アスクワイルドモア(欧字名:Ask Wild More、2019年2月23日 - )は、日本の競走馬[1]。2022年の京都新聞杯の勝ち馬である。
馬名の由来は、冠名+「もっとワイルドに」。なお馬主の廣崎は、馬名は親交のある馬主・吉原毎文の父である吉原貞敏が所有していたワイルドモア(1969年皐月賞馬)にあやかったものであると語っている[3]。
2021年5月千葉サラブレッドセールにて、藤原英昭調教師の推薦により廣崎利洋が6,941万円で落札[4]。
7月11日、函館競馬場で行われた2歳新馬戦に武豊を鞍上に迎えてデビューし、2着。
8月7日、2歳未勝利戦に出走。1番人気で迎えたレースでは、最内枠からスタートを決め道中は好位から追走。直線で狭くなる場面はあったが立て直して伸び、先に先頭に立った3番人気のセイウンプラチナをゴール前でかわして勝利した[5]。
続いて重賞初挑戦となるGIII札幌2歳ステークスに出走。4番人気で迎えたレースでは、まずまずのスタートから1コーナー過ぎで控えて後方2番手を追走。直線に入って末脚を発揮し、早めに抜け出した勝ち馬ジオグリフには突き放されたものの、鋭い追い込みを見せて2着に入った。鞍上の武は「自分の競馬に徹して、よく伸びてくれました。ただ、今回は勝ち馬が強かったですね。この馬自身は走るごとに良くなっています」とコメントした[6]。
12月28日のGIホープフルステークスでは、8番人気に推されたが、15着に大敗した。
2月6日、3歳初戦として中京競馬場で行われたGIIIきさらぎ賞に出走し、4着。
5月7日に行われたGII京都新聞杯に出走。新コンビとなる岩田望来を鞍上に迎えたレースでは、速めに流れたなか道中は中団の内に待機。最後の直線で外に出されて脚を伸ばし先に抜け出した7番人気ヴェローナシチーをゴール前で差し切って、これに半馬身差をつけ優勝。重賞初制覇を果たした。勝ちタイムの2分9秒5は芝2200mの日本レコードタイムであった[7][注 1]。なお、鞍上の岩田は4コーナーで外側に斜行し、他馬の進路を妨害したとして5月21日と同22日の2日間の騎乗停止処分となった[8]。
以下の内容は、JBISサーチ[9]およびnetkeiba.com[10]に基づく。
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