『ザ・スニーカー』は、かつて角川書店が発行していた日本の隔月刊ライトノベル雑誌。1993年4月創刊、2011年2月休刊。毎偶数月30日に発売され、通巻103号が発行された。略称は「スニーカー」。
概要
1993年創刊。判型はB5判。掲載作品のキャラクターのイラストをあしらった下敷きやポスター、フィギュアなどが、たびたび付録になっていた。
社団法人日本雑誌協会によると2007年10月から2008年9月末までの『ザ・スニーカー』の印刷証明付発行部数の1号あたりの平均は、29,834部[要出典]。姉妹誌として、ザ・スニーカーの増刊誌として発行し、角川ビーンズ文庫を母体としている隔月刊『ザ・ビーンズ』、角川ルビー文庫を母体としている『ザ・ルビー』がある。
2011年休刊。2011年4月28日、角川スニーカー文庫20周年記念特設サイトと同アドレスに『角川スニーカー文庫公式サイト ザ・スニーカーWEB』が開設され、ザ・スニーカーWEBでは書き下ろしの読み切り小説を掲載する予定であることが告知された。スニーカー大賞の選考結果も掲載されている。
沿革
- 1993年4月5日 - 1988年に創刊した角川スニーカー文庫の母体雑誌として、『野性時代』の増刊という形で創刊した。当初は季刊だった。
- 1994年 - 「女性のためのファンタジー雑誌」と銘打った姉妹誌『ザ・スニーカースペシャル』が登場。1年間(季刊で4巻)刊行される。
- 1995年6月5日 - この日発売の号で『スペシャル』の一部連載を引き継ぎ、隔月刊化される。
- 1996年4月30日 - この日発売の6月号より独立新創刊。
- 2003年 - 12月号よりロゴを変更。
- 2010年
- 2011年 - 2月28日発売の4月号をもって休刊[1]。通巻103号。休刊の報道記事によれば、2011年2月時点の発売部数は約2万部[1]。編集長の坂本浩一によれば、近年は部数は減少していなかったと述べており[2]スニーカー文庫のラインナップ強化を休刊号の編集後記や毎日新聞社の取材[3]で示唆し、ウェブや電子書籍などを用いて読者のニーズに迅速に答えていくと述べている。
- 2018年10月31日 - 角川スニーカー文庫の誕生30周年を記念して、1号限りの復活となる特別号「ザ・スニーカーLEGEND」が発刊[4]。
掲載作品
※ 作品名の五十音順。作品リストの記述は2010年12月27日現在。
小説
イラストストーリー
漫画
コラム、エッセイ(漫画形式含む)
連載終了作品
小説(連作)
※ 作品名を五十音順に並べた。また、続編のある作品はひとつにまとめた。
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
小説(短編)
※ 作品名を五十音順に並べた。また、著者が同じ作品はひとつにまとめた。
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
漫画
コラム、エッセイ(漫画形式含む)
- RPG何でも箱(安田均)
- 海の向こうにアキバあり?(堺三保)
- おっさんのたまご(秋田禎信)
- キャラクター小説の作り方(大塚英志)
- ザ・スニーカー小説コンテスト 誌上トライアル
- 死体置き場で会いましょう(平山夢明)
- 話してもわからん!!(西炯子)
- FUZZBALL PRESS(深沢美潮)
- 平成トンデモ研究所(と学会 / 山本弘)
- わたしの学生時代
ザ・スニーカースペシャル
か行
さ行
- 真紅の貴婦人(榊原姿保美)
- 末枯れの花守り(菅浩江)
- 戦国餓狼伝(藤水名子)
- 双剣奇談(飛天)
- 卒業II番外編(塚本裕美子)
な行
は行
ま行
ら行
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
|
---|
アニメ雑誌 | |
---|
ライトノベル誌 | |
---|
メディアミックス誌 | |
---|
少年・青年漫画誌 | |
---|
少女・女性漫画誌 | |
---|
文庫 | |
---|
コミックス | |
---|
テレビ情報誌 | |
---|
都市情報誌 | |
---|
その他 | |
---|
休・廃刊誌 | |
---|
休・廃刊文庫 | |
---|
関連企業 | |
---|