書籍『The Progressive Rock Files』にて著者のジェリー・ラッキーは、「A Neo Beginning!」というタイトルでネオ・プログレッシブ・ロックの章を捧げており、このサブジャンルがプログレッシブ・ロックのなかでも「1981年後半に浮上したことで、この音楽形式の永続的な価値を証明する」ものとして扱っているが、「サウンドは少し違っていた…もう少し噛みつくようで、もう少し1980年代的であった」と述べ、メイン・ジャンルと区別している。同じ本の後半で、ジェリー・ラッキーは、1980年代半ばにこのプログレッシブ・ロックのサブジャンルがピークに達したことを示唆した。1984年のこのサブジャンルの夜明けには、イギリスのネオ・プログレッシブ・ロック・バンドがすべて楽曲をリリースした。有名なネオ・プログレッシブ・ロックのアルバムには、マリリオンのセカンド『破滅の形容詞』、パラスの『ザ・センティネル』、ペンドラゴンの『Fly High Fall Far』、トゥエルフス・ナイトの『Art and Illusion』、ソルスティスの『サイレント・ダンス』、クエーサーの『Fire in the Sky』があった[5]。
Understanding Rock: Essays in Musical Analysis, New York: Oxford University Press, (1997), ISBN0-19-510005-0
Hegarty, Paul; Halliwell, Martin (2011), Beyond and Before: Progressive Rock Since the 1960s, New York: The Continuum International Publishing Group, ISBN978-0-8264-2332-0
参考
Lucky, Jerry. The Progressive Rock Files. Burlington, Ontario: Collector's Guide Publishing, Inc (1998), 304 pages, ISBN1-896522-10-6(ペーパーバック)。このジャンルのメジャーおよびアンダーグラウンド・バンドの歴史だけでなく、プログレッシブ・ロックの歴史の概要を説明している。ネオ・プログレッシブ・ロックは「A Neo Beginning」(79ページ)というタイトルのセクションから始まり、本書全体で参照されている。