『スタートレック:ピカード 』 (英 : Star Trek: Picard 、略称 PIC) は、Paramount+ (旧称 CBS All Access)で配信されるアメリカ合衆国のSFドラマシリーズである。『スタートレック 』フランチャイズでは7作目のテレビドラマシリーズであり、初めて人物名を冠した作品である。
概要
劇場版第10作『ネメシス/S.T.X 』から20年後の2399年から物語は始まり、『ネメシス/S.T.X.』でのデータ の死と劇場版第11作『スター・トレック 』で描かれた惑星ロミュラス の消滅(2387年に発生)の影響を背景に、ジャン=リュック・ピカード を中心に描かれる。
シリーズは2018年8月に発表され、2019年4月に撮影開始された。主演のパトリック・スチュワート は、『新スタートレック 』とその劇場版の主人公であったピカードを再演し、製作総指揮も兼ねる。サンティアゴ・カブレラ 、ミシェル・ハード (英語版 ) 、エヴァン・エヴァゴラ 、アリソン・ピル 、 ハリー・トレッダウェイ 、イサ・ブリオネス (英語版 ) らがメインキャストとして加わっている。またブレント・スパイナー 、ジェリー・ライアン 、マリーナ・サーティス 、ジョナサン・フレイクス ら『スタートレック 』シリーズでおなじみの俳優たちが、かつての役で多数登場する[ 2] 。
最終回のポストクレジットシーン から、新たなスピンオフ[ 注釈 1] への展開が示唆されていたものの、CBSからの発表も無く制作は未定である。
2024年10月にサン・アントニオで行われたSpaceconにて、シーズン3の終了前後に、CBSからセブン・オブ・ナインが艦長であるスピンオフの提案があったが、それは上記から続くとされていたストーリーラインとは異なっており、提示を受けたジェリー・ライアンが考えていたものとは違ったとして固辞したと明かしていた[ 3] 。
公開
シーズン1は2020年1月23日より配信され、10エピソードからなる[ 4] 。シーズン2は2022年3月3日に配信開始された[ 5] 。最終シーズン3は2023年2月16日より配信開始された[ 6] 。
日本を含む[ 7] アメリカとカナダ以外では、Amazonプライム・ビデオ により独占配信されている。その他、日本では2023年1月16日よりスーパー!ドラマTV でもシーズン1が放送されている[ 8] 。
登場人物
※声は日本語吹き替え版担当声優
メイン
クリストバル・リオス
演 - サンティアゴ・カブレラ 、声 - 花輪英司 [ 9]
チリ出身の地球人男性。かつてU.S.S.イブン・マージドの副長を務めていた元宇宙艦隊士官。小型宇宙艦ラ・シレーナを所有するフリーランスのパイロットで熟練した盗賊[ 14] [ 13] 。船内で使用される緊急用医療ホログラム (EMH)、戦術(ETH)、接客(EHH)、技術(EEH)、航法(ENH)の5体のホログラムは彼の姿を模している。シーズン2では宇宙艦隊に復職し大佐に昇進、最新鋭宇宙艦U.S.S.スターゲイザー NCC-82893 の艦長を務める。(シーズン1-2)
最初はピカードを煙たがっていたものの、接するうちに父親の様な親近感と敬意を抱くようになっていった。
タリン
演 - オーラ・ブレイディ、声 - 麻生侑里
ルネ・ピカードを守る監査官。ラリスに酷似した容姿のロミュラン人。(シーズン2)
コレー・スン
演 - イサ・ブリオネス、声 - 清水理沙
重度の遺伝子疾患にかかるアダム・スンの娘。(シーズン2)
ジャック・クラッシャー
演 - エド・スペリーアス 、声 - 佐藤せつじ
ビバリー・クラッシャーの次男。ピカードの息子。母とともに、医療支援活動に従事している。『新スタートレック』第141話「運命の分かれ道」で描かれた若いころのピカードに似た出で立ち。父親同様、有能で機転が利き、自信家な一面がある。ただ父親の若い頃と違って傲慢さは見られず、セブン・オブ・ナインからも「物事を詩的に表現する才能があり、見守ってくれているように感じる」という現在のピカードに良く似ていると評価されている。当初はピカードに反発する場面も多いものの、後半になるにつれ尊敬の念を抱くようになり、関係は改善されていく。
最終話にて、正式な宇宙艦隊の少尉としてU.S.S.エンタープライズGに艦長の「特別カウンセラー」として乗務する。シーズン2で死亡したと思われていたQ からの訪問を受け、父の裁判は終わったがこれからは君の番だと予告される。
他のスタートレック・シリーズからのゲスト出演
ガイナン
演 - ウーピー・ゴールドバーグ 、声 - 東美江 (2401年)
演 - Ito Aghayere (2024年)
U.S.S.エンタープライズDの「テン・フォワード(第10デッキの最前部の意)」というラウンジでバーテンダーをしていた長命異星人エル・オーリア人女性[ 18] 。本作では2401年と2024年の両時期で、ロサンゼルスで「10」というバーを営んでいる[ 注釈 11] 。(シーズン2)
ビバリー・クラッシャー
演 - ゲイツ・マクファーデン 、声 - 一城みゆ希
『新スタートレック』の主要登場人物。U.S.S.エンタープライズD、Eで医療部長を務める。ピカード提督とは少尉時代から旧知の仲。本作では民間の医療団体マリポーサ所属の医療船S.S.エレオスXII NAR-59019の船長として医療支援活動を行っている。友人たちとは長年音信不通である。 (シーズン3[ 22] )
エリザベス・シェルビー
演 - エリザベス・デネヒー (英語版 ) 、声 - 平野文
『新スタートレック』でシーズン3「浮遊機械都市ボーグ」に登場。ボーグ集合体の侵略行為に対抗するため、対ボーグ戦略の専門家としてU.S.S.エンタープライズDに派遣され、有能な行動力を持つ地球人の少佐だった。彼女同様に有能でスピード出世したライカー中佐と対立しつつ、彼を支えた。
本作ではクランシー元帥の後任として宇宙艦隊最高司令官となっており、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701-F を指揮してフロンティア・デー[ 注釈 14] の250周年記念式典の開始を宣言する。(シーズン3)
劇中において可変種に狙撃されるが、ショーランナーによると生存しているとのこと。
その他の登場人物
シーズン1
オルタン・スン
演 - ブレント・スパイナー
データを製作したヌニエン・スン博士の息子でブルース・マドックスの共同研究者。
シーズン1終了時期からシーズン3開始時期の間に死去。
シーズン2
イヴェット・ピカード
演 - Madeline Wise
ジャン=リュックの母。
モーリス・ピカード
演 - James Callis
ジャン=リュックの父。
執政官
演 - Jon Jon Briones
地球連合[ 注釈 2] が存在する時間軸でのアニカ・ハンセン(セブン・オブ・ナイン)大統領の夫。
テレサ・ラミレス
演 - Sol Rodríguez
2024年のロサンゼルスに住むヒスパニック系の医師。
パンク・ガイ
演 - カーク・サッチャー (英語版 )
劇場版第4作『故郷への長い道 』において、1986年のサンフランシスコのバスの中でラジカセで大音量でパンク音楽を流していた人物。2024年のロサンゼルスのバスの中にほぼ同じ出で立ちで再登場。スポックにバルカン掴みを受けて失神させられた経緯から、「静かにしろ」というセブンに首をさすりながら大人しく従う[ 27] 。
ルネ・ピカード
演 - Penelope Mitchell
ジャン=リュック・ピカードの祖先で宇宙飛行士。
ダイアン・ウェルナー博士
演 - リー・トンプソン
一部エピソードで監督を務めるリー・トンプソンのカメオ出演。
シーズン3
シドニー・ラ=フォージ 、声 - 合田絵利
演 - Ashlei Sharpe Chestnut
U.S.S.タイタン NCC-80102-Aに搭乗する操舵士。ジョーディ・ラフォージ准将の次女。少尉。
父からタイタンを降りるよう説得されてもクルーを家族と思い拒否したり、謹慎中のセブンオブナインを訪れて支えようとする等の言動は、人間だけでなく、アンドロイドのデータや、ボーグのブルーとも分け隔てなく友情を育んできた若かりし頃の父を彷彿とさせる。
最終話にて中尉に昇進。
アランドラ・ラ=フォージ
演 - ミカ・バートン
ジョーディ・ラ=フォージ准将の長女。シドニーの姉。少尉。
演者のミカ・バートンは、ジョーディ・ラ=フォージ役のレヴァー・バートンの実の娘。
リアム・ショウ
演 - トッド・スタシュウィック 、声 - 石住昭彦
U.S.S.タイタン NCC-80102-Aの艦長。大佐。「ウルフ359の戦い 」ではU.S.S.コンスタンスの機関部士官としてボーグとの交戦に参加した経緯からピカード提督に好い印象を持っていなかった。長年生き残った罪悪感に悩まされており、ホロデッキでのピカードへの暴言の直後、自嘲気味に後悔する様子も見られた。
自分を規則を守るだけのつまらない男と認識している。殉職するまで一切表には出さなかったものの、良い意味で規則に捉われないセブンオブナインを高く評価しており、彼女の大佐への昇格と艦長職への就任を艦隊司令部へ推薦していた。
機関部士官出身の将官であるジョーディ・ラ=フォージ准将を尊敬している。
ヴァーディク
演 - アマンダ・プラマー 、声 - 定岡小百合
戦艦シュライクの艦長。可変種 。ドミニオン戦争時に自身らを苦しめた宇宙艦隊のプロジェクト・プロテウスの科学者の姿をとり、惑星連邦に対する憎しみを忘れないようにしている。
オドーと似た境遇にありながら、モーラ博士程の倫理観を持たない科学者に実験対象とされたため、固形種に対しての憎悪感が増幅されている。
あらすじ
シーズン1
シーズン1は主に2399年のピカードの行動を追いながら、彼の人生を変えた2385年のロミュラン崩壊にまつわる出来事がたびたび描かれる。ピカードはデータの死と再び向き合う。
2385年、ロミュラン主星の超新星爆発が近づく中、ピカード とラフィはロミュラン人 救出活動を指揮し、火星の造船所ではロミュラン人輸送のための艦船の建造が進む。しかし、人工生命(シンス)が突如反乱を起こして火星の造船所を破壊したため、艦船が不足した宇宙艦隊はロミュラン人救出活動から撤退し、シンスを禁止する。ピカードはこの決定に抗議して辞任し、実家のワイナリーに隠棲する。
2399年、ピカードは不治の脳の難病[ 注釈 18] を発症している。そこへ、ダージという女性がピカードに助けを求めに来る。ピカードは、ダージが殉職したデータ の神経系が転写された彼の"娘"に相当する有機体のシンスだと知るが、シンスに滅ぼされた古代種族の記憶を受け継ぎ、シンスの絶滅を使命とするロミュランの秘密組織ジャット・ヴァッシュ によりダージは殺害されてしまう。ダージに"双子"のソージがいることを知ったピカードは彼女を保護すべく、かつて部下であったラフィ、小型宇宙艦ラ・シレーナ号の船長でフリーランスのリオス、そしてシンスの研究者のアグネスとともにラ・シレーナ号で宇宙に出る。道中、ピカードを守るロミュラン人の剣士エルノア も加わる。
ピカード達はロミュラン領域で休眠中のボーグ・キューブ に向かい、ボーグ再生センターに勤めるソージを発見する。そして、ピカード達はセブン・オブ・ナイン 、ライカー 、トロイ 、ブルー(ヒュー) などに助けられ、ダージとソージの故郷で、シンス達が独自の社会を築いている惑星コッペリウス[ 注釈 19] にたどり着く。一方、ジャット・ヴァッシュもソージに接近し、惑星コッペリウスの位置を突き止める。ロミュラン艦隊が迫る中、ピカード達はシンス達を逃がそうとするが、シンスの一人スートラは高度な人工生命と通信を取り有機生命の絶滅を図る。ピカードが時間を稼ぐ中、ピカードの要請を受けた宇宙艦隊が来てロミュラン艦隊と対峙し、高度な人工生命との通信もピカードに説得されたソージが止め、危機は避けられる。
その直後、ピカードは不治の脳の難病で死ぬが、意識を有機体のシンスに移植される。この過程において、ピカードの意識はシミュレーション内に保存されていたデータの意識と再会する。データの希望により、シミュレーションに保存されていた彼の意識は死を与えられる。シンスの禁止令は解かれ、ソージとセブン・オブ・ナインの加わったラ・シレーナは宇宙に飛び立つ。
シーズン2
シーズン2は、ピカードたちが飛ばされた別の時間軸の2401年と、時間軸の分岐を修正するために訪れる2024年を舞台に描く。ピカードは少年時代のトラウマを再体験して克服するとともに、因縁のあるQ やボーグ との関係に変化が現れる。
2401年、仮面をつけたボーグ・クイーン が惑星連邦 加盟を求めて現れ、ピカードは艦隊の同化を防ぐために船を自爆させる。気が付くと、ピカード、セブン・オブ・ナイン 、ラフィ、リオス、エルノア、アグネスはQによって別の時間軸に飛ばされており、そこでは全体主義的な地球連合が残酷な圧政を敷く。ピカード達は時間軸の分岐を修復するため、捕虜となっていたボーグ・クイーンの助けで2024年に飛ぶ。
2024年、ピカードの先祖である宇宙飛行士のルネ・ピカードが搭乗するエウロパ への有人宇宙飛行が間近に迫る。Qは遺伝子学者のアダム・スンに接触し、彼にルネの搭乗を妨害させることで歴史を変えようとするが、ピカード達はこの時代に地球でバーを経営していたガイナン 、ルネを見守っていたロミュラン人の監査官タリンの協力を得てQの干渉を阻止する。一方、捕虜となっていたボーグ・クイーンはナノプローブを注入してアグネスを支配し、2024年の地球を同化しようとするが、征服ではなく協力でボーグ集合体を建設しようとアグネスの人格に説得され、ラ・シレーナ号で飛び去る。
この過程において、ピカードは自分の過ちで母が自殺した思い出を追体験し、Qはすべてが彼に過去を克服させるための試練であったことを明かす。死期が迫るQは、「友人」であるピカードが自分のように孤独に死ぬのではないかと憂い、ピカードがピカード自身を赦して孤独でない人生を歩むことを望む。そして、Qは最後のパワーを使い、過去に残ることを選んだリオス[ 注釈 20] 以外を元の時間軸の2401年に戻す。
船を自爆させる直前に戻ったピカードは、仮面をつけたボーグ・クイーンの正体がアグネスであることを見抜き、船の自爆を止めさせる。そして、ボーグ船と宇宙艦隊は協力して謎の破壊的な現象を阻止し、ボーグの惑星連邦への暫定加盟が認められる。
シーズン3
シーズン3は、2401年のフロンティア・デー[ 注釈 14] 250周年の式典の前後を描く。ピカードは未知の家族を見つけ、かつてのU.S.S.エンタープライズDの士官たちと再会して惑星連邦を揺るがす陰謀と対決する。
2401年、ビバリー・クラッシャー は密かにピカード との間に息子ジャックをもうけていたが、宇宙艦隊を含む様々な組織にジャックが狙われたため、ピカードに救難信号を送って助けを求める。ピカードはライカー やセブン の助けを得て、U.S.S.タイタン NCC-80102-A で連邦領域外に出て二人を救う。ヴァーディクの指揮する強力な戦艦シュライクの攻撃や、タイタン艦内に潜んでいた可変種 がもたらす窮地を脱する。艦隊情報部に勤務していたロー・ラレン に、固形種を憎む可変種が艦隊内に浸透していると警告され、なぜか可変種が狙うジャックを乗せてタイタンで逃亡する。
ウォーフ とラフィはロー[ 注釈 21] の指示の下で、潜入捜査員としてデイストロームから盗まれた量子トンネル技術を追跡するが、別の盗難品が目当てであったと知る。二人はタイタンに合流したのち、ライカーを加えてデイストローム研究所の宇宙ステーションに侵入し、新たに製造され保存されていたデータ を回収するも、ライカーは捕らえられる。タイタンはジョーディ・ラ=フォージ の協力を得て逃亡し隠れる。ジャックを求めるヴァーディクを罠にかけて捕らえるが、逆にタイタンは制圧される。ヴァーディクらは宇宙艦隊が生体実験で作り出した、固体種を正確に模倣する新種の可変種だとわかる。ジャックには他人を操るテレパシー能力が発現する。ウォーフとラフィがライカーとディアナ・トロイ を解放する。デイストロームから盗まれたのはピカードの遺体であり、頭頂葉が切除されている。ローア の人格を統合したデータがタイタンの制御を奪い返し、ヴァーディクを倒しシュライクを破壊する。かつてのエンタープライズの士官たちはタイタンに集結する。
ジャックはピカードを通じボーグ の改変した遺伝子を受け継ぎ、他人を操作できることが分かる。ジャックはタイタンから逃げてボーグ・キューブに入り同化される。ボーグは可変種と組み、ピカードの遺体から回収したボーグの遺伝子を転送装置を使うすべての艦隊士官に密かに組み込んでいる。フロンティア・デーの式典の日、前頭葉 が未成熟な若い艦隊士官はボーグの遺伝子が発現し、同化されて反乱を起こし、新システムにより同期していた艦隊全体が同化されて地球を攻撃する。ピカードらはタイタンから逃げ、ジョーディが修復していたU.S.S.エンタープライズ NCC-1701-D に乗り込む。セブンがタイタンを奪回して艦隊を攻撃し時間を稼ぐ間、エンタープライズは木星に隠れたボーグ・キューブを発見してジャックを取り戻し、キューブを破壊する。艦隊士官たちの同化はすべて解け、危機は避けられる。
1年後、タイタンはU.S.S.エンタープライズNCC-1701-G に改称され、セブンが艦長、ラフィが副長となる。ジャックは「艦長の特別カウンセラー」として搭乗する。Qがジャックの前に姿を現し試練を予告する。
エピソード
シーズン1
シーズン2
シーズン3
製作
企画
2018年6月、『スタートレック:ディスカバリー 』 のショーランナーである アレックス・カーツマン は『スタートレック 』フランチャイズのドラマ製作を『ディスカバリー』以外にも広げるため、CBS Television Studioと5年間にわたる契約を結んだ[ 33] 。その一つの候補が、パトリック・スチュワート がかつてのジャン=リュック・ピカード 役を再演する新シリーズであった[ 34] [ 35] 。カーツマンと『ディスカバリー』のシーズン1に参加したアキヴァ・ゴールズマン がプロジェクトに加わった[ 35] 。
CBSがカーツマンに『スタートレック』の新シリーズを打診した時、カーツマンはピカードが最も偉大な『スタートレック』艦長であると考え、彼を中心に据えたシリーズを希望するリストに入れた。
スチュワートはかつて『スタートレック』シリーズは卒業したと発言していたが、ゴールズマンとカーツマンは2017年後半にスチュワートに接触した。二人と、『ディスカバリー』の脚本家のKirsten Beyerがスチュワートに面会した[ 36] 。スチュワートはオファーを断るつもりで面会に臨んだが、彼らとの話で興味を抱き、3ページのアウトラインを書くよう依頼した[ 36] [ 37] 。そこでゴールズマンは友人で作家のマイケル・シェイボン をプロジェクトに参加させ、34ページのアウトライン文書を作ってスチュワートに送った。2018年3月にスチュワートは彼らに再会し、アウトラインの方針に賛同した。プロジェクトへの参加を決断するにあたって、スチュワートは新シリーズが他のシリーズとは異なるものになるよう願い、「ファンが覚えていたものや期待するものと違うものにならなくては、新たに作る意味がないじゃないか」と語った[ 36] 。シリーズが冗談のようなものになることを心配したが、プロジェクトのチームから否定する確認を受け取った[ 37] 。
2018年8月4日、スチュワートはラスベガス のスタートレック・コンベンションで正式に自らが主演する新シリーズを発表した。スチュワートは、製作総指揮チームにも加わった。Beyerは創作チームに残った[ 11] 。シリーズの配信は2019年に予定された[ 38] 。製作総指揮チームの一人である カディンは、シリーズがリミテッドシリーズではなく複数シーズンにわたり、配信時期は『ディスカバリー』や他の新シリーズと重ならないと発表した。カーツマンはさらに、ピカードの新シリーズがユニークな作品となり、独自のリズムと現実世界の感覚を備えた、黙想的なものになるだろうと語った[ 39] 。CBSの重役のDavid Nevinsは、シリーズが2019年末に、『ディスカバリー』のシーズン2およびショート・トレックの後にCBS All Accessで配信されるだろうと語った[ 40] 。
2019年1月、スチュワートはシリーズのシーズン1が10話からなると語り[ 37] 、翌月には3シーズンを予定すると付け加えた[ 41] 。シリーズは同年3月の段階ではStar Trek:Destiny と呼ばれていた[ 42] 。しかし5月には、Star Trek:Picard が公式のタイトルとなった[ 43] 。シーズン1のショーランナーはマイケル・シェイボン が務め、シーズン2ではアキヴァ・ゴールズマン とTerry Matalasが共同で務め、シーズン3ではMatalasが単独で務めた。
脚本
初期の脚本チームは2018年9月に作業し始め、2週間にわたってスチュアートと共同作業を行った[ 38] [ 44] 。すぐに脚本チームは拡張され[ 44] 、12月までには8話からなるシリーズ構成となった[ 39] 。シリーズの時代は2002年に公開された劇場版第10作『ネメシス/S.T.X 』の20年後に設定された[ 45] 。カーツマンは、2009年の劇場版第11作『スター・トレック 』で描かれたロミュラスの消滅によって、登場人物たちが大きく影響されると語った[ 36] 。スチュワートは、シリーズが一話完結ではなく連続したストーリーであり、『新スタートレック 』の最終話とほぼ同じ時間軸であるにもかかわらず、髭は生やさないと言った[ 37] 。
カーツマンは、シリーズの使命は、名誉退職した人物の心理面を描くことであり、スチュアートのような老齢の俳優を主人公にしたテレビドラマシリーズはあまり例がないと語った。登場人物たちは、深い谷間を抜けてロッデンベリーの楽観的なビジョンに向かう道を見つけなければならないと話した[ 46] 。シーズン1では『ネメシス/S.T.X.』でのデータの死により影響を受けたピカードの内面と、ロミュラスの破壊の後に思うようにロミュラン人を救うことができず宇宙艦隊を退職した選択の結果を描く。シーズン2では、ピカードの過去の家族との関係と、彼が前に踏み出すことを妨げてきた事柄を描く。シーズン3では、ピカードだけでなく、他の『新スタートレック』の登場人物の退場を描く。
キャスティング
パトリック・スチュワートはかつての役を再演する
2018年8月の公式発表で、スチュワートがピカード役を務めることが発表された[ 11] 。2019年3月、 サンティアゴ・カブレラ とミシェル・ハード (英語版 ) がメインキャストに加わることが発表された。カブレラは多くの番組のオファーを断って本作を選んだ[ 14] 。同月、エヴァン・エヴァゴラ のメインキャスト入りが発表され、4月には、アリソン・ピル 、ハリー・トレッダウェイ 、イサ・ブリオネス (英語版 ) がメインキャストに加わった[ 12] 。
デザイン
これまでのドラマシリーズ及び映画よりも先の未来を舞台にすることもあり、カーツマンはシリーズのデザインが派手なSF的なものではなく、はるか未来であるにもかかわらず、地道で現代のデザインにつながるものであると語った[ 47] 。
撮影
撮影は2019年4月22日に、カリフォルニア州 のサンタクラリタ のスタジオで開始された[ 48] [ 42] 。2018年12月、トロント で撮影された『スタートレック:ディスカバリー 』と異なりカリフォルニア州で撮影されることで、州から1560万ドルの税還付を受けた [ 49] 。シーズン1の最初の3話はHanelle Culpepperによって監督された。Culpepperは『スタートレック:ディスカバリー』でも監督を務めている。次の2話はジョナサン・フレイクス によって監督された。撮影は2019年9月1日に終了した。
派生番組および関連メディア
スタートレック:ショートトレック
本作の前日譚の短編番組が、アンソロジーシリーズ『スタートレック:ショートトレック 』 のシーズン2の第6話『火星の子ら』("Children of Mars ")として2020年1月9日に配信され、ピカード提督が登場した。2021年3月3日に発売された『スタートレック:ピカード』シーズン1 DVDおよびBlu-Rayに収録されている。[ 50] [ 51]
コミック
本作の前日譚がコミック『 Star Trek: Picard Countdown』としてIDWパブリッシングより刊行(2019年11月27日第1巻発行、全3巻)されている。脚本はカースティン・ベイヤーとマイク・ジョンソン、作画はエンジェル・ヘルナンデス。2385-86年を舞台に、宇宙艦隊提督時代のピカードがオデッセイ級U.S.S.ヴェリティ NCC-97000を指揮し、超新星爆発が迫る中でロミュラン領域のコロニーから住民を退避させる任務にあたる。『ピカード』で登場するキャラクターたちが描かれる。
The Ready Room
シーズン1では、各話配信直後にFacebook でライブショー"The Ready Room "が配信されている。スタッフたちを招いて各話の背景が語られ、かつて『新スタートレック 』に出演したウィル・ウィートン がMCをつとめる。なお、"The Ready Room "は『スタートレック:ディスカバリー 』のシーズン2からアフターショーとして配信されている。
小説
2020年2月1日、ジャン=リュック・ピカード の宇宙艦隊からの辞職につながる出来事を描いたUna McCormackによる小説"The Last Best Hope "が出版された。
オーディオドラマ
"No Man's Land" と題されたオーディオドラマが2022年2月22日に公開された。シーズン1直後のラフィとセブン・オブ・ナインがW主演となる[ 52] 。
リリース
配信
10話からなるシーズン1は2020年1月23日から、アメリカ合衆国内ではCBS All Access(のちにParamount+ に改名)によって配信されている[ 40] [ 45] 。『スタートレック:ディスカバリー 』と同様に、カナダ国内では配信同日にBell Mediaの保有する英語のSpace チャンネルとフランス語のZチャンネルで放送され、後にCraveで配信された[ 53] 。2023年8月にCraveでの配信は終了した。日本を含むその他200カ国では、Amazonビデオ がアメリカでの配信の24時間以内に配信した[ 54] 。シーズン2、3も同様にリリースされた。なお、日本では2024年1月以降、WOWOWオンデマンド およびJ:COM STREAMのラインアップに追加されて始まったParamount+サービスにおいても配信される予定である[ 55] 。
Blu-ray・DVD
シーズン1のBlu-Ray およびDVDは2021年3月3日に発売された。[ 50] [ 56]
シーズン2のBlu-Ray およびDVDは2022年11月23日に発売された。[ 57]
シーズン3のBlu-Ray およびDVDは2023年12月6日に発売された。[ 58]
注釈
出典
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関連項目
外部リンク
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