ブリーダーズゴールドジュニアカップは、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬の重賞(H2)競走である。netkeiba.comより優勝杯の提供を受けており、名称は「netkeiba.com杯 ブリーダーズゴールドジュニアカップ」と表記している。
概要
2007年に新設された[1]、サラブレッド系2歳馬による重賞競走。ホッカイドウ競馬は2歳馬戦の比率が高いため、その位置づけを強化する重要レースとして創設され、第1回の賞金は道営記念と同額の1000万円が設定された[2]。施行時期については、ホッカイドウ競馬ではこれまで8月 - 9月の2歳馬戦に魅力が乏しかったことから決められた[2]。
2014年現在、ホッカイドウ競馬で施行している重賞競走では、本競走と道営記念のみ交流競走に指定されていない。
2012年よりJRA認定競走(上級認定競走)としても施行され、優勝馬は認定馬となる。2020年現在、中央競馬のクローバー賞の出走馬推薦順位決定競走にも指定されている。
施行場・距離は創設年と2008年は旭川競馬場ダート1600mで、2009年より門別競馬場ダート1800m、2015年から同1600mとなったが、2018年は同1700mに延長された。
2023年よりH2に降格され、また1着賞金も500万円に減額となった[3]。
競走条件・賞金(2024年)
- 出走条件
- サラブレッド系2歳オープン、北海道所属。
- 負担重量
- 定量
- 賞金等[4]
- 1着500万円、2着140万円、3着105万円、4着70万円、5着35万円。
- スタリオンシリーズに指定されており、ジャスタウェイの次年度配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。
過去の副賞
スタリオンシリーズ競走に指定されており、以下に掲げる種牡馬の種付権が副賞となっている。
優勝賞金の変遷
- 第1回 - 1000万円[1]
- 第2回・第3回 - 500万円
- 第4回・第5回 - 300万円
- 第6回 - 第13回 500万円
- 第14回 - 600万円
ステップ競走の変遷
2009年と2010年及び2013年は朝日杯フューチュリティステークス(JRA・GI)に向けたステップレースへの北海道ブロック代表馬選定競走に指定され[18][19][20]、本競走の勝馬はデイリー杯2歳ステークス・京王杯2歳ステークス・東京スポーツ杯2歳ステークスのいずれかに出走できた(優先出走権ではない)。
現在はサンライズカップが選定競走に指定されている。
歴代優勝馬
参考文献
- 『2013ホッカイドウ競馬ガイド』北海道軽種馬振興公社(門別競馬場・各場外発売所で無料配布)
脚注
出典
各回競走結果の出典
関連項目