セス・ローゲン(Seth Rogen, 1982年4月15日 - )は、カナダ出身の俳優、コメディアン、映画製作者、脚本家。現在はアメリカ合衆国に拠点を置いている。
来歴
生い立ち
ブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身のユダヤ系。両親はイスラエルで出会った。13歳でスタンダップコメディアンとしてデビューし、16歳の時にバンクーバーのアマチュア・コメディアン・コンテストで2位になった。
キャリア
1999年に『フリークス学園』でテレビに初出演し、同番組のプロデューサー、ジャド・アパトーに招かれ、ハリウッドに移る。2001年に『ドニー・ダーコ』で映画初出演を果たす。
2005年公開の『40歳の童貞男』で注目を集め、2007年公開の『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』や『スーパーバッド 童貞ウォーズ』がヒットし、人気のコメディアンとなった。
脚本家としても活躍しており、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』ではカナディアン・コメディ・アワードの脚本賞を受賞した。2007年公開のオーウェン・ウィルソン主演の『Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!』の脚本も手掛けた。
2011年1月に脚本・主演した『グリーン・ホーネット』のプロモーションのために監督のミシェル・ゴンドリーやジェイ・チョウらと共に来日を果たした。その際には3人で昼番組の『王様のブランチ』にも生ゲスト出演をした。
2013年の『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』は、初めて、監督をつとめた(長年のパートナーであるエヴァン・ゴールドバーグとの共同監督)。
2014年の『ザ・インタビュー』は配給を手掛けたソニー・ピクチャーズに対するサイバーテロと関連付けられ、米国各地で公開中止になった[1]が、オバマ大統領が映画業界の自己規制を助長する可能性があるとしてソニー・ピクチャーズを批判する声明を発表し、米国時間の12月24日にオンラインで公開された。
私生活
2011年、7年間の交際を経て、アメリカ人女優のローレン・ミラーと結婚した[2]。彼女はローレン・ミラー・ローゲン名義で、2018年に「パパと娘のハネムーン」で監督デビューしている。
社会活動
義母が55歳の時に若年性アルツハイマー病となり苦労した経験を元に、2012年にアルツハイマー病の研究と家族を支援する資金を集める為の事前団体「ヒラリティー・フォー・チャリティー(慈善を楽しむ)」を立ち上げ、2014年に上院の公聴会で、アルツハイマー病への政府の支援拡大を訴えている。[3]
フィルモグラフィー
映画
テレビ
脚注
外部リンク
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