あかおか駅(あかおかえき)は、高知県香南市赤岡町にある、土佐くろしお鉄道(TKT)ごめん・なはり線の駅である。駅番号はGN35。
全列車が停車する。夕方には後免方面からの折返し列車も設定されている。なお、本項ではほぼ同位置に1974年3月31日まで存在した土佐電気鉄道安芸線赤岡駅についても記述する。
歴史
仮称は「赤岡駅」であった[2]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な高架駅。1番線を上下主本線、2番線を上下副本線とした1線スルーとなっており、設備も両方向の入線・発車が想定されているが、全定期列車が停車するため、折返し列車を除き、基本的に方向別にホームは使い分けられている。
無人駅。駅舎は無く、直接ホームへ入る形となっている。
高架下にはごめん・なはり線各駅のイメージキャラクターと旧赤岡町のキャラクターの「大漁くん」や「どろめちゃん」が並んだショーケースがあり[3][4]、ごめん・なはり線記念ソング「走れ!漫画列車」が流れる。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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1・2
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■ごめん・なはり線
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下り
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後免・高知方面
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上り
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安芸・奈半利方面
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- 原則として、後免・高知方面は1番のりば、安芸・奈半利方面は2番のりばを使用する。
- 但し、夕方の当駅始発後免方面行は2番のりば安芸方面行列車1本は1番のりばからそれぞれ発車する。
駅周辺
駅北側を国道55号線が走っている。国道に沿うように香南市役所赤岡支所(旧・赤岡町役場)や各種店舗が立ち並んでいる。
徒歩約5分の所に鳴門競艇の場外売り場ボートピア土佐がある。
イメージキャラクター
名称は「あかおか えきんさん」。幕末に赤岡に住んでいた浮世絵師・弘瀬金蔵(絵金)をモチーフとしており、両手に筆を持っている。赤岡では毎年7月第3土日に「絵金祭り」が開催され、金蔵の屏風絵が展示される。
キャラクターモニュメントは2番ホーム入口下方付近に設置されている。
当初の原案では「どろめ(生シラス)」をモチーフにした「あかおかどろめ君」であったが、「ややイメージが異なる」と沿線首長らの声を受けて現在の絵師のキャラクターに変更された[5]。
隣の駅
- 土佐くろしお鉄道
- ■ごめん・なはり線
- ■快速
- のいち駅 (GN37) - あかおか駅 (GN35) - 夜須駅 (GN33)
- ■普通
- よしかわ駅 (GN36) - あかおか駅 (GN35) - 香我美駅 (GN34)
土佐電気鉄道赤岡駅
赤岡駅(あかおかえき)は、かつて高知県香美郡赤岡町(現・香南市)にあたた、土佐電気鉄道安芸線の駅である。同線廃止に伴い廃駅となった。
歴史
駅構造
最末期は交換可能な相対式ホーム2面2線で、木造駅舎を備える地上駅であった。後免町方面からの折返し列車も設定されていた。
隣の駅
- 土佐電気鉄道
- 安芸線
- 古川駅 - 赤岡駅 - 岸本駅
脚注
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
あかおか駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク