トリスタン・スチュアート・グウィン・マグナソン(Trystan Stewart Gwyn Magnuson , 1985年6月6日 - )は、カナダ連邦ブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身の元プロ野球選手(投手)。右投左打。
経歴
プロ入り前
父デビッドと叔父ポールは元大学アイスホッケーの選手で、叔父のキース(Keith Magnuson)は1970年代にNHLシカゴ・ブラックホークスで活躍した名ディフェンダーというホッケー一家に生まれる[1]。出身はバンクーバーだが、親の仕事の都合により一時イギリス・ロンドンに滞在。その後、オタワを経てアメリカ合衆国・ケンタッキー州へ移住[2]。ルイビル大学ではクローザーを務め、2007年には防御率1.09を記録[3]。
プロ入りとブルージェイズ傘下時代
2007年のMLBドラフト1巡目補完(全体56位)でトロント・ブルージェイズから指名され、入団。
2008年にA+級ダニーデン・ブルージェイズでデビューするが、24試合に先発して0勝9敗と大苦戦し、翌年からリリーフに転向した。
2010年はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツで46試合に登板し、防御率2.58という好成績を残す。7月にはエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで行われたオールスター・フューチャーズゲームに世界選抜の一員として出場[1]。
アスレチックス時代
2010年11月18日にラージャイ・デービスとのトレードでダニー・ファーカーと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[4]。
2011年2月27日にアスレチックスと1年契約を結び、3月20日にAAA級サクラメント・リバーキャッツへ異動した。5月11日にメジャーへ昇格し、5月17日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦でメジャーデビュー[5]。この年は9試合に登板し、防御率は6.14だった。11月2日にDFAとなった。
古巣復帰
2011年11月4日に金銭トレードでブルージェイズに復帰した。
2012年はA+級ダニーデンで13試合に登板し、0勝4敗、防御率5.40だった。6月にAA級ニューハンプシャーへ昇格。25試合に登板し、0勝1敗5セーブ、防御率1.95だった。9月11日に第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選のカナダ代表に選出された[6]。
2013年1月17日に第3回WBC本戦のカナダ代表に選出された[7]。
シーズンではAA級ニューハンプシャーで開幕を迎えた。10試合に登板したが、5月7日に放出された。
選手としての特徴
詳細情報
年度別投手成績
記録
- MiLB
背番号
代表歴
脚注
関連項目
外部リンク