『セカンドアルバム(仮) 』(セカンドアルバムかっこかり)は、日本の女性アイドルグループ『アップアップガールズ(仮) 』の2枚目のアルバム 。2014年 2月19日 にタワーレコード のアイドル専門インディーズレーベル 『T-Palette Records 』より発売された。オリジナルアルバム であるが、ベスト・アルバム 的要素もある。
当アルバムは、フィジカル ではCD2枚組の初回限定盤とCD1枚の通常盤の2種がリリースされている。初回限定盤・通常盤いずれにも収録されている曲 数は15曲で、T-Palette Recordsからリリースされた8枚のシングル曲が収録されている。初回限定盤にはさらに、これまでCD音源化されていなかった楽曲4曲と、リミックス 6曲が収録されており、合計収録曲数は25曲となっている。
当アルバムの曲順について、グループのメンバーはアップアップガールズ(仮)のライブ公演に似たものだとしている。楽曲の曲調について評論家は「EDM 」というキーワードを挙げ「攻撃的」「激しい」としているが、ミディアムテンポ(バラード )の楽曲も収録されている。ジャケット 写真は、初回限定盤がメンバーの古川小夏 のソロカットで、通常盤が新井愛瞳 のソロカットであり、他の5名のメンバーはジャケット写真に登場していない。
背景
アップアップガールズ(仮) は、2011年に結成され[ 4] [ 5] 、約1年間オリジナル曲を持たずに活動してきたが[ 5] 、2012年3月[ 6] 、4月[ 7] にオリジナル曲「Going My ↑」[ 5] を発売。さらに、同年6月には「アッパーカット! 」を発表[ 8] 。同楽曲以降、アップアップガールズ(仮)は「“前へ、前へ”という」攻撃的な(ガツガツとした[ 9] )グループへと変化を遂げ、リリースされる楽曲のテンポ が速くなっていった[ 10] 。メンバーの古川小夏 は、アップアップガールズ(仮)の楽曲のコンセプトは「ガツガツ」であり「盛り上げる系の曲が多い」と語っている[ 11] 。また、アップアップガールズ(仮)のライブも「熱く激しいステージ」と評されるものとなっている[ 12] 。一方で、2013年4月に横浜BLITZ で行われた単独ライブ 以降、アップアップガールズ(仮)は「第二章」として、攻めるだけではなく表現力を身に付けることを目標とするようになった[ 13] 。
また、アップアップガールズ(仮)は2012年9月に「チェリーとミルク」「カッコつけていいでしょ!」をライブで初披露[ 14] 。以降両曲は「ライブの定番曲」となり、音源化が希望されるようになった[ 15] 。2013年1月には初のアルバム『ファーストアルバム(仮) 』をアップフロントワークス からリリース[ 16] 。一方、移籍先のレコードレーベル であるT-Palette Records からは、2012年12月に「チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ 」をリリース[ 17] して以降、2013年9月の時点でCDシングルを7枚リリースしていた[ 9] 。メンバーの仙石みなみ はそれらのシングルが収録されたアルバムをリリースしたいという考えを表明していた[ 9] 。
リリース
2014年1月1日、アップアップガールズ(仮) は赤坂BLITZ でライブ「アップアップガールズ(仮)アプガ第二章(仮)2014年元日決戦 〜赤坂BLITZ〜」を開催した[ 18] 。同ライブのアンコールでは[ 19] 、タワーレコード 代表取締役社長の嶺脇育夫 が[ 20] 「2月19日、ニューアルバム、発売決定です」と述べ[ 21] 、アップアップガールズ(仮)にとって1年ぶりのアルバムが発売されることをサプライズで発表した[ 22] [ 23] 。
同日、タワーレコードは、アップアップガールズ(仮)のアルバム『セカンドアルバム(仮)』がT-Palette Records から2月19日に発売されることを発表した[ 15] 。同アルバムはアップアップガールズ(仮)にとって2枚目のアルバムとなり、T-Palette Recordsからアルバムをリリースするのは初となる[ 15] 。また、CD2枚組の初回限定盤とCD1枚の通常盤の2種類リリースされることも発表された[ 15] [ 24] 。
初回限定盤・通常盤いずれにも収録されている曲数は15曲で[ 25] 、2012年から2013年にかけてT-Palette Recordsからリリースした「チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ 」から「Starry Night/青春ビルドアップ 」までの[ 15] 8枚のシングル曲[ 26] [ 27] がほぼ収録[ 28] されている。さらに、初回限定盤のDisc 2には初めてCD音源化された楽曲が4曲収録されている[ 28] 。4曲は、CD音源化が希望されていた[ 15] 「チェリーとミルク」「カッコつけていいでしょ!」[ 28] 、2013年 - 2014年の年末年始のアップアップガールズ(仮)のライブで披露された[ 29] 「サンタクロース」「アプオメっ!!〜アプガのお正月だょ全員集合!〜」である[ 28] 。また、同DiscにはDJ ・リミキサーによるリミックス [ 15] が6曲収録されている[ 30] 。前作『ファーストアルバム(仮) 』にもリミックス曲は収録されているが、当アルバムではさらに多くのリミックス曲が収録された[ 31] 。初回限定盤のDisc 2の収録曲数は10曲であり[ 32] 、初回限定盤の合計収録曲数は25曲となっている[ 33] 。
2月12日、T-Palette Recordsは当アルバムの店舗限定購入特典について発表した[ 34] 。特典は以下の表の通り[ 34] 。
2月16日からは「セカンドアルバム(仮)スペシャルRemixパック」と題して、配信 限定でリミックス曲が6曲セットで販売された[ 36] 。同パックは、iTunes Store のダンスチャートで2位となり[ 37] [ 38] 、当初3日間限定配信とされていた[ 36] が、2月25日まで配信期間が延長された[ 38] 。
2月17日、タワーレコード秋葉原店で行われたアップアップガールズ(仮)のイベントで当アルバムの販売が行われた[ 37] 。2月18日にはフラゲ 日を迎え[ 39] 、2月19日には発売日を迎えた[ 40] 一方で、当アルバムの配信もiTunes Store・レコチョク ・mora にて開始された[ 38] 。同配信には初回限定盤に収録されている楽曲に加え、アップアップガールズ(仮)にとってT-Palette Recordsからリリースした3枚目のシングル曲「Dateline 」も含まれており、合計収録曲数は26曲となっている[ 38] 。
音楽性、歌詞、構成、シングル
当アルバムには、2012年12月5日にT-Palette Records 第1弾としてリリースされたシングル「チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ 」[ 17] から、2013年10月30日に同第8弾としてリリースされた「Starry Night/青春ビルドアップ 」[ 41] までの8枚のシングル曲が収録されており[ 27] 、「オリジナルアルバム 」とされているが[ 28] 「ベスト 盤」という表現も使われている[ 28] [ 42] 。
メンバーの仙石みなみ は当アルバムについて「2013年の戦った証」と述べている[ 42] 。佐藤綾乃 は2枚目のアルバムである当アルバムを、1枚目のアルバム『ファーストアルバム(仮) 』と比較して「強気な曲も増えてきて、いろんな空気が出せるようになってきたのかな」としている[ 42] 。佐保明梨 は、アップテンポな曲以外に「かわいらしい曲」「しっとりした曲」「ロマンチックな曲」も収録されていると述べている[ 37] 。曲順についてはアップアップガールズ(仮) のライブと似た構成となっており、アップアップガールズ(仮)のライブを持ち運びできるというコンセプトになっているという[ 31] [ 43] 。ライターの南波一海も雑誌『CDジャーナル』において、曲順について「夏のライブ・ハウス・ツアー を思い出しますね」と触れている[ 44] 。また、michitomo によれば「前回アルバム に続き今回も既存シングル曲のバランスをアルバム仕様にした」という[ 45] 。
Disc 1の楽曲
→シングル曲についてはシングル曲(CD)の記事も参照
初回限定盤のDisc 1の楽曲は全てシングル曲である[ 46] 。
Disc 2、その他の楽曲
初回限定盤のDisc 2のトラック1「チェリーとミルク」は、初CD音源化曲[ 15] [ 28] 。アップアップガールズ(仮)の曲は攻め曲[ 注釈 4] が多いが[ 52] 、同楽曲はかわいらしいタイプの楽曲である[ 52] [ 78] 。メンバーの佐保明梨 によれば「恋に悩む高校生の歌」だという[ 79] 。トラック2「カッコつけていいでしょ!」も初CD音源化曲で[ 15] [ 28] 、曲調はロック である[ 80] 。テーマは「私たち可愛いだけじゃない!」[ 80] 。
トラック3「サンタクロース」は、片想いしている女性の切ない恋心を描いた恋愛ソング[ 81] 。片想いしている女性の感情を歌った楽曲はこれまでにも「バレバレI LOVE YOU 」があったが、「サンタクロース」はアップアップガールズ(仮)の楽曲にはこれまでに無かったほど女性の多様な感情を表した楽曲となっている[ 52] 。タイトルの「サンタクロース 」は、「会いたくても会えない人」[ 82] 「来てほしいけど来てくれない(人)」の例えであり[ 83] 、歌詞には「サンタクロース」というフレーズは含まれていない[ 82] 。曲調は「切なさ1500%」と表現されており[ 84] 、作曲・編曲を担当したmichitomo [ 85] はアルペン のCMを意識したという[ 86] 。dwango.jpは曲調について「ハロプロ の匂いもする4つ打ち のバラード 」とし[ 87] 、原田和典 は「アプガのガーリーな部分が極まったラブソング」と評価している[ 88] 。
同楽曲の竹中夏海 による[ 84] 振り付けは、演技が入っているもので、設定が存在する[ 89] 。佐保と佐保が片想いしている人は曖昧な関係にあるという設定で、佐保は「あの人(佐保が片想いしている人)は(佐保のことを)好きなの、嫌いなの、どっちなの?」「意味わかんないあの人」という怒りを表現している[ 90] 。メンバーの関根梓 も佐保が片想いしている人に好意を持っているという設定が存在し[ 91] 、関根は「『あなたが好きだよ』っていう思いを隠しながら」[ 91] 佐保が片想いしている人にやさしくしている[ 90] 。
トラック4「アプオメっ!!〜アプガのお正月だょ全員集合!〜」は、メンバーの仙石みなみ による新年のあいさつに始まり、正月らしい雰囲気があるところから一転、テンポ が上がりアップアップガールズ(仮)らしい曲調へと変化する[ 52] 。振り付けは竹中夏海とメンバーが共に制作したもので[ 52] 、メンバーの森咲樹 が目立つシーンが複数存在する[ 92] 。
トラック5「チョッパー☆チョッパー(PandaBoY Remix)」は、「チョッパー☆チョッパー」「アッパーカット! 」「マーブルヒーロー 」がミックスされたもので[ 93] 、ライブでよく披露する攻め曲をミックスしたものとなっている[ 94] 。トラック6「リスペクトーキョー(TANUKI Remix)」は、原曲より曲調がワイルドになり、よりシュールな振り付けとなった[ 95] 。原田和典は雑誌『ミュージック・マガジン 』において同楽曲を取り上げ「斬新な和声 付け」がなされた同楽曲が「圧巻」であるとした[ 46] 。トラック8「ワイドルセブン(y0c1e Remix)」の曲調は、デジタルロック で[ 96] 、原曲と比較すると、ゲームミュージック の要素が無くなり[ 97] 、よりワイルドになっている[ 31] [ 98] 。振り付けも新しくなっており[ 31] 、腕相撲[ 31] [ 97] や冒険など、実写化されたゲームのようなものとなっている[ 97] 。
タワーレコード 新宿店限定特典のCD-Rに収録されている「サマービーム!アプガの夏Mix」[ 34] は、アップアップガールズ(仮)が2013年の夏 に開催したライブツアー『アップアップガールズ(仮)1stライブハウスツアー アプガ第二章(仮)開戦 』のアンコールで披露した[ 99] [ 100] PandaBoYによるMix[ 34] (メドレー [ 101] )。2013年夏の時点では16分12秒の長さで[ 100] 、「サマービーム! 」に始まり、何曲かを経て「サマービーム!」に戻るという流れとなっていた[ 100] 。同Mixは2013年12月18日に発売されたDVD『アップアップガールズ(仮) 1st ライブハウスツアー アプガ第二章(仮)開戦』に映像が収録されていた[ 102] が、音源化されるのは今回が初めてとなる[ 34] 。
タワーレコードの全国の店舗[ 注釈 2] &タワーオンライン限定特典のCD-Rに収録されている「年末アプガのリバースMix」[ 34] は、アップアップガールズ(仮)が2013年12月28日にCLUB CITTA' で開催したライブ[ 103] 「アップアップガールズ(仮)アプガ第二章(仮)大晦日イブイブイブ決戦 〜CLUB CITTA'〜」[ 34] のアンコール[ 103] で披露したPandaBoYによるMix[ 34] 。同ライブのセットリストを逆順で披露して(巻き戻して[ 104] )いくメドレーであり[ 103] 、その長さは最後の「サイリウム 」を含め20分を越える[ 105] 。同Mixが音源化されるのは今回が初めてとなる[ 34] 。
当アルバムの配信のトラック26「Dateline 」[ 38] の歌詞は、未来への不安・決意を歌ったもの[ 106] 。曲調はバラード[ 106] 。
アートワーク
当アルバムのジャケット は、2014年1月15日までに完成し[ 107] 、1月18日にタワーレコード によって発表された[ 108] 。初回限定盤・通常盤いずれもライブ中の写真に[ 109] 、アルバムタイトル「セカンドアルバム(仮)」とキャッチコピー「アップアップガールズ(仮)は一体何と戦っているんだっ!!」が記載されたものとなっている[ 24] 。同キャッチコピーでの問いかけに対し、メンバーの古川小夏 は「その時その時目に入ったものすべてと私たちは戦っています」と答え[ 69] 、佐藤綾乃 は自分自身と戦っていると答えている[ 51] 。
初回限定盤のジャケットには、メンバーの古川がソロで起用されており、通常盤のジャケットにはメンバーの新井愛瞳 がソロで起用されている[ 110] 。通常盤の新井のジャケット写真は、アップアップガールズ(仮) が2013年12月28日にCLUB CITTA' で開催したライブ[ 103] 「アップアップガールズ(仮)アプガ第二章(仮)大晦日イブイブイブ決戦 〜CLUB CITTA'〜」[ 34] のマーブルヒーロー のパフォーマンス中のものだという[ 111] 。ジャケット写真に掲載されているのは、古川・新井2名のみであり[ 112] 、古川・新井以外のメンバー5名はジャケット写真に掲載されていない[ 113] 。BARKS はこれを「異例の事態」と表現している[ 113] 。
この事態に対し、ファンが写真を替えて作成した多種多様な「自作パロディジャケット」「勝手Ver.」がTwitter 上で拡散される動きが現れた[ 113] [ 114] 。この動きにはアップアップガールズ(仮)のメンバーからも反応があり[ 113] 、仙石みなみ [ 115] ・森咲樹 [ 115] など、自らパロディジャケットを作成するメンバーも現れた[ 116] [ 117] [ 118] [ 119] 。
2月12日には、七大都市(仮)化作戦 エリア限定ソロ差し替えジャケット(オフィシャル差し替えジャケ写)がタワーレコードの店舗限定で特典として添付されることが発表された[ 34] 。
ブックレット には、ライブ「アップアップガールズ(仮)アプガ第二章(仮)大晦日イブイブイブ決戦 〜CLUB CITTA'〜」が行われている最中に撮影されたメンバー7名全員の写真が収録されている[ 31] 。新井は「ガチなライヴをやってる7人の顔」が収録されていると述べている[ 31] 。
批評
当アルバムの楽曲の曲調について各評論家は「EDM 」というキーワードを用いている。南波一海は雑誌『ローリング・ストーン 』において「曲調も激しいEDMがてんこ盛り」とし[ 120] 、土佐有明は雑誌『ミュージック・マガジン 』において「EDMやダブステップ を導入した攻撃的でアグレッシヴなサウンドが特徴」としており[ 121] 、土屋恵介は雑誌『MARQUEE』において「激しいEDMからポップチューンなど、メロディの際立つナンバーが並んでいる。」としている[ 26] 。また、原田和典は雑誌『ミュージック・マガジン』において、EDMというキーワードは用いず「テンションの高さ、味の濃さ」と表現し「この「過剰さ」こそがアプガの真髄なのだと言いたい」と評価し[ 46] 、土屋は雑誌『CDジャーナル』において「チョッパー☆チョッパー 」「SAMURAI GIRLS 」「アップアップタイフーン 」の3曲について評価した上で、「(同3曲)など、熱い楽曲はまさにアプガ」と評価した[ 122] 。土佐は、「あのフィジカルなライヴ[ 注釈 5] だからこそのこの曲調だろう」としている[ 121] 。
一方で、土屋は雑誌『CDジャーナル』において「SAKURADRIVE 」「Starry Night 」「あの坂の上まで、 」の3曲について評価した上で、「(同3曲)など、ポップでメロディアスな楽曲も彼女たちの魅力である」と評価し[ 122] 、土佐はアルバムの構成について「ミドル・テンポの曲を効果的に挟み、初作 に較べ緩急」が存在すると述べている[ 121] 。
歌詞について、土屋は雑誌『CDジャーナル』において「パーソナルな気持ちの伝わる」と評価し[ 122] [ 注釈 3] 、南波は雑誌『ローリング・ストーン』において「なぜかやたらと戦闘モードな歌詞が多く」と評価している[ 120] 。
ジャケット について、岡田康宏はサッカーキングにおいて「斬新なジャケットが話題になりました」と評価した[ 112] 。また、南波は、雑誌『CDジャーナル』において「相当なインパクトがありましたよね。だからファンの方がパロディしまくって拡散していったんだと思う」と評価した[ 44] 。ナタリー は、七大都市(仮)化作戦 エリア限定ソロ差し替えジャケットで用いられている写真について「それぞれのメンバーの特徴を前面に出した写真」と評価した[ 123] 。
パフォーマンス、プロモーション
アルバムの発売と前後して、いくつかの雑誌への露出が行われた。2014年2月7日に発売された『GiRLPOP 2014 SPRING』では、2nd表紙(裏表紙[ 124] )&巻末特集に起用され、当アルバムに関するインタビューが掲載された[ 125] 。その一方で、2月16日には、恵比寿LIQUIDROOM で行われた『@JAM the Field vol.5』[ 126] に出演し、当アルバム収録曲である「チョッパー☆チョッパー(PandaBoY Remix)」を初披露した[ 94] 。また、2月18日には「アプガLIVE×映像作家コラボ決戦(仮)」と題して、5名の映像作家による6本の映像作品が公開された[ 127] [ 注釈 6] 。
発売記念イベントも行われた。2月17日は「佐保明梨 エリアマネージャー(仮)主催『セカンドアルバム(仮)』超フラゲイベント“エリアマネージャーとして責任持って秋葉原店の為に超フラゲで商品持って来ちゃいました!”」と題してタワーレコード秋葉原店にて行われた[ 37] 。イベントの趣旨は「破壊王 」を自称する佐保明梨 [ 128] が、フラゲ 日という概念を破壊するために、発売日の前々日である2月17日にCDを販売するというものである[ 37] [ 129] 。同イベントは、ミニライブ[ 129] ・商品お渡し会が行われたのちに、CDが完売して不要になった段ボールを佐保が破壊して終了した[ 37] 。2月18日は、マルイシティ 渋谷1F店頭プラザにて行われ[ 130] 、「リスペクトーキョー(TANUKI Remix)」を初披露した[ 95] 。2月20日は、池袋サンシャインシティ 噴水広場 にて行われ[ 130] 、「ワイドルセブン(y0c1e Remix)」を初披露した[ 31] 。また、公開記者会見では、当アルバムの内容を紹介した[ 31] 。2月22日は、マルイシティ渋谷1F店頭プラザにて行われ[ 130] 、「ストレラ!〜Straight Up!〜(fu_mou Remix)」を初披露した[ 131] 。
曲単位でのパフォーマンス、プロモーション等
→シングル曲についてはシングル曲(CD)の記事を参照
初回限定盤のDisc 2のトラック1「チェリーとミルク」は、2012年9月2日に代官山UNIT で行われたライブ『アップアップガールズ(仮) 1st LIVE 代官山決戦(仮) 』で初披露された[ 14] 。以降単独ライブでのみ披露され、対バン などのイベントでは披露されてこなかった[ 78] 。同トラック2「カッコつけていいでしょ!」は、2012年9月2日に代官山UNITで行われたライブ『アップアップガールズ(仮) 1st LIVE 代官山決戦(仮)』で初披露された[ 14] 。その後、10月28日には(仮)CDがリリースされた[ 132] 。
同トラック3「サンタクロース」は、2013年12月19日にiTunes Store とレコチョク で配信が開始された[ 133] 。22日に(仮)CDがリリースされ[ 134] 、同日に横浜赤レンガ倉庫 1号館3Fホールで行われたライブ「アップアップガールズ(仮)アプガ第二章(仮)クリスマスイブイブイブ決戦 〜横浜赤レンガ〜」で初披露された[ 77] 。原田和典 はこのパフォーマンスについて「脳内には満天の星空とまんまるの月、汚れひとつない雪景色がフルスクリーンで現われる」と評価した[ 88] 。同楽曲は同ライブ限定という設定になっていたが[ 77] 、12月25日にマルイシティ渋谷で行われた「虹色モザイク/ENJOY!! ENJO(Y)!! 」のリリースイベントでも披露された[ 135] 。メンバーの佐藤綾乃 は同楽曲をライブで披露した際、女性ファンが泣いているのを見て「切ない曲で泣かせたっていうのは成長したな」と思ったという[ 52] 。
同トラック4「アプオメっ!!〜アプガのお正月だょ全員集合!〜」は、2014年1月1日にiTunes Storeで配信が開始され[ 19] [ 136] 、(仮)CDがリリースされた[ 137] 。また、同日に赤坂BLITZ で行われたライブ「アップアップガールズ(仮)アプガ第二章(仮)2014年元日決戦 〜赤坂BLITZ〜」で初披露された[ 19] 。
ツアー
タワーレコード 代表取締役社長の嶺脇育夫 は、2014年1月1日に行われたライブ「アップアップガールズ(仮)アプガ第二章(仮)2014年元日決戦 〜赤坂BLITZ〜」において、すでに開催が発表されていたライブツアー、アップアップガールズ(仮)1st 全国ツアー アプガ第二章(仮) 進軍〜中野に向かって〜[ 138] が『セカンドアルバム(仮)』を引っ提げてのツアーとなる旨説明した[ 139] 。
その後2月2日には、AKIBAカルチャーズ劇場 にて行われた「アップアップガールズ(仮) 定期公演 EXTRA〜アップアップガールズ(仮)は一体何と戦っているんだっ!!〜」[ 140] において、アップアップガールズ(仮)の単独公演を中野サンプラザ で開催することが、嶺脇によりサプライズで発表された[ 141] 。同公演はツアーの千秋楽として行われる[ 141] 。アップアップガールズ(仮)は2013年に横浜BLITZ で単独公演を開催するという目標を達成し[ 142] 、2014年はハロー!プロジェクト の聖地と言われている中野サンプラザで単独公演を開催することを目標としていた[ 143] 。
収録曲
CDアルバムの初回限定盤 Disc 1[ 29] ・通常盤[ 29] ・配信(1 - 15曲目[ 38] )
合計時間 : 73分11秒[ 32]
Tパレ…T-Palette Records でのシングルリリース枚数。たとえば「5枚目」なら、アップアップガールズ(仮)にとってT-Palette Recordsからリリースした5枚目のシングルであることを意味する。
CDアルバムの初回限定盤 Disc 2[ 29] ・配信(16 - 25曲目[ 38] )
# Disc2
# 配信
曲名
作詞
作曲
編曲
時間[ 32]
曲調
01_ 0 1
16
ちえりいとみるく_ チェリーとミルク
NOBE[ 149]
michitomo[ 149]
michitomo[ 149]
4:36
02_ 0 2
17
かつこつけていいてしよ_ カッコつけていいでしょ!
onodahiroyuki オノダヒロユキ[ 150]
mochilon[ 150]
mochilon[ 150]
4:34
ロック [ 80]
03_ 0 3
18
さんたくろおす_ サンタクロース
NOBE[ 151]
michitomo[ 85]
michitomo[ 85]
5:02
バラード[ 87]
04_ 0 4
19
あふおめ_ アプオメっ!!〜アプガのお正月だょ全員集合!〜
NOBE[ 152]
michitomo[ 85]
michitomo[ 85]
5:12
05_ 0 5
20
ちよつはあちよつはあ_ チョッパー☆チョッパー(PandaBoY Remix)
5:44
06_ 0 6
21
りすへくとおきよお_ リスペクトーキョー(TANUKI Remix)
5:29
07_ 0 7
22
さむらいかあるす_ SAMURAI GIRLS(★STAR GUiTAR Remix)
5:10
08_ 0 8
23
わいとるせふん_ ワイドルセブン(y0c1e Remix)
5:31
デジタルロック [ 96]
09_ 0 9
24
すたありいないと_ Starry Night(SEKITOVA & Shu Okuyama Remix)
4:08
10
25
すとれら_ ストレラ!〜Straight Up!〜(fu_mou Remix)
6:10
配信(26曲目[ 38] )
七大都市(仮)化作戦 総本山タワーレコード新宿店限定特典のCD-R[ 34] # タイトル 作詞 作曲・編曲 ミックス 1. 「サマービーム!アプガの夏Mix 〜セカンドアルバム(仮)edit〜」 PandaBoY
タワーレコード店舗[ 注釈 2] &タワーオンライン限定特典のCD-R[ 34] # タイトル 作詞 作曲・編曲 ミックス 1. 「年末アプガのリバースMix」 PandaBoY
配信限定「セカンドアルバム(仮)スペシャルRemixパック」[ 36] [ 154] # タイトル 作詞 作曲・編曲 リミックス 時間 1. 「チョッパー☆チョッパー(PandaBoY Remix)」 PandaBoY 5:44 2. 「リスペクトーキョー(TANUKI Remix)」 TANUKI 5:29 3. 「SAMURAI GIRLS(★STAR GUiTAR Remix)」 ★STAR GUiTAR 5:10 4. 「ワイドルセブン(y0c1e Remix)」 y0c1e 5:31 5. 「Starry Night(SEKITOVA & Shu Okuyama Remix)」 SEKITOVA & Shu Okuyama 4:08 6. 「ストレラ!〜Straight Up!〜(fu_mou Remix)」 fu_mou 6:10
リリース日一覧
脚注
注釈
^ 新宿店では、2014年3月9日までに購入特典の「サマービーム!アプガの夏Mix 〜セカンドアルバム(仮)edit〜」CD-Rの配布を終了し、同日より購入特典として「七大都市(仮)化作戦 エリア限定ソロ差し替えジャケット」の配布を開始した[ 35] 。
^ a b c 以下の店舗を除く[ 34] 。新宿店、札幌ピヴォ店、仙台パルコ店、秋葉原店、池袋店、名古屋パルコ店、近鉄パッセ店、梅田NU茶屋町店、難波店、梅田マルビル店、神戸店、京都店、広島店、福岡店。
^ a b アップアップガールズ(仮)の楽曲の歌詞は、同グループ自身のことを表現しているものが多い[ 48] 。
^ アップアップガールズ(仮)らしいアップテンポな曲のこと[ 77] 。
^ 土佐はアップアップガールズ(仮) のライブについて「物語性の強い振り付けをアスリートばりの運動量で魅せる」と評価している[ 121] 。
^ 作品は以下の6本[ 127] 。
リスペクトーキョー LIVE×映像作家コラボ決戦(仮)〜VJ NEGI戦〜
アップアップタイフーン LIVE×映像作家コラボ決戦(仮)〜子犬戦〜
Burn the fire!! LIVE×映像作家コラボ決戦(仮)〜カンノエヅ(えづ_にゃん)戦〜
チョッパー☆チョッパー LIVE×映像作家コラボ決戦(仮)〜KASICO戦〜
サバイバルガールズ LIVE×映像作家コラボ決戦(仮)〜VJ NEGI戦〜
リスペクトーキョー(TANUKI Remix) LIVE×映像作家コラボ決戦(仮)〜onom戦〜
出典
参考文献
外部リンク
映像
→シングル曲の映像についてはシングルCDの記事を参照
旧メンバー シングル
アルバム ライブ
2012年 2013年 2014年
アップアップガールズ(仮)1st全国ツアー アプガ第二章(仮)進軍〜中野サンプラザ 超決戦〜
2015年
アップアップガールズ(仮)全国47都道府県ツアー2015 RUN!アプガRUN! ダッシュ
アップアップガールズ(仮)全国47都道府県ツアー2015〜RUN!アプガRUN!ダッシュ アプガの夏!野音の夏!〜
2016年
アップアップガールズ(仮) 日本武道館超決戦 vol.1
2017年
アップアップガールズ(仮)これが私達の生きる道〜Way of Our Life〜
2018年
アップアップガールズ(仮)全曲ライブ〜Live of All Songs 立ち続ける事〜
2019年
アップアップガールズ(仮)5 to the 5th Power 底なしの一体感
2020年
アップアップガールズ(仮)ENDLESS SUMMER in 日比谷野音
アップアップガールズ(仮)FIVE SOUL FOREVER
2021年
アップアップガールズ(仮)ここから始まる右肩上がり〜Going my↑〜
2022年
アップアップガールズ(仮)サバイバルアップアップガールズ
写真集 テレビ番組 映画 ゲーム 関連項目
カテゴリ