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獲得メダル
男子野球
アメリカ合衆国
ワールド・ベースボール・クラシック

ケンドール・グレーブマン
*Kendall Graveman*
ヒューストン・アストロズ #31
	オークランド・アスレチックス時代; （2015年7月21日）
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	アラバマ州タラプーサ郡アレクサンダーシティ（英語版）
生年月日	1990年12月21日（34歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2013年 MLBドラフト8巡目（全体235位）
初出場	2014年9月5日
年俸	$8,000,000（2023年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ベンジャミン・ラッセル高等学校; ミシシッピ州立大学（英語版）; トロント・ブルージェイズ (2014); オークランド・アスレチックス (2015 - 2018); シアトル・マリナーズ (2020 - 2021); ヒューストン・アストロズ (2021); シカゴ・ホワイトソックス (2022 - 2023); ヒューストン・アストロズ (2023);
国際大会
代表チーム	アメリカ合衆国
WBC	2023年
	この表について

ケンドール・チェイス・グレーブマン（Kendall Chase Graveman, 1990年 12月21日 - ）は、アメリカ合衆国アラバマ州タラプーサ郡アレクサンダーシティ（英語版）出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのヒューストン・アストロズ所属。愛称はディガー（Digger）^[2]。

経歴

プロ入り前

2012年のMLBドラフト36巡目（全体1097位）でマイアミ・マーリンズから指名されたが、契約には至らなかった。

プロ入りとブルージェイズ時代

2013年のMLBドラフト8巡目（全体235位）でトロント・ブルージェイズから指名され、7月5日に契約^[3]。契約後、傘下のA級ランシング・ラグナッツでプロデビュー。10試合に先発登板して1勝3敗、防御率4.31、25奪三振を記録した。

2014年はA級ランシングで開幕を迎え、4試合に登板。2勝0敗、防御率0.34と好投し、4月30日にA+級ダニーデン・ブルージェイズへ昇格した。A+級ダニーデンでは8試合連続でクオリティ・スタートを記録するなど、16試合の登板で、8勝4敗、防御率2.23と結果を残し、7月28日にAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツへ昇格^[4]。同日のビンガムトン・メッツ戦で6回を8安打1失点に抑え、8月1日にAAA級バッファロー・バイソンズへ昇格した^[5]。AAA級バッファローでも6試合の登板で、3勝2敗、防御率1.88と好投し、8月31日にブルージェイズとメジャー契約を結んだ。9月2日にメジャーへ昇格すると^[6]、5日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビュー。3点リードの8回裏から登板したが、先頭打者のヨエニス・セスペデスに右前打を打たれ、1死も取れず降板。直後に登板したアーロン・ループが適時打を打たれ、セスペデスが本塁に生還したため、この日は1安打、1失点だった^[7]。この年はリリーフとして5試合に登板し、防御率3.86だった。メジャーでは目立った活躍は出来なかったものの、マイナーでの活躍が評価され、ベースボール・アメリカのマイナーリーグ・オールスターチーム^[8]やブルージェイズ傘下のオールスターチームに選出された^[9]。

アスレチックス時代

2014年11月28日にジョシュ・ドナルドソンとのトレードで、ブレット・ロウリー、ショーン・ノリン、フランクリン・バレトと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した^[10]。

2015年は先発の一角として21試合に登板。6勝9敗、防御率4.05という成績を残し、1試合ある完投は自身メジャー初のものだった。

2016年は完全に先発ローテーションに定着し、いずれもチームトップ^[11]となる31試合、186.0イニングに投げた。防御率4.11、1つの完封勝利含む10勝11敗という成績を残し、エース格として奮闘した。

2018年7月にはトミー・ジョン手術を受けた^[12]。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった^[13]。

カブス傘下時代

2018年12月23日にシカゴ・カブスと1年57.5万ドル（2020年のオプション付き）の契約を結んだ^[14]。

2019年は手術の翌年ということもあり、マイナーでのリハビリ登板2試合に投げただけだった。オフの11月4日にFAとなった。

マリナーズ時代

2019年11月26日にシアトル・マリナーズと1年150万ドル（2021年のオプション付き）の契約を結んだ^[15]。

2020年オフの10月28日に球団が延長オプションの放棄を発表したためFAとなった^[16]が、翌日に1年125万ドルで再契約した^[17]。

アストロズ時代

2021年7月27日にエイブラハム・トロ、ジョー・スミスとのトレードで、ラファエル・モンテロと共にヒューストン・アストロズへ移籍した^[18]。オフの11月3日にFAとなった。

ホワイトソックス時代

2021年11月30日にシカゴ・ホワイトソックスと3年総額2400万ドルの契約を結んだ^[19]。

2023年はシーズン開幕前の2月10日に第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のアメリカ合衆国代表に選出された^[20]。

アストロズ復帰

2023年7月28日にコリー・リーとのトレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した^[21]。移籍後は23試合に登板し、防御率2.42としていたが、肩の痛みを訴えてポストシーズンでは登板しなかった。

オフに右肩の手術を受け、2024年の開幕は故障者リストで迎えた^[22]。

選手としての特徴

最速99.7mph^[23]（約160.5km/h）の動くボールを駆使し、打たせて取るピッチングを得意とする。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2014	TOR	5	0	0	0	0	0	0	0	0	----	18	4.2	4	0	0	0	0	4	1	0	2	2	3.86	0.85
2015	OAK	21	21	1	0	1	6	9	0	0	.400	502	115.2	126	15	38	0	5	77	4	0	57	52	4.05	1.42
2016		31	31	2	1	1	10	11	0	0	.476	786	186.0	196	22	47	2	7	108	2	0	87	85	4.11	1.31
2017		19	19	0	0	0	6	4	0	0	.600	444	105.1	114	12	32	1	4	70	5	0	50	49	4.19	1.39
2018		7	7	0	0	0	1	5	0	0	.167	158	34.1	44	9	13	0	1	27	2	0	32	29	7.60	1.66
2020	SEA	11	2	0	0	0	1	3	0	5	.250	77	18.2	15	2	8	0	0	15	0	0	13	12	5.79	1.23
2021	SEA	30	0	0	0	0	4	0	10	4	1.000	121	33.0	15	2	8	0	3	34	2	0	7	3	0.82	0.70
2021	HOU	23	0	0	0	0	1	1	0	7	.500	101	23.0	20	1	12	1	5	27	1	0	8	8	3.13	1.39
'21計	HOU	53	0	0	0	0	5	1	10	11	.833	222	56.0	35	3	20	1	8	61	3	0	15	11	1.77	0.98
2022	CWS	65	0	0	0	0	3	4	6	27	.429	285	65.0	65	5	26	2	3	66	3	0	29	23	3.18	1.40
2023	CWS	45	0	0	0	0	3	4	8	8	.429	186	44.0	33	6	20	0	5	42	2	0	20	17	3.48	1.20
2023	HOU	23	0	0	0	0	2	2	0	5	.500	96	22.1	18	3	16	0	0	24	1	1	7	6	2.42	1.52
'23計	HOU	68	0	0	0	0	5	6	8	13	.455	282	66.1	51	9	36	0	5	66	3	1	27	23	3.12	1.31
MLB：9年		280	80	3	1	2	37	43	24	56	.463	2774	652.0	650	77	220	6	33	494	23	1	312	286	3.95	1.33

2023年度シーズン終了時

WBCでの投手成績

年度	代表	登板	先発	勝利	敗戦	セ｜ブ	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	奪三振	暴投	ボ｜ク	失点	自責点	防御率
2023^[24]	アメリカ合衆国	1	0	0	0	0	4	1.1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0.00

年度別守備成績

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2014	TOR	5	1	1	0	0	1.000
2015	OAK	21	11	11	2	1	.917
2016		31	15	27	0	2	1.000
2017		19	12	15	2	4	.931
2018		7	0	4	2	1	.667
2020	SEA	11	1	6	0	1	1.000
2021	SEA	30	0	3	0	0	1.000
2021	HOU	23	0	1	0	0	1.000
'21計	HOU	53	0	4	0	0	1.000
2022	CWS	65	3	6	1	0	.900
2023	CWS	45	2	2	0	0	1.000
2023	HOU	23	3	1	1	0	.800
'23計	HOU	68	5	3	1	0	.889
MLB		280	49	72	8	8	.938

2023年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

背番号

31（2014年 - 2015年、2021年途中 - 同年終了、2023年途中 - 同年終了）
49（2016年 - 2018年、2020年 - 2021年途中、2022年 - 2023年途中）

代表歴

2023 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表

脚注

^ “Kendall Graveman Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年6月25日閲覧。
^ Explaining A's Players Weekend nicknames MLB.com （英語） (2017年8月25日) 2017年9月18日閲覧
^ "Blue Jays sign two from 2013 Draft" (Press release) (英語). MLB.com (Toronto Blue Jays). 9 July 2013. 2015年1月12日閲覧。
^ “Fisher Cats Roll Past Mets 5-1 Monday Night” (英語). MiLB.com (2014年7月28日). 2015年1月12日閲覧。
^ “Graveman to start for Bisons Saturday” (英語). MiLB.com (2014年8月1日). 2015年1月12日閲覧。
^ "Blue Jays Roster Moves". MLB.com (Press release) (英語). 3 September 2014. 2015年1月12日閲覧。
^ “Scores for Sep 5, 2014”. ESPN (2014年9月5日). 2015年1月12日閲覧。
^ Matt Eddy (2014年9月3日). “Minor League All-Star Team 2014”. Baseball America. 2015年1月12日閲覧。
^ Sam Dykstra (2014年12月22日). “Norris, Pompey among Jays' quick climbers”. MiLB.com. 2015年1月12日閲覧。
^ "A's trade third baseman Donaldson to Toronto". MLB.com (Press release). 29 November 2014. 2015年1月12日閲覧。
^ 2016 Oakland Athletics Pitching Statistics - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年11月19日閲覧。
^ “アスレチックス・グレーブマンが右肘手術へ”. 日刊スポーツ (2018年7月25日). 2019年2月22日閲覧。
^ Mark Feinsand (2018年11月30日). “These players just joined the list of free agents” (英語). MLB.com. 2019年2月22日閲覧。
^ “Cubs, Kendall Graveman agree to one-year deal” (英語). ESPN (2018年12月24日). 2019年2月22日閲覧。
^ Greg Johns (2019年11月26日). “Graveman agrees to deal with Mariners” (英語). MLB.com. 2019年11月26日閲覧。
^ “Mariners Decline 2021 Club Option On Kendall Graveman” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月29日閲覧。
^ “Mariners Re-Sign Kendall Graveman” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月29日閲覧。
^ “Mariners, Astros To Swap Kendall Graveman, Abraham Toro In Four-Player Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月27日閲覧。
^ “Graveman 'so excited' for 3-year Sox deal” (英語). MLB.com. 2021年11月30日閲覧。
^ “USA Baseball Announces 2023 World Baseball Classic Roster” (英語). USA Baseball: Home (February 10, 2023). June 6, 2023閲覧。
^ “Astros acquire Kendall Graveman in trade with White Sox” (英語). ESPN (2023年7月28日). 2024年4月2日閲覧。
^ "Astros claim RHP Penn Murfee off waivers". MLB.com (Press release) (英語). 28 March 2024. 2024年4月2日閲覧。
^ 2021年のボルチモア・オリオールズ戦で計測
^ 2023 WBC Player Pitching StatsMLB.com 2023年4月1日閲覧

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Kendall Graveman stats MiLB.com （英語）
Kendall Graveman (@kage49) - X（旧Twitter）
Kendall Graveman (@kgraveman) - Instagram

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1] “Kendall Graveman Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年6月25日閲覧。

[2] Explaining A's Players Weekend nicknames MLB.com （英語） (2017年8月25日) 2017年9月18日閲覧

[3] "Blue Jays sign two from 2013 Draft" (Press release) (英語). MLB.com (Toronto Blue Jays). 9 July 2013. 2015年1月12日閲覧。

[4] “Fisher Cats Roll Past Mets 5-1 Monday Night” (英語). MiLB.com (2014年7月28日). 2015年1月12日閲覧。

[5] “Graveman to start for Bisons Saturday” (英語). MiLB.com (2014年8月1日). 2015年1月12日閲覧。

[6] "Blue Jays Roster Moves". MLB.com (Press release) (英語). 3 September 2014. 2015年1月12日閲覧。

[7] “Scores for Sep 5, 2014”. ESPN (2014年9月5日). 2015年1月12日閲覧。

[8] Matt Eddy (2014年9月3日). “Minor League All-Star Team 2014”. Baseball America. 2015年1月12日閲覧。

[9] Sam Dykstra (2014年12月22日). “Norris, Pompey among Jays' quick climbers”. MiLB.com. 2015年1月12日閲覧。

[10] "A's trade third baseman Donaldson to Toronto". MLB.com (Press release). 29 November 2014. 2015年1月12日閲覧。

[11] 2016 Oakland Athletics Pitching Statistics - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年11月19日閲覧。

[12] “アスレチックス・グレーブマンが右肘手術へ”. 日刊スポーツ (2018年7月25日). 2019年2月22日閲覧。

[13] Mark Feinsand (2018年11月30日). “These players just joined the list of free agents” (英語). MLB.com. 2019年2月22日閲覧。

[14] “Cubs, Kendall Graveman agree to one-year deal” (英語). ESPN (2018年12月24日). 2019年2月22日閲覧。

[15] Greg Johns (2019年11月26日). “Graveman agrees to deal with Mariners” (英語). MLB.com. 2019年11月26日閲覧。

[16] “Mariners Decline 2021 Club Option On Kendall Graveman” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月29日閲覧。

[17] “Mariners Re-Sign Kendall Graveman” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月29日閲覧。

[18] “Mariners, Astros To Swap Kendall Graveman, Abraham Toro In Four-Player Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月27日閲覧。

[19] “Graveman 'so excited' for 3-year Sox deal” (英語). MLB.com. 2021年11月30日閲覧。

[20] “USA Baseball Announces 2023 World Baseball Classic Roster” (英語). USA Baseball: Home (February 10, 2023). June 6, 2023閲覧。

[21] “Astros acquire Kendall Graveman in trade with White Sox” (英語). ESPN (2023年7月28日). 2024年4月2日閲覧。

[22] "Astros claim RHP Penn Murfee off waivers". MLB.com (Press release) (英語). 28 March 2024. 2024年4月2日閲覧。

[23] 2021年のボルチモア・オリオールズ戦で計測

[24] 2023 WBC Player Pitching StatsMLB.com 2023年4月1日閲覧

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ケンドール・グレーブマン

経歴