スタートレック:ディープ・スペース・ナイン
『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』(英: Star Trek:Deep Space Nine、略称: DS9)は、アメリカのSFテレビドラマシリーズ。『スタートレック』シリーズの3番目のテレビシリーズで、1993年から1999年にかけて放送された。日本では1996年から2002年にかけて途中中断をはさみながら放送された。前作『新スタートレック』および次作『スタートレック:ヴォイジャー』と、放送上も設定上も時期が重なっている。 ストーリー『新スタートレック(TNG)』で宇宙艦エンタープライズDが活躍する24世紀後期に時を同じくした、辺境の宇宙ステーション「ディープスペースナイン」を舞台としたスピンオフ的なテレビシリーズ。能動的に異星を訪問するエンタープライズとは対照的に、受動的に異星人に遭遇するドラマである。DS9シーズン1はTNGシーズン6と並行して開始し、最終のDS9シーズン7はVOYシーズン5と重なる。 あらすじ長い歴史を持ち厚い信仰文化を持つベイジョー星は、資源に乏しい爬虫類系ヒューマノイド「カーデシア連合」に侵略を受け、長年支配されていた。レジスタンスとマキと呼ばれる反乱組織の奮闘で独立を勝ち取ったベイジョーは、さしあたり惑星連邦の保護統治下に入り(連邦加盟はしていない)、ベイジョーの衛星軌道上に浮かぶカーデシアの鉱石加工宇宙ステーション「テロック・ノール」は、ベイジョー臨時政府の依頼により惑星連邦とベイジョーとの共同管理基地「ディープ・スペース・ナイン」となった。 基地の司令官として惑星連邦宇宙艦隊のベンジャミン・シスコ中佐が赴任するが、シスコ中佐はベイジョーの信仰する「聖なる神殿(ベイジョー・ワームホール)」と「預言者」から「選ばれし者」という神命を受け、大量に資源をはく奪され疲弊したベイジョーとそれを支援する惑星連邦の橋渡しをしていく。また件のベイジョー・ワームホールは数万光年離れたガンマ宇宙域へ一瞬で移動できることが判明し、その利権をめぐってカーデシアとの摩擦が激化、さらにシーズン3以降はガンマ宇宙域からの侵略者「ドミニオン」からの連邦を守るための戦い、ドミニオン戦争へと発展していく。 宇宙ステーションを訪れる異星人どうしの交流を軸に、物語が銀河大戦へと進んでいくところから、同時期にアメリカで放送されていた『バビロン5』と比較されることも多い。シリーズ第一作『宇宙大作戦』がアメリカ西部各地を旅するテレビドラマ『幌馬車隊』をアイディアソースにしていたのに対し、本作では土地を守る物語である『ライフルマン』が元になっている[1]。 登場人物→詳細は「スタートレック:ディープ・スペース・ナインの登場人物」を参照
※ 階級、職業は第1シーズン、または初登場時のもの。演の括弧内は日本語吹き替え。 レギュラー
セミレギュラー
放映リスト→詳細は「スタートレック:ディープ・スペース・ナインのエピソード一覧」を参照
最終話邦題この番組の最終回が日本で最初に放映された(スーパーチャンネル)時の邦題は「炎の宇宙最終決戦」となる予定であったが、あまりにもセンスが無さ過ぎるというファンの抗議に答える形で直前に「終わりなき始まり」に変更になった。しかし一部の地上波では旧邦題のままで放映されている場合もある。 脚注
外部リンク公式
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