ジェイク・トンプソン

ジェイク・トンプソン
Jake Thompson
ユカタン・ライオンズ #38
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ロックウォール郡ロックウォール英語版
生年月日 (1994-01-31) 1994年1月31日(30歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 MLBドラフト2巡目
初出場 MLB/ 2016年8月6日
KBO/ 2019年3月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
パンアメリカン競技大会
2015 野球

ジェイコブ・キース・トンプソンJacob Keith Thompson, 1994年1月31日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ロックウォール郡ロックウォール英語版出身のプロ野球選手投手)。メキシカンリーグユカタン・ライオンズ所属。右投右打。

経歴

プロ入りとタイガース傘下時代

2012年MLBドラフト2巡目(全体91位)でデトロイト・タイガースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースでプロデビュー。7試合に先発登板して1勝2敗・防御率1.91・31奪三振の成績を残した。

2013年はA級ウェストミシガン・ホワイトキャップス英語版でプレーし、17試合(先発16試合)に登板して3勝3敗・防御率3.13・91奪三振の成績を残した。

2014年はA+級レイクランド・フライングタイガース英語版とAA級エリー・シーウルブズでプレー。7月13日に行われたオールスター・フューチャーズゲームでは勝利投手になった[1]

レンジャーズ傘下時代

2014年7月23日ホアキム・ソリアとのトレードで、コーリー・クネイブルと共にレンジャーズへ移籍した[2]。移籍後は傘下のAA級フリスコ・ラフライダーズへ配属され、移籍前を含めて3球団合計で25試合(先発24試合)に登板して10勝5敗・防御率3.12・130奪三振の成績を残した。

2015年は開幕からAA級フリスコでプレー。7月にはカナダエイジャックスで行われた第17回パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表に選出されている[3]

フィリーズ時代

2015年7月31日コール・ハメルズジェイク・ディークマンとのトレードで、マット・ハリソンニック・ウィリアムズホルヘ・アルファーロジェラッド・アイコフアレク・アッシャー英語版と共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[4][5]。移籍後は傘下のAA級レディング・ファイティン・フィルズへ配属され、移籍前を含めて2球団合計で24試合に先発登板して11勝7敗・防御率3.73・112奪三振の成績を残した。

2016年は開幕からAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレー。8月6日にメジャー契約を結んで25人枠入りし[6]、同日のサンディエゴ・パドレス戦にて先発でメジャーデビュー(4.1回を6失点で敗戦投手)[7]。次の登板となった8月12日コロラド・ロッキーズ戦でメジャー初勝利を挙げた。この年メジャーでは10試合に先発登板して3勝6敗・防御率5.70・32奪三振の成績を残した。

2018年8月10日ジャスティン・ボーアの加入に伴ってDFAとなった[8]

ブルワーズ傘下時代

2018年8月14日に金銭トレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍し、傘下のAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ配属された[9]9月3日に40人枠外となった[10]

ロッテ・ジャイアンツ時代

2018年12月13日韓国ロッテ・ジャイアンツと契約した[11]2019年6月9日、ロッテよりウェーバー公示された。

エンゼルス傘下時代

2019年12月18日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]

2020年新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグのシーズンが中止となったため、登板の機会がないまま、11月2日にエンゼルスをFAとなった[10]

メキシカンリーグ時代

2021年5月29日、メキシカンリーグユカタン・ライオンズと契約した[10]

投球スタイル

沈む速球とカーブを織り交ぜる。高校時代は強打の一塁手としても注目されていた[12][13]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2016 PHI 10 10 0 0 0 3 6 0 0 .333 237 53.2 53 10 28 1 4 32 4 0 34 34 5.70 1.51
2017 11 8 0 0 0 3 2 0 0 .600 210 46.1 50 9 22 0 5 35 1 0 27 20 3.88 1.55
2018 9 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 76 16.1 14 1 11 2 0 14 1 0 10 9 4.96 1.53
2019 ロッテ(KBO) 11 11 0 0 0 2 3 0 0 .400 267 62.2 45 4 23 0 5 60 0 0 35 36 4.74 1.23
MLB:3年 30 18 0 0 0 7 8 0 0 .467 523 116.1 117 20 61 3 9 81 6 0 71 63 4.87 1.53
KBO:1年 11 11 0 0 0 2 3 0 0 .400 267 62.2 45 4 23 0 5 60 0 0 35 36 4.74 1.23
  • 2020年度シーズン終了時

記録

MiLB

背番号

  • 44(2016年 - 2018年)
  • 50(2019年)

代表歴

脚注

  1. ^ Detroit Tigers promote prospect Jake Thompson to Double-A Erie day after Futures Game appearance”. MLive.com (2014年7月15日). 2017年1月13日閲覧。
  2. ^ Texas Rangers acquire RHP Corey Knebel and RHP Jake Thompson from Detroit Tigers for RHP Joakim Soria”. MLB.com Rangers Press Release (2014年7月24日). 2017年1月13日閲覧。
  3. ^ 2015 U.S. Pan Am Men's Baseball roster announced Official web site of USA baseball (英語) (2015年6月30日) 2017年1月13日閲覧
  4. ^ 6対2の大型トレード成立へ! レンジャーズ、先発左腕C.ハメルズらを獲得”. ISM (2015年7月30日). 2017年1月13日閲覧。
  5. ^ Rangers get Cole Hamels, reliever for lefty Matt Harrison, 5 prospects”. ESPN (2015年7月29日). 2017年1月13日閲覧。
  6. ^ Phillies designate Oberholtzer for assignment”. mlb.phillies.com. MLB Advanced Media (2016年8月6日). 2017年1月13日閲覧。
  7. ^ Thompson ready for next challenge after debut: Phillies prospect was 'amped up' in first inning of rough outing”. mlb.phillies.com. MLB Advanced Media (2016年8月6日). 2017年1月13日閲覧。
  8. ^ Todd Zolecki (2018年8月10日). “Phillies acquire slugger Bour from Marlins” (英語). MLB.com. 2018年8月11日閲覧。
  9. ^ Adam McCalvy (2018年8月14日). “Crew bullpen gets boost with return of Williams” (英語). MLB.com. 2018年8月16日閲覧。
  10. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2021年6月22日閲覧。
  11. ^ 롯데, 2019시즌 외국인 투수 계약” (韓国語). Lotte GIANTS (2018年12月13日). 2018年12月13日閲覧。
  12. ^ 「2015 - 2019 全30球団未来予想図 テキサス・レンジャーズ」『月刊スラッガー』2015年3・4月合併号 日本スポーツ企画出版社 36頁
  13. ^ 「2016 - 2020 全30球団未来予想図 フィラデルフィア・フィリーズ」『月刊スラッガー』2016年3・4月合併号 日本スポーツ企画出版社 37頁

関連項目

外部リンク