タガログ文字(タガログもじ、英語: Tagalog)は、Unicodeの45個目のブロック。
解説
フィリピンで話されるタガログ語やイロカノ語などのフィリピン北部~東部で話される諸言語を表記するためのタガログ文字、或いはバイバイン(アリバタ)(タガログ語:baybayin)を収録している。なお、現在のタガログ語やイロカノ語では基本的にラテン文字が使用されており、バイバインは現代の文書ではあまり使用されていない。
バイバインはデーヴァナーガリーなどと同様に、ブラーフミー文字から派生した所謂ブラーフミー系文字(インド系文字)の一つであり、音素文字のうち、子音字に母音記号を付加することで発音を切り替えるアブギダに分類される。書字方向はラテン文字などと同様に左から右へ横書き(左横書き)する。分かち書きは原則しない。
符号位置の順序はおおむね伝統的なブラーフミー系文字の順序に従っている。
Unicodeのバージョン3.2において初めて追加された。
収録文字
コード
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文字
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文字名(英語)
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用例・説明
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ラテン文字転写
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独立母音字
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U+1700
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ᜀ
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TAGALOG LETTER A
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母音[a]を表す。
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a
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U+1701
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ᜁ
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TAGALOG LETTER I
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母音[i]または[e]を表す。
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i/e
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U+1702
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ᜂ
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TAGALOG LETTER U
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母音[u]または[o]を表す。
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u/o
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子音字
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U+1703
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ᜃ
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TAGALOG LETTER KA
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子音[k]を表す。
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k
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U+1704
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ᜄ
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TAGALOG LETTER GA
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子音[ɡ]を表す。
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g
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U+1705
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ᜅ
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TAGALOG LETTER NGA
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子音[ŋ]を表す。
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ng
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U+1706
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ᜆ
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TAGALOG LETTER TA
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子音[t]を表す。
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t
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U+1707
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ᜇ
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TAGALOG LETTER DA
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子音[d]を表す。
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d
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U+1708
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ᜈ
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TAGALOG LETTER NA
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子音[n]を表す。
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n
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U+1709
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ᜉ
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TAGALOG LETTER PA
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子音[p]を表す。
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p
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U+170A
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ᜊ
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TAGALOG LETTER BA
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子音[b]を表す。
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b
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U+170B
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ᜋ
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TAGALOG LETTER MA
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子音[m]を表す。
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m
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U+170C
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ᜌ
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TAGALOG LETTER YA
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子音[j]を表す。
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y
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U+170D
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ᜍ
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TAGALOG LETTER RA
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子音[r]を表す。
古典タガログ語では使われておらず、現代的に派生した文字である[1]。
もともとタガログ語には[r]の音素はなかったが、スペインの植民地支配による影響で[d]と[r]を区別するようになり、現代になってバイバインを用いて現代タガログ語を表記する際に必要になったためᜇから派生した文字が新たに追加された[2]。
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r
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U+170E
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ᜎ
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TAGALOG LETTER LA
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子音[l]を表す。
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l
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U+170F
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ᜏ
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TAGALOG LETTER WA
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子音[w]を表す。
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w
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U+1710
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ᜐ
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TAGALOG LETTER SA
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子音[s]を表す。
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s
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U+1711
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ᜑ
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TAGALOG LETTER HA
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子音[h]を表す。
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h
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従属母音記号
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U+1712
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ᜒ
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TAGALOG VOWEL SIGN I
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母音[i]または[e]を表す。
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i/e
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U+1713
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ᜓ
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TAGALOG VOWEL SIGN U
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母音[u]または[o]を表す。
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u/o
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ヴィラーマ
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U+1714
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᜔
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TAGALOG SIGN VIRAMA
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ヴィラーマ。殺母音記号。母音/-a/を発音せず子音のみが読まれることを表す。
タガログ語ではkrus kudlitと呼ばれる[3]。元々はU+1715 pamudpodが本来のヴィラーマ記号であったが、スペイン帝国の植民地時代にキリスト教を象徴する十字架の形状の記号に置き換えられたことで導入された[3]。
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U+1715
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᜕
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TAGALOG SIGN PAMUDPOD
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バイバインにおける本来のヴィラーマ記号。U+1714が導入される以前はこちらが使われていた。バイバインを用いるコミュニティではkrus kudlitがスペイン帝国主義を想起させることや、母音記号のu/oとの区別が困難である点などから、ヴィラーマを表現するにあたってこちらの記号の方が好まれている[3]。
この記号がUnicodeに収録されるまではハヌノオ文字のpamudpodが代わりに(不適切に)使用されていた。
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古典的な字母
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U+171F
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ᜟ
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TAGALOG LETTER ARCHAIC RA
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サンバレスのRAとも呼ばれる[1]。
小分類名は「古典的な字母」となっているが、実際には古典タガログ語では使われておらず、現代的に派生した文字である[1]。
U+170D ᜍが定着する以前に現代タガログ語の音素[r]を表すのに用いられていた[2]。
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r
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小分類
このブロックの小分類は「独立母音字」(Independent vowels)、「子音字」(Consonants)、「従属母音記号」(Dependent vowel signs)、「ヴィラーマ」(Viramas)、「古典的な字母」(Archaic letter)の5つとなっている[1]。
独立母音字(Independent vowels)
この小分類にはバイバインのうち、頭子音のない母音の音節を表す際に用いられる独立した母音字が収録されている。
子音字(Consonants)
この小分類にはバイバインのうち、基本的な子音字が収録されている。
従属母音記号(Dependent vowel signs)
この小分類にはバイバインのうち、子音字に結合する母音記号が収録されている。
ヴィラーマ(Viramas)
この小分類にはバイバインのうち、ヴィラーマ(殺母音記号)と呼ばれる、子音字の持つ暗黙の母音/-a/を読まずに子音のみを発音することを表す記号2種類が収録されている。
古典的な字母(Archaic letter)
この小分類にはバイバインのうち、サンバレス州[1]などで用いられていた子音字RAの異体字1文字のみが収録されている。なお、小分類名は「古典的な字母」となっているが、実際には古典タガログ語では使われておらず、現代的に派生した文字である[1]。
文字コード
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
バージョン
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コードポイント[a]
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文字数
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L2 ID
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ドキュメント
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3.2
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U+1700..170C,170E..1714
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20
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L2/00-097
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Takayuki K. Sato (22 February 2000), Philippino characters (status report) (英語)
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L2/00-357
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Michael Everson (16 October 2000), New draft for Philippine script with block introduction (英語)
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14.0
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U+170D,171F
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2
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L2/19-258
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Fredrick R. Brennan (18 July 2019), The baybayin "ra", its origins and a plea for its formal recognition (revised) (英語)
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U+1715
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1
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L2/20-257
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Fredrick R. Brennan (1 October 2020), Please reclassify the Philippine pamudpod (英語)
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L2/20-272
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Fredrick R. Brennan (4 October 2020), Amended proposal to encode the Tagalog pamudpod (英語)
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L2/21-117
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Roozbeh Pournader (29 June 2021), Pamudpod properties (Tagalog and Hanunoo) (英語)
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- ^ 提案されたコードポイントと文字の名前は、最終決定と異なる場合がある。
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出典
- ^ a b c d e f "The Unicode Standard, Version 15.1 - U1700.pdf" (PDF). The Unicode Standard (英語). 2024年10月10日閲覧。
- ^ a b Fredrick R. Brennan (2019年7月18日). “The baybayin "ra", its origins and a plea for its formal recognition (revised)” (英語). Unicode. 2024年10月13日閲覧。
- ^ a b c Fredrick R. Brennan (2020年10月1日). “Please reclassify the Philippine pamudpod” (英語). Unicode. 2024年10月10日閲覧。
関連項目