『とぼけた奴ら』(とぼけたやつら)は、1967年10月6日から1968年3月29日まで6ヶ月間、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列にて放映されたテレビドラマ。
概要・あらすじ
医者の金子大三、情報屋の斉木竜一、ルポライターの野川虎男は、“おとぼけトリオ”と言われている。ある日、自分たちが大変お世話になっていた、日本タイムズ外信部長の高野が突然、謎の死を遂げる。3人はその事件の真相を暴こうと、3人をサポートする形で入った高野の娘・秋子と共に動き出す。3人は途中、関係ない事件に巻き込まれたり、誤解や危険にさらされたり様々な目に遭うが、それでも本業を差し置いて、探偵ごっこ感覚で活躍していく。
『生きているヒーローたち 東映TVの30年』(1989年・講談社 刊、45頁)では「ハードボイルドコメディ」と紹介されている。
なお本作をもってNET金曜21時枠のドラマ路線は中断、この後は毎日放送制作映画番組『金曜名画座→九時です!日本映画です!→日本映画』が編成され、ドラマが再開されるのは1971年10月開始の『すいーとぽてと』(MBS制作)、NET制作に至っては、腸捻転解消後の1975年4月開始の『ザ★ゴリラ7』からである。
- 本作品は第1話「メロディーが俺たちを狙う」のオープニング部分のみがVHSビデオ・LDソフト化されている。
- 東映チャンネルでもこれまでに第1話の放映もされていない為、第1話のオープニング部分以外のポジ・ネガフィルムの現存は不明である。
放映データ
- 放映期間:1967年10月6日〜1968年3月29日
- 放映曜日・放映時間帯:毎週金曜日21時〜21時56分
- 放映話数:全26話
- 放映形式:モノクロ16mmフィルム
スタッフ
出演者
放映リスト
脚注
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