アラビアータ (イタリア語: all'arrabbiata) は、イタリア料理で、唐辛子を利かせたトマトソースのこと。
唐辛子を多めに入れたり、オイルに味つけをしたりして、唐辛子の味を強くしたトマトソースを作り、茹でたパスタに絡めた料理である。好みでバジリコなどのハーブを添えることもある。ペンネで作ると「ペンネ・アラビアータ(Penne all'Arrabbiata)」、スパゲッティは「スパゲッティ・アラビアータ(Spaghetti all'Arrabbiata)」になる。このソースはピザなどにも使われる。また、調理済みのソースとしても販売されている。
アラビアータ(arrabbiata)はより忠実に読むとアッラッビアータとなるが、これはイタリア語で「怒り」を意味しており[1]、「怒りん坊」とも訳される。イタリア語では「〜風の」という「all'」を付けるのが正しく、カタカナにすると「アッラッラッビッアータ」と読む。地名のアラビア (Arabia) との関係はない。
一般的な作り方は以下の通りである[2]。