アルバトロス級哨戒艇(ポルトガル語: Classe Albatroz)は、ポルトガル海軍の哨戒艇の艦級[1][2]。2隻は東ティモール国防軍に譲渡された[3]。
建造はアルフェイテ造船所で行われた。船体は鋼製である。レーダーとしては当初はケルビン・ヒューズ14/9を搭載していたが[1]、後にデッカ316Pに換装された[2]。
1999年の海軍再編に伴い、2003年にアギアとシズネの2艇が20mm機関砲を撤去し、3tまでの輸送能力を有する多用艇として改装された。レーダーは古野電気FR1510 Mk2を搭載している[4][5]。
同型艦
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# |
艦名 |
就役 |
退役 |
その後
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ポルトガル
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P 1162 |
アルバトロス NRP Albatroz |
1974年 |
2002年 |
東ティモール国防軍で「オエクシ」として再就役
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P 1163 |
アソル NRP Açor |
東ティモール国防軍で「アタウロ」として再就役
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P 1164 |
アンドリーニャ NRP Andorinha |
1975年 |
2003年 |
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P 1165 |
アギア NRP Águia |
就役中 |
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P 1166 |
コンドル NRP Condor |
1976年 |
2011年 |
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P 1167 |
シズネ NRP Cisne |
就役中 |
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ポルトガル領マカオ
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B-1 |
モンデゴ Mondego |
n/a |
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B-2 |
テージョ Tejo |
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B-3 |
ドウロ Douro |
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参考文献