「アンダークールド」(undercooled)は、2004年1月21日に発表された坂本龍一のシングル[1]。
背景
アルバム『キャズム』の先行シングル。
2011年1月9日、韓国ソウルで行われた坂本のソロライブで、MC Sniperをゲストに迎え、同曲をアンコールで披露。この模様はUstreamで全世界でも放映された。
制作
undercooled
作詞とヴォーカルは、韓国人ラッパーであるMC Sniperが担当した。当初、坂本は韓国語とフランス語のラップを考えていたが、MC Sniperの律儀な態度に心を打たれ、韓国語のみとなった。
内容は反戦歌となっており、タイトルの『undercooled』は、直訳すると「不十分に冷却された」という意味。楽曲について坂本は「世界中が頭に血が上っている状態というか、クールじゃないですよね。僕としては『ちょっとクールダウンしてよ』って言いたいわけ。『結局、お山の大将には逆らえないこの世界ってどうなのよ、これでいいわけ?』みたいな気持ちがとても強いんです」と語っている[2]。
参加ミュージシャンは、チェロにジャキス・モレレンバウム(英語版)、エレクトリック・ギターにルイス・ブラジル(英語版)と小山田圭吾、プログラミングにスケッチ・ショウ[注釈 1]が演奏している。その他に、二胡とカヤグムなどの楽器が使用されている。
アウトロのMC Sniperによるシャウトは、マスタリングの前夜に坂本が一人で作った。
Ngo
坂本が出演した『ニューバランス』のCMソングに使用された。アルバム『キャズム』には坂本がリミックスした「Ngo/bitmix」が収録されている。
タイトルは『ンゴー』と読む。意味は『New balance GO』を略した造語で、坂本は「100%『new balance』のために作った曲」と語っている[2]。
収録曲
脚注
注釈
出典
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シングル |
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