アレパの粉は、アレパをはじめ、ハヤカ(英語版)、ポジョ(英語版)、タマル、エンパナーダ、アトーレ、チチャなどトウモロコシの生地を使った料理を作る際に作られる(水で煮てから乾燥させる)。この粉は、マサレパ(masarepa)、マサ・デ・アレパ(masa de arepa)、マサ・アル・インスタンテ(masa al instante)、ハリーナ・プレコシーダ(harina precocida)などと呼ばれる。粉の最も一般的なブランド名には、ベネズエラの「Harina PAN」、「Harina Juana」、コロンビアの「Areparina」、その他の地域の「Goya」などがある[11]。
様々な種類
コロンビア
アレパはコロンビアを代表する食べ物で、約75種類の調理法がある。Colombian Academy of Gastronomyが行った調査によると、アレパはコロンビアの文化的な遺産であり、象徴的な国民食と考えられている[12]。
コロンビアでは、保存料を加えた白または黄色のトウモロコシの生地をあらかじめ成形し、家庭で焼いたり揚げたりできるように包装され、近所の商店やチェーン店のスーパーマーケットなどで販売されている[13]。また、加工されたトウモロコシの粉の形でも販売されており、これは調理前に水を加える必要がある[14]。また、アレパは露店やカフェテリアなどでも販売されており、パイサ地方のレストランでは、卵や肉、チーズなどを詰めた独特なアレパなど、さまざまなアレパが提供されている[15]。カリブ海に住むコロンビア人の中で、「アレパ・コン・ウエボ」(arepa con huevo)と呼ばれる、調理されたアレパの中に生卵を詰めて揚げた朝食がよく食べられている[16]。
^ abcRevista Semana. “La arepa”. 11 January 2011閲覧。 (in Spanish)
^Gamba, Raúl Ricardo; Caro, Carlos Andrés; Martínez, Olga Lucía; Moretti, Ana Florencia; Giannuzzi, Leda; De Antoni, Graciela Liliana; Peláez, Angela León (17 October 2016). “Antifungal effect of kefir fermented milk and shelf life improvement of corn arepas”. International Journal of Food Microbiology235: 85–92. doi:10.1016/j.ijfoodmicro.2016.06.038. hdl:11336/57193. PMID27447094.
^Hernandez, Blanca; Guerra, Marisa; Rivers, Francisco (1999). “Obtención y caracterización de harinas compuestas de endospermo–germen de maíz y su uso en la preparación de arepas”. Ciencia e Tecnologia de Alimentos = Food Science and Technology (Campinas)19 (2): 194–198. doi:10.1590/S0101-20611999000200007. ISSN0101-2061.
^Winchester, Elizabeth (2014-09-26). “What's Cooking?”. Time for Kids (Grades 5-6)5 (3): 7.
Dr. Nelson Solorzano, specialist in food and nutrition and in Caribbean Region Culture. Socio-economic Development Planner specialized in Latin American Socio-economic Development History, Agriculture and Culture. (CENDES-UCV), USA, May 2007