アメリカ英語とイギリス英語のこの分岐は、ユーモアのある論評をもたらす機会にもなった。例えばフィクションでジョージ・バーナード・ショーはアメリカ合衆国とイギリスは「共通の言語によって分けられた2つの国である」と言っているし[3]、オスカー・ワイルドは「今日私達は実際にアメリカと全てを共有している、もちろん言語を除いて」(カンタベリーゴースト(英語版)(1888年))と言っている。ヘンリー・スウィートは間違って1877年に1世紀以内にアメリカ英語とオーストラリア英語、イギリス英語は相互理解できないようになると予測した(A Handbook of Phonetics)。おそらくラジオやテレビ、インターネット、グローバリゼーションを通じたさらなる世界的コミュニケーションは、地域的な違いを減少させる傾向がある。このことはあらゆる場所で廃れることになる違いや(例えば次第に "the radio" に取って代わられる "the wireless")「申し分ない英語」としての広範な違いの容認につながり得る。
アメリカ英語ではI used to stay out eveningsやthe library is closed on Saturdaysのように繰り返しを示す副詞や習慣的な行動を形作るのにdayやnight、evening、weekend、Mondayなどに自由に接尾辞-sを加える。この使い方は古英語に起源があるが、この構文の多くは、現在アメリカ英語とみなされている(例えばオックスフォード英語辞典はnightsをto sleep nightsのような構文について「今日では主に北アメリカの口語体」と位置付けているが、to work nightsはイギリス英語では一般的である)。
ウィンストン・チャーチルにより記録されているように動詞to tableの逆の意味が連合軍の会議で誤解を生みだしたが[10]、to table an item on an agendaはアメリカ英語では会合から排除するあるいはたまに会合を延期する意味なのに対してイギリス英語では会議を始める意味になる。例えばLet's table that topic for laterのように。
イギリスでは終止符を表す言葉periodは使わないが、アメリカ英語ではfull stopという言葉はあっても句読点にはほとんど使われず、広く全く理解されることはない。例えばアメリカ英語では対応する文章が「Terrorism is wrong, period」であるのに対してイギリスのトニー・ブレア首相は「Terrorism is wrong, full stop」と言った[15]。「討論の終わりに当たって他に何もない」を意味する感嘆詞としてperiodを使うことは時に句読法に意識的に触れることはないが話し言葉のイギリス英語で使われる起源である。
一般にイギリス英語では100を超える値の数は、最後の二つの数字の前に「and」を挿入する。例えば文字に書いたり声に出して言う場合に115という数字は、イギリス英語では「One hundred and fifteen」となる。アメリカ英語では主として数字は同じ形で言ったり文字に書くが、「and」を書き落とす場合(「One hundred fifteen」)、これも容認可能なものとみなされる(イギリス英語ではこれは文法的に間違っているとみなされる)。
同様にアメリカ合衆国では特定の曜日に起きる事件に触れる場合に「on」を省くことができる。アメリカ合衆国で可能な「The Cowboys won the game Saturday」はイギリスでは「Sheffield United won the match on Saturday」に相当することになる。
比喩的表現
イギリス英語とアメリカ英語では共に話し手が全く関心がないことを意味する表現「I couldn't care less」を用いる。一部のアメリカ人は、同じことを意味する「I could care less」を用いる。言葉の文字通りの意味が話し手がある程度のことに関心があるためにこの変異形は度々感傷的なものとしてあざ笑われている[17]。
イギリス英語とアメリカ英語の「To be all set」は、アメリカ英語の方が一般的であるようであるが、「準備は完了している」意味になり得る[要出典]。加えて例えばレストランの客がウェイターに「I'm all set. I'll take the check」と言う場合にアメリカ英語では「終わった」意味にもなり得る。
イギリスでは大学生は専攻を研究するのに「study」または「read」、非公式に単に「do」を使う。最近までは「to read a subject」という表現の方がオックスフォード大学やケンブリッジ大学のような古い大学では一般的であった。アメリカ合衆国では学生が専攻を研究するのにstudyやmajor inを使う(学生のmajorやconcentration、例は少ないがemphasisはアメリカ合衆国では研究の主な専攻についても使われるが)。To major in somethingは研究に対する学生の主要な課程を指すが、to studyは選択したクラスを指すことがある。
イギリス英語:
"She read biology at Cambridge." "She studied biology at Cambridge." "She did biology at Cambridge."(非公式) (「彼女は生物学をケンブリッジ大学で研究した。」)
アメリカ英語:
"She majored in biology at Harvard." "She studied biology at Harvard." "She concentrated in biology at Harvard." (「彼女は生物学をハーバード大学で研究した。」)
アメリカ人が使うcourseという言葉は、主として制限された期間について限られた話題や個別の課題の研究を(例えば「a course in Early Medieval England」や「a course in integral calculus」)指し、イギリスの大学のmoduleや時としてunitに相当する。イギリスではcourse of studyまたは単にcourseは、研究の全ての予定を指すようであり、数年を超えて拡張し数多のmoduleから成り立つ可能性があり、したがって事実上学位課程と同義である。大学特有の例外が数点ある。例えばケンブリッジ大学では研究の全課程がtriposと呼ばれる一方でpaperという言葉はmoduleを指すのに使われる。
アメリカ合衆国とイギリスでは共に学生はtake an exam(試験を受けるが)、イギリス英語では学生はsit an examとも言える。試験準備の際には学生は自分が学習してきたことをrevise(イギリス英語)/review(アメリカ英語)(復習し)、to revise forというイギリス英語の慣用句は、アメリカ英語のto review forに相当する。
試験はイギリスのinvigilatorやアメリカ合衆国のproctor(又は(exam) supervisor)(試験監督)が監督する(イギリスのproctorはオックスフォード大学やケンブリッジ大学で学生の修養を公式に担当している)。アメリカ合衆国では教師はまずwrite、make、prepareなどをしてgive an examに移る一方で、イギリスでは教示はまずsetしadminister examに移る。後者の考えと基本的な意味は同じだが正式あるいは公式の含蓄と共にアメリカ合衆国の教師はadminister an exam又はproctor an examもする。
イギリス英語:
"I sat my Spanish exam yesterday." "I plan to set a difficult exam for my students, but it isn't ready yet."
アメリカ英語
"I took my exams at Yale." "I spent the entire day yesterday writing the exam. I'm almost ready to give it to my students."
さらにschoolという言葉にアメリカとイギリスの間に違いがある。イギリスではそのものとしての使い方は、初等学校(小学校)や中等学校(高等学校)や中等学校につながる第6期のみを指す(誰かが「学校に行く」場合この種の学校が暗に含まれている)。対してアメリカの大学生はbe 「in/at school」や「coming/going to school」となる。アメリカ合衆国とイギリスの法学生や医学生は共に普通それぞれ「law school」や「med[ical] school」に行くという言葉で話す。しかしschoolという言葉はイギリス英語では大学の関連する科目数個をまとめた学部を表す高等教育の文脈で使われる。例えば「欧州言語学院」は各言語のための学科を含んでいて、「芸術学院」という言葉も同様である。ロンドン大学を構成するカレッジの一部の名称でもあり、例えば東洋アフリカ研究学院やロンドン・スクール・オブ・エコノミクスがある。
アメリカ合衆国の高等学校生徒やカレッジ学生については、freshman(または中性的な言葉としてfirst yearや時にfreshie)やsophomore、junior、seniorはそれぞれ1年、2年、3年、4年を指す。高等学校やカレッジの文脈がまず確立されたり直接に述べなければならないことが重要である(She is a high-school freshman、He is a college junior)。アメリカ合衆国ではfirst-yearという言葉は最近使われるようになり嘗ては大学院の1年生のみを指していたが、両国の多くの教育機関ではfreshmanの中性的な置き換えであるfirst-yearも使う。例外はバージニア大学で1819年の創立から「first-year」、「second-year」、「third-year」、「fourth-year」という言葉が学部学生を指すのに使われてきた。アメリカ合衆国軍学校(英語版)では少なくとも直接連邦政府が運営する学校では異なる用語法が用いられていて即ち「fourth class」、「third class」、「second class」、「first class」となる(番号順は出席するに当たって逆の学年になっている)。イギリスでは大学1年生は時に学年としてfreshersと呼ばれているが、他の学年や児童・生徒に対する特定の名称はない。アメリカ合衆国の大学院生や職業学校生は、「second-year medical student」や「fifth-year doctoral candidate」のように研究室の学年により知られている。法学生はしばしば「nth-year law student」よりも「1L」、「2L」、「3L」と呼ばれ、同様に医学生は度々「M1」、「M2」、「M3」、「M4」と呼ばれている。
入学方法となると、出願者は普通イギリス英語のletters of reference又はreference forms from refereesを請求するよう依頼される。アメリカ英語ではこの書類はletters of recommendationやrecommendation formsと呼ばれる。したがってこの書類を書く人は、国毎にそれぞれrefereesやrecommendersとして知られている。アメリカ英語ではrefereeという言葉はほとんど常にスポーツの試合の審判を指すと理解されている。
アメリカ合衆国ではrun for officeと言う一方でイギリスでは立候補者はstand for electionと言う。この言葉の使い方でイギリス英語とアメリカ英語で入れ替わることは事実上ない。又政党の立場を含む文書は、一般にイギリス英語ではparty manifestoとして知られている一方で、アメリカ英語ではparty platformと呼ばれている(アメリカ英語でmanifestoを使う場合はその党が過激派や急進的な組織であることを暗示している場合がある)。general electionという言葉はイギリス英語とアメリカ英語で些か異なって使われている。イギリス英語では専ら全国的な議会選挙を指し、地方選挙(市長選挙や地方議会選挙)や補欠選挙(by-election)と区別していて、一方でアメリカ英語ではprimaryという(当該の地位に向けた候補者を決める選挙)用語が区別するアメリカ合衆国のある政府の役職を選ぶ決選投票を指している。加えてイギリス英語のby-electionはアメリカ英語ではspecial electionと呼ばれている。
アメリカ合衆国ではdrunk drivingである一方で、イギリスではdrink drivingはアルコール飲料を飲んだ後に運転することを指す。アメリカ合衆国の法律上の用語は、driving while intoxicated(DWI)またはdriving under the influence (of alcohol)(DUI)である。イギリスの相当する法律用語は、drunk in charge of a motor vehicle(DIC)あるいはさらに広くdriving with excess alcoholである[29]。
伝統的にアメリカのテレビではshowという言葉があらゆる種類の番組に使われるのに対してイギリスのshowは一人以上の出演者と番組に参加する聴衆のいる軽い娯楽番組に使われることになる。イギリス英語では伝統的にドラマや連続番組などのようなその種類に応じて番組の種類を示しているが、showという言葉は現在良くあるアメリカ英語の意味がある。アメリカのテレビでは数シーズンに渡ることがある全編がseriesと呼ばれる一方で特定の年に初めて放送された番組回がseasonを構成している。一方イギリスのテレビではseriesという言葉はある特定の年の番組回に使われることがある。例えば全編については同様に「The 1998 series of Grange Hill」がある。しかし全編が稀に「show」と呼ばれることがある。テレビ放送を意味するがアメリカ合衆国でさえ一般的でないtelecastという言葉は、イギリス英語では使わない。テレビ番組はイギリスとアメリカ合衆国両国でbroadcast、aired、shownとなる。
一般に制限的な関係節は(定義節とも統合節とも呼ばれる)関係節により定義される部分集合に対して事実上修飾される名詞句を制限しながら文の意味に限定的な意味を含む一方で、残りの文の意味を変えないという意味で非制限的な関係節は(非定義節とも追加節とも呼ばれる)追加する内蔵情報である[40]。制限的な関係節の例は「The dog that bit the man was brown」である。非制限的な関係節の例は「The dog, which bit the man, was brown」である。前者では「that bit the man」は述べていることがどの犬なのかを明らかにしている。後者では「which bit the man」は知られている犬に関する追加情報を提供している。制限的な関係節はコンマがないのに対して、非制限的な関係節は主としてコンマで分けられているが、これは広く守られている決まりではない[40]。話す時はこれも抑揚で反映される[41]。書く人は広く非制限節にはwhichを使い制限節を示すにはthatを使う。Thatは稀に散文体で非制限的な関係節を示すのに使われる。Whichとthatは広く制限節を示すのに使われ、1977年の研究ではwhichが出現した75%が制限節であることを報告した[42]。
一つから二つの主要な通貨単位の領域の通貨量は、しばしば異なって話される。イギリス英語ではこの通貨量はone dollar fifty、one pound eightyと表現されるのに対して、アメリカ英語ではa dollar fiftyまたはa pound eightyと言うことがある。ドルに対する通貨量に関してアメリカ人は2.20ドルに対してtwo-twentyまたはtwo dollars and twenty centsという形で一般に単位を落としたリドルとセントの両方を与える。アメリカ人はtwo dollars twentyとは言わない。一方イギリス英語ではtwo-twentyやtwo pounds twentyは最も一般的である。
a thousand and two hundred dollarsという言い方がアメリカ英語では一般的であるが、イギリス英語の話者は、a thousand and two hundred dollarsよりone thousand two hundred dollarsと言う方が一般的である。イギリス英語で「and」はhundred(one thousand, two hundred and thirty dollars)の後に来る。アメリカ英語で良く使われる twelve hundred dollarsという言葉は、頻繁に100から1900までの正確な倍数のみにイギリスで使われる。イギリス英語の話者は、非常に稀に1900を超える数量に対して100の倍数で表現する(例えばtwenty-three hundredのように)。アメリカ英語では2307をtwenty-three hundred and sevenと言うような大きい奇数の数を言うのは通常ない。
イギリス英語で特にテレビやラジオの広告で整数は個別に通貨量の表現として発音される。例えば完全なthree hundred and ninety-nine poundsが少なくとも広く使われているが、on sale for £399はon sale for three nine nineと表現することがある。アメリカの広告主は、$399と$3.99を区別する文脈と共にほとんど常にon sale for three ninety-nineと言う[要出典]。イギリス英語で後者の発音はポンドとペンスの価格を含蓄しているので、three ninety-nineは£3.99と理解されることになる。
口語体のイギリス英語でpoundという言葉は時に口語体として同様に複数形に使われる。例えばthree pound fortyとtwenty pound a weekは共にイギリス英語で使われる。円やランドのような通貨は、複数形にならない。このことはa twenty-pound-a-week pay-rise(アメリカ合衆国はraise)に見られるように通常の形容詞的用法に加わるものである。euroはほぼ常に正式な文脈で不変であり続けるべきEU声明にもかかわらず実際は通常の複数形-sを付け、不変の使い方は、公式の通貨であるアイルランドの方が一般的である。
イギリス英語でpenceの代わりにpを使うことが口語体では一般的である。次のそれぞれは平等に正当性がある。正に8 pまたは8 penceと同様に3 pounds 12 p、3 pounds and 12 p、3 pounds 12 pence、3 pounds and 12 penceの如くである。毎日の使用で通貨量はアメリカ英語では数字として(£3.50 = three pounds fifty)簡単に読まれている。
小切手に関する言葉で通貨量を明白にするためにアメリカ人は(このソリドゥスを使ったり横向きの分離線を使い)three and 24⁄100と書く。普通小切手に既に印字されているのでdollarsという言葉を書かなくて良い。通貨単位が予め印字されていないので小切手にイギリス人はthree pounds and 24 penceやthree pounds ‒ 24、three pounds ‒ 24pと書くことになる。権限のない修正を困難にするためにあらゆるドルやポンドが使える場合でさえ締めの表現があるのは有用である。したがってアメリカ人は3ドルの小切手にthree and 00⁄100やthree and no⁄100と書くことになり(簡単に変えられないために。例えばthree millionのように)、イギリス人はthree pounds onlyと書くことになる[54]。
イギリスで日付を書くのに番号よりも月の名称を使う場合、最近の標準は(21 Aprilのように)日にちが月の前にある。日にちの前に月があるのは、ほとんど例外なく決まってアメリカ合衆国の形式であり、20世紀後半までイギリスで一般的なものであった。イギリスの使い方は、普通は(21から21stのように)整数から序数に日にちを変える。話し言葉では「of」と「the」が「the 21st of April」のようにイギリスで使われる。書き言葉では「the」や「of」のような言葉は普通(21st Aprilのように)落とされることがありまた落とされる。アメリカ合衆国では「April 21st」と言うことになり、この形式は依然イギリスでは一般的である。数個あるアメリカ英語の例外の一つは、アメリカ合衆国の独立記念日を短く言った「the Fourth of July」がある。アメリカ合衆国軍ではイギリスの形式が使われるが、この日はニューイングランド英語(英語版)や南部アメリカ英語の話しこの地域出身で他に住む人々の中では基本として読み、公式の場合でさえこの形式が一般的である。
次の「A week today」や「a week tomorrow」、「a week (on) Tuesday」、「Tuesday week」のような句はイギリスでは一般的であるがアメリカ合衆国では一般に知られていないし、これは全て将来に向けた一週間以上の日を指している。「A fortnight Friday」と「Friday fortnight」は二週間後の来る金曜日の日を指している。「A week on Tuesday」と「a fortnight on Friday」はいずれかが文脈により過去の日(「it's a week on Tuesday, you need to get another one」)または未来を(「see you a week on Tuesday」)指す場合がある。アメリカ合衆国では標準の構文は「a week from today」、「a week from tomorrow」などである。イギリス英語の話者はアメリカ英語が「last Thursday」の方を好む場面で「Thursday last」や「Thursday gone」とも言う場合がある。「not until Thursday next」が翌週のことを指すことになる一方でイギリス英語の「I'll see you (on) Thursday coming」や「let's meet this coming Thursday」は今週これから行われる会合を指している。イギリス英語では2週間後を表す「Thursday after next」や「week after next」という言葉や2週間前を表す「Thursday before last」や「week before last」という言葉が広く使われているが、2週間以上経っていない場合を指す場合やtomorrow todayや yesterdayという言葉を使う場合は、イギリス英語では「5 weeks on Tuesday」や「2 weeks yesterday」と言うことになる。
15分後の時間は、イギリスの言い方ではquarter pastと、アメリカの言い方ではa quarter afterまたは余り一般的ではないがa quarter pastと呼ばれている。15分前の時間は、普通イギリスの言い方ではquarter toと、アメリカの言い方ではa quarter ofまたはa quarter to、a quarter 'tilと呼ばれ、a quarter 'tilまたはa quarter tillが主にアパラチア地域で使われる一方で、a quarter toはアメリカ合衆国北部の一部と関係がある[59]。30分後の時間は、広くイギリス英語とアメリカ英語の両方でhalf pastと呼ばれ、half afterはアメリカ英語の方で広く使われている。非公式のイギリスの話し言葉では前置詞は時に除外され、その為に5:30はhalf fiveと言われることがあり、この構文は全体としてアメリカ合衆国の話者には外国のものであり、half fiveを5:30よりも(5:00まで半分の)4:30と解釈する可能性がある。top of the hourやbottom of the hourというアメリカ英語の構文は、イギリス英語では使わない。eleven fortyのような形式は、両方の方言で一般的である。簡単かつ直接に時間を告げる場合は、前後に15分や30分に関連する言葉は使わず、それよりもまさしく例えばnine fifteenやten forty-fiveと言う。
スポーツにおける勝率
スポーツ統計ではホッケーやアイスホッケーとサッカーの勝率やセーブ率(英語版)にとっての統計のようなパーセンテージは、ほとんど常にアメリカ英語で小数点3桁で表現され、通常(0).500やfive hundredのように全部の数字として読み上げ[60]、したがって「games/matches over five hundred」という語句はイギリス英語でも表現されるが本当のパーセンテージとして100%になるまでに整数を掛けて50%または「fifty per cent」なり「games/matches over 50% or 50 per cent」と表現する。しかし「games/matches over 50% or 50 percent」はバラバラであるにもかかわらずバレーボールのヒット率のようにアメリカ英語でも使われる[61]。
^語彙においてさえ「タイムやニューズウィークのイギリスの読者は、エコノミストのアメリカの読者が注目するイギリス英語独特の数個の表現と同じく1ページに数個しかないアメリカ英語独特の表現に注目することになる。」Edward Finegan in Language in the USA: Themes for the Twenty-first Century. Eds Charles Albert Ferguson, Edward Finegan, Shirley Brice Heath, John R. Rickford (Cambridge University Press, 2004). p. 29.
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^Fowler, H.W. (2010). Crystal, David. ed. A Dictionary of Modern English Usage. Oxford University Press. pp. 685. ISBN978-0-19-966135-0. "…文法学者の言うことは控えめな人が思い起こすことに対する影響は恐らく少ないはずで、使用法は好き嫌いでほとんど混乱しない使用法自体を発展させる。依然良い方法が手渡す物から作られた可能性のある方法を示す衝動は時に打ち勝てないものである。特にアメリカの著者よりもイギリスの著者が使うような英語の関係詞は、そのような衝動を求める。"
^Fowler, H.W. (2010). Crystal, David. ed. A Dictionary of Modern English Usage. Oxford University Press. pp. 685. ISBN978-0-19-966135-0. "…著者が定義関係代名詞としてのthatや非定義関係代名詞としてのwhichについて合意するなら、明快かつ容易に多くのものが得られるだろうが、…ほとんどの著者や最高の著者の習慣であると言い張る価値がない。"
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