ジョアン・ベーロ級フリゲート (ポルトガル語: Fragata classe Comandante João Belo) はポルトガル海軍のフリゲートである。コマンダン・ジョアン・ベーロ (Comandante João Belo) とも。
概要
本級は、フランスのコマンダン・リヴィエル級フリゲートの設計を採用している。建造はフランスで行なわれ、4隻が就役した。1970年代、植民地(ポルトガル海上帝国)が相次いで独立を宣言し、植民地戦争を戦っていたころは、アフリカ沿岸に出撃している。
1990年代中盤には近代化改修が行なわれた。この改修は下記の内容を含んでいた。
なお、艦載機の運用設備(ハンガーおよび飛行甲板)の設置も考慮されていたが、コスト面の問題から、最終的に断念された。
3番艦「コマンダン・ロベルト・イヴァンス」(F482)が事故によって早期退役した以外は、3隻ともにゼロ年代の中盤ないし後半まで就役を継続したのち、オランダより購入した中古のカレル・ドールマン級フリゲートによって代替されて、2008年までに運用を終了した。退役艦のうち2隻(1番艦および4番艦)はウルグアイ海軍において再就役している。
同型艦
ポルトガル海軍 |
退役/再就役後
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#
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艦名
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起工
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進水
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就役
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退役
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再就役先
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艦名
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就役
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退役
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その後
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F480
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コマンダン・ジョアン・ベーロ (Comandante João Belo)
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1965年 9月6日
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1966年 3月22日
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1967年 7月1日
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2008年
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ウルグアイ海軍
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ROU 01
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ウルグアイ (Uruguay)
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2008年 4月8日
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2022年 8月12日
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F481
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コマンダン・エルメネヒルド・カペロ (Comandante Hermenegildo Capelo)
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1966年 5月13日
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1966年 11月29日
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1968年 4月26日
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2004年
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予備役編入されている。
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F482
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コマンダン・ロベルト・イヴァンス (Comandante Roberto Ivens)
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1966年 12月13日
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1967年 8月11日
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1968年 11月23日
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1998年
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NATOの演習中にタンカーと衝突、大破。艦齢を考慮して、修復されずに退役した。
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F483
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コマンダン・サカデュラ・カブラル (Comandante Sacadura Cabral)
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1967年 8月18日
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1968年 3月15日
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1969年 7月25日
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2008年
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ウルグアイ海軍
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ROU 02
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コマンダンテ・ペドロ・キャンベル (Cte. Pedro Campbell)
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2008年 4月8日
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2015年 12月
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スクラップとして廃棄。
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外部リンク
参考文献