの異なった微気候があり、東西南北および中央部で違いが見られる。多くの場合、オセールを含むオセロワは乾燥していて暖かい。反対に、モルヴァンは降水量が高くなり、夏は冷涼で快適である。冬は頻繁に降雪があり、美しい雪景色をもたらす[1]。
人口統計
参照元: SPLAF[2] et INSEE pour les années 2006[3] et 2007[4]
主なコミューン
2007年時点で人口2000人以上のコミューンは22で、5000人以上の人口があるのは7であった。全国平均では人口の75%以上が人口2000人ほどの自治体に住んでいるのに対し、ヨンヌ県では県人口の42%が人口2000人以上の自治体で暮らしている。
コミューン |
人口 2007 |
年 /1999 |
コミューン |
人口 2007 |
年 /1999
|
オセール |
37,217[B 1] |
== -1,6 % |
ブリノン=シュラルマンソン |
3,150[B 2] |
-2,8 %
|
サンス |
25,843[B 3] |
-3,9 % |
ポン=シュル=ヨンヌ |
3,125[B 4] |
== 0 %
|
ジョワニー |
10,605[B 5] |
5,7 % |
アポワニー |
3,105[B 6] |
3,8 %
|
ミジェンヌ |
7,373[B 7] |
-9,8 % |
ヴィルヌーヴ=ラ=ギュイヤール |
2,924[B 8] |
13,5 %
|
アヴァロン (ヨンヌ県) |
7,366[B 9] |
-10,6 % |
サン=クレマン |
2,868[B 10] |
== -0,7 %
|
ヴィルヌーヴ=シュル=ヨンヌ |
5,293[B 11] |
-2 % |
トゥシー |
2,671[B 12] |
2,7 %
|
トネール |
5,274[B 13] |
-11,8 % |
シュニー |
2,572[B 14] |
== 1,4 %
|
サン=フロランタン |
4,993[B 15] |
-13,1 % |
シャブリ |
2,472[B 16] |
-4,8 %
|
パロン |
4,488[B 17] |
-7,7 % |
サン=ジュリアン=デュ=ソー |
2,353[B 18] |
== 0,2 %
|
モネトー |
3,826[B 19] |
-9,4 % |
シュヴァンヌ |
2,153[B 20] |
10 %
|
サン=ジョルジュ=シュル=ボルシュ |
3,261[B 21] |
3,8 % |
シャンピニー |
2,038[B 22] |
7,9 %
|
Source : Insee[5]
|
観光
ヨンヌでは、古代遺跡、歴史的建造物、美術館、有名なワイン(シャブリやイランシー)、名物料理が楽しめる。
サンスのサンティテエンヌ大聖堂、サンス美術館(コンクのサント・フォワ修道院に次いで国内第2位の宝物を収蔵)、オセールのサン・ジェルマン修道院、ヴェズレーがある。
-
オセール
-
ヴェズレー
-
シャブリのブドウ畑
-
ポン=シュル=ヨンヌ
-
トネールのサン・ピエール教会
脚注
出典
- 2007年時点にINSEEに掲載されたコミューン人口
- ^ "Auxerre". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Brienon-sur-Armançon". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Sens". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Pont-sur-Yonne". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Joigny". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Appoigny". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Migennes". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Villeneuve-la-Guyard". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Avallon". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Saint-Clément". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Villeneuve-sur-Yonne". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Toucy". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Tonnerre". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Cheny". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Saint-Florentin". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Chablis". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Paron". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Saint-Julien-du-Sault". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Monéteau". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Chevannes". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Saint-Georges-sur-Baulche". 2024年3月6日閲覧。
- ^ "Champigny". 2024年3月6日閲覧。