データ通信
データ通信(データつうしん)とは、データ通信(データ・コミュニケーション / data communication)の明確な定義はない[1]とされるが、データ伝送(データ・トランスミッション / data transmission、機械によって処理される、あるいは処理された情報の伝送)と、データ処理(データ・プロセッシング / data processing、コンピュータによる情報処理)の両方機能を一つにまとめたものとされる。 しかし、現在は主に
について言う。 データ通信システムデータ伝送系とデータ処理系に分類される。
データ伝送系端末装置ターミナル、ターミナルステーションのこと。ディスプレイ、キーボード、マウスなどのいわゆるパーソナルコンピュータ、携帯情報端末 (PDA)、現金自動支払い機、など「データ通信システム」と人間の接点になるもの。 データ伝送回線
通信回線
変復調装置(モデム)
通信制御装置(CCU,Communication Control Unit)
データ処理系中央処理装置と周辺装置に分けられる。 歴史
技術プロトコルデータ通信を行なうためには確実にデータをやり取りするための仕組みが必要である。これをプロトコルという。通信回線上でのデータのやり取りをすることを基本としている。 STRSTR (Synchronous Transmitter Receiver) は、1960年にIBMが作ったプロトコルである。初期のプロトコルであり、磁気テープのデータを送るのを始めとして、カード、紙テープなどのデータをやり取りするために使われた。同期データ通信として広く使われたプロトコルの最初の物である。 BSCBSC (Binary Synchronous Communication) は、1対1だけではなく1対多の通信やバイナリデータを透過的に送ることが出来るプロトコルである。STRの後継としてIBMによって開発された。それと同時にANSIでも規格化され、ANSI X3.28として規格化されている。 出典
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