赤土坂駅(あかつちさかえき)は、かつて岐阜県関市小屋名にあった名鉄美濃町線の駅である。2005年、美濃町線の廃線に伴い廃止された。かつての急行停車駅[3]。
歴史
美濃町線が前身である美濃電気軌道の路線として1911年に開業したのに合わせて開設された。1928年からしばらくの間は休止されていた。
駅構造
列車交換が可能な無人駅で、島式ホーム1面2線。ホーム中央部に屋根がある。昼間の30分ヘッドの運転のときは当駅で列車交換をしており、タブレットの受け渡しをしやすくするために右側通行で行き違っていた。
配線図
赤土坂駅 構内配線略図
← 徹明町方面 |
|
→ 新関方面 |
凡例
出典:[7] |
利用状況
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は241人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中310位、 美濃町線日野橋 - 美濃間(14駅)中10位であった[2]。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 美濃町線
- 小屋名駅 - 赤土坂駅 - 新田駅
代替交通
脚注
- ^ 国土地理院2.5万地形図「美濃関」、1992年(平成4年)修正版。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、193頁。ISBN 4-7942-0796-4。
- ^ a b c 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、219-230頁。ISBN 4-87670-097-4。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、51-52頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、880頁。
- ^ 宮脇俊三・原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年、209頁、ISBN 978-4093954112)
- ^ “高速特急名古屋線(高速バス)ダイヤ変更”. 関市 (2017年4月27日). 2017年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月13日閲覧。
- ^ 関シティバスマップ路線図・2017年4月1日改正 (PDF) 、2017年6月13日閲覧。
関連項目