『ブンミおじさんの森』(原題・タイ語: ลุงบุญมีระลึกชาติ, 英語: Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)は、アピチャートポン・ウィーラセータクン監督・脚本による2010年公開のタイの映画である。
あらすじ
タイ東北部。腎臓の病により死を前にしたブンミおじさん。後先長くないことを悟り、ある時死んだブンミの妻の妹・ジェンとその息子トンを自らの農園に呼ぶ。三人で食卓を囲んでいると、突然女性の幽霊が出現する。それこそが19年前に亡くなったブンミの妻・フエイだった。しばらくすると、今度は長年行方が分からなくなっていたブンミの息子・ブンソンが姿を変えて現れる。愛する者たちを取り戻したブンミは、4人で森の中に入っていく。
キャスト
評価
第63回カンヌ国際映画祭において、タイ映画史上初めてパルム・ドールを受賞した。受賞の理由について審査委員長のティム・バートンは「この映画は私が見たこともない、ファンタジーの要素があり、それは美しく、奇妙な夢を見ているようだった」と述べた[1]。
受賞・ノミネート
脚注
外部リンク
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