関駅(せきえき)は、岐阜県関市東桜町にある、長良川鉄道越美南線の駅である。駅番号は7。
1999年(平成11年) - 2005年(平成17年)までは名鉄美濃町線も乗入れていた。ここでは同線の駅についても併せて記述する。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。木造駅舎を備える。下りホーム裏側に車両留置用線路が1線ある。
終日有人駅であり、自動券売機が設置されている。駅への出入りは東側の駅舎からと、西側の旧美濃町線ホーム付近出入り口・岐阜バスの関シティターミナル側出入り口の合計3か所である。駅東側に駅舎と車庫の建物があり、車庫は検査や夜間滞泊場所として機能している。車庫の横には長良川鉄道本社がある。両ホーム間は構内踏切で連絡している。
トイレは東口駅前と関シティターミナルに、男女別水洗バリアフリー対応のトイレが設置されている。
配線関係で車庫出入りは1番線を経由する必要があり、2番線や側線にある車両を車庫へ出入りさせる場合は一度美濃市側の本線へ引上げることとなる。午前中に美濃白鳥・郡上八幡方面から、当駅止まりの列車が設定されており、当駅始発・美濃太田行は別車両となる。
駅舎にはNゲージレイアウトが設置されている。これは名古屋市内の模型店から移設されたもので、2019年(平成31年)4月より使用開始している。
のりば
名古屋鉄道(廃止)
長良川鉄道ホーム南側に、単式ホーム1面1線(線路と同じ高さの乗降場所に待合室のみ設置)の名鉄美濃町線ホームがあった。これは、段差無しで長良川鉄道1番ホーム(郡上八幡・白鳥方面)へ行き来出来た。現在は当駅を含む美濃町線は全区間廃止されているが、名鉄としては1995年(平成7年)の瀬戸線印場駅以来4年振りの新駅開設となった。名鉄駅員は配置されず(長良川鉄道への駅業務の委託も無し)、乗車時に入口付近で整理券を取り下車駅で運賃を精算する形となっていた。当駅到着時にも車内精算であった。
利用状況
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
- 2000年度 - 863人
- 2000年度 - 681人
- 2001年度 - 574人
- 2002年度 - 563人
- 2003年度 - 554人
- 2004年度 - 546人
- 2005年度 - 375人
- 2006年度 - 378人
- 2007年度 - 435人
- 2008年度 - 387人
- 2009年度 - 358人
- 2010年度 - 367人
- 2011年度 - 369人
駅周辺
関を名乗る駅ではあるものの関市街よりもやや北側に位置し、関中心部最寄駅としてはせきてらす前駅とともにその役割を分担する一方、関における唯一の鉄道・バス結節点を担う。
バス路線
※当駅からサンサンシティマーゴ(イオン関店)へ向かう無料シャトルバスがある(土日祝日のみ運行)[6]。
隣の駅
- 長良川鉄道
- ■越美南線
- せきてらす前駅(6) - 関駅(7) - 関市役所前駅(8)
かつて存在した路線
- 名古屋鉄道
- 美濃町線
- 新関駅 - 関駅
脚注
関連項目
外部リンク