『かぞくを編む』(かぞくをあむ)は、慎結による日本の漫画作品。『BE・LOVE』(講談社)にて2018年第15・16号に掲載された読み切り前後編[1][2]が好評価を得て、2018年第22号より巻頭カラーで正式に連載が開始され[5][3]、2019年11月号まで連載された後、単行本全3巻で完結した[4][講 1]。
キャッチコピーは、「特別養子縁組でいのち結ぶ物語[注 1]」。
主な登場人物ほか
- 民間養子縁組あっせん機関「ひだまりの子」
- 公益社団法人で、定期的に「特別養子縁組 養親希望者説明会」を開催[6][7]。養子縁組業務のみでなく、妊娠・出産段階での女性の悩み相談から始まり[8]、養子縁組成立後に数年経過しても養親から再び連絡があれば家族のトラブル解決・フォローなど[9]も行っている。
- 須田 ひより()
- 主人公。民間養子縁組あっせん機関「ひだまりの子」で働く新人。子ども、養親(ようしん)、産みの親に誠心誠意向き合う熱血ケースワーカー[10]・28歳[11]。
- 宮本()
- 「ひだまりの子」所長で、ひよりの上司。冷静に物事を見つめながら、日々厳しくひよりを指導[10]
- 三輪()
- 「ひだまりの子」で働く同僚女性で、ひよりの先輩にあたる[12]。
- 志音()
- 大学に通う年の離れたひよりの弟で、集合住宅にて同居中[6]。料理上手[13]。
- 本田()
- 児童相談所の男性職員(公務員)。ひよりとは喧嘩しながらも仲が良い?[10]連載開始前の読み切りから登場しているが[7]、連載開始後は第6話より再登場[14]。
書誌情報
脚注
注釈
- ^ 単行本各巻の帯に毎回記述。
- ^ 紙版の単行本・奥付より。以下の各巻の発行日(第1刷発行)が発売日と同一なのを現物にて確認。
出典
- ^ a b BELOVE編集部◇講談社 [@belove_henshubu] (2018年7月14日). "【BE・LOVE15号発売中!】「ゼイチョー!」の慎結先生、前後編で登場!『かぞくを編む』前編!特別養子縁組のあっせん機関に勤めるひよりのもとに届いた、あるLINE。「産まれる」というメッセージに、急いで駆けつけた先にいたのは、高校生の妊婦で…!?家族の形を考える意欲作です!". X(旧Twitter)より2024年2月19日閲覧。
- ^ a b 慎結「かぞくを編む:後編」『BE・LOVE 第16号(8月15日号)』第39巻第16号、講談社、2018年8月15日、335-364頁、ASIN B07FYBZ5JV、2024年2月18日閲覧。
- ^ a b 「おじさんたちの純愛ストーリー「おっさんずラブ」コミカライズがBE・LOVEで始動」『コミックナタリー』ナターシャ、2018年11月1日。2024年2月19日閲覧。
- ^ a b “BE LOVE (ビーラブ) 2019年11月号 (発売日2019年10月01日)”. Fujisanオンライン書店. BE・LOVE:バックナンバー. 富士山マガジンサービス (n.d.). 2024年2月19日閲覧。
- ^ auブックパス@au以外も使える電子書籍ストア [@aubookpass] (2018年11月1日). "BE・LOVE 最新号発売! 「#おっさんずラブ」連載スタート。話題をさらったTVドラマのコミカライズ! 巻頭カラー「かぞくを編む」特別養子の問題に正面から挑む意欲作です。@jieyuiyuiko 最終回を迎えた「ちはやふる 中学生編」@yuyu2000_0908 @BELOVE_henshubu". X(旧Twitter)より2024年2月19日閲覧。
- ^ a b 第1巻 2019, 第1話
- ^ a b 第2巻 2019, 特別読み切り
- ^ 第2巻 2019, p. 154
- ^ 第2巻 2019, 第6話
- ^ a b c 第3巻 2019, p. 2, Character
- ^ 第1巻 2019, p. 88
- ^ 第1巻 2019, p. 57ほか
- ^ 第3巻 2019, p. 107-108
- ^ 第2巻 2019, p. 50-53ほか
- ^ 「親の資格ってなんですか?特別養子縁組をテーマに家族を描く「かぞくを編む」1巻」『コミックナタリー』ナターシャ、2019年4月12日。2024年2月19日閲覧。
講談社コミックプラス
- 以下の出典は講談社コミックスプラス(講談社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
外部リンク