ニーナタワーは計画当初の1990年代、台湾(中華民国)の台北市信義区で2004年完成当時に世界最高層となった台北101を抜き、高さ520mの地上108階建てとなるよう企図されていた。しかし付近のランタオ島沖にある赤鱲角(Chek Lap Kok)島を造成して現在の香港国際空港が建設される事になり、ニーナタワーが航空運用の障害となるため、建物の高さを大幅に計画変更した経緯がある。
主にテナントオフィスがタワー1の下層部に、ホテル(如心海景酒店:L'hotel Nina et Convention Centre Hong Kong)がタワー1上層部とタワー2に入居している。また低層部にはショッピングモールが整備され、荃湾西駅や萬景峯(Vision City)、ショッピングモールの荃新天地(Citywalk)など周辺の施設とはそれぞれペデストリアンデッキで繋がっている。