「解放区 」(かいほうく)は、ポルノグラフィティ の楽曲。2024年 3月27日 [ 注釈 1] にSME Records よりCDシングル[ 注釈 2] としてリリースされた。
概要
2024年9月のメジャーデビュー25周年を前にリリースされた25周年第一弾シングル [ 1] [ 2] 。シングル作品としては『アビが鳴く』から10か月ぶり、CDシングルとしては『テーマソング 』から約2年半ぶりのリリースとなった。
初回生産限定盤 (CD+BD /CD+DVD )、通常盤 の3形態でのリリース。初回生産限定盤には特典映像として、2023年8月6日に出演した『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023 』のライヴ映像が収録されている[ 2] 。
シングル作品では過去最多となる計5曲を収録。なお、カップリング曲の「THE DAY - From THE FIRST TAKE 」「アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE 」は同じく3月27日にTHE FIRST TAKE MUSIC より配信限定シングルとしてもリリースされている。
ジャケット はイラストレーターのNaffyが手掛けたもので[ 3] 、初回生産限定盤と通常盤ではイラストが一部異なっている[ 4] [ 5] 。
収録曲
CD
本作では編曲のクレジット表記が「Porno Graffitti」に戻された[ 注釈 3] 。
全作詞: 新藤晴一 (#5のみ旧ハルイチ 名義)。 # タイトル 作詞 作曲 編曲 Strings Arrangement 時間 1. 「解放区」 新藤晴一 (#5のみ旧ハルイチ 名義)岡野昭仁 tasuku , Porno Graffitti 3:56 2. 「アビが鳴く 」 新藤晴一 (#5のみ旧ハルイチ 名義)岡野昭仁 tasuku, Porno Graffitti 4:47 3. 「OLD VILLAGER」 新藤晴一 (#5のみ旧ハルイチ 名義)岡野昭仁, tasuku tasuku, Porno Graffitti 3:24 4. 「THE DAY - From THE FIRST TAKE 」 新藤晴一 (#5のみ旧ハルイチ 名義)新藤晴一 江口亮 , Porno Graffitti江口亮 & miri(レトロリロン) 4:07 5. 「アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE 」 新藤晴一 (#5のみ旧ハルイチ 名義)ak.homma 江口亮, Porno Graffitti 江口亮 & miri(レトロリロン) 4:32 合計時間:
20:46
BD/DVD
楽曲解説
解放区
「光を求めるのではなく、暗闇の夜にだって生きる灯火を見つけることはできる。[ 4] [ 5] 」というメッセージが込められたファイトソング。
2023年秋頃から「ツアーでは25周年の感謝の気持ちを込めた曲を」と制作が始まり[ 6] 、2024年1月13日[ 注釈 4] より開催のアリーナツアー『19thライヴサーキット "PG wasn't built in a day"』にて先行披露された[ 6] [ 7] 。
アビが鳴く
2023年5月31日リリースの配信限定シングル。
本作で初のCD音源化。
OLD VILLAGER
ホールツアー『18thライヴサーキット "暁"』の日本武道館 公演(2023年1月23日・24日)にて先行披露された楽曲。
12thアルバム『暁 』の制作期間に生まれた楽曲で、岡野の「ギターロックを作ってほしい」というオーダーをもとにtasukuがトラックを作り、そのトラックに岡野がメロディを乗せていくという形で制作された。
岡野は「"ギターが鳴らない時代"にギターが鳴ってるロックナンバーを作りたかった」と振り返っているほか、メロディには怒りやフラストレーションといった感情を込めており、新藤はそのメロディやディストーション を多用したギターサウンドの世界観を汲み取り詞を書き上げたという。
THE DAY - From THE FIRST TAKE
43rdシングルの『THE FIRST TAKE』バージョン。
アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE
6thシングルの『THE FIRST TAKE』バージョン。
Guest Musicians
解放区
Drums : 佐治宣英
Bass : 山口寛雄
Programming & All Other Instruments: tasuku
アビが鳴く
OLD VILLAGER
Drums: 玉田豊夢
Bass: 山口寛雄
Programming & All Other Instruments: tasuku
THE DAY - From THE FIRST TAKE
Drums: 城戸紘志
Wurlitzer : 平畑徹也
W.Bass : 須長和広
Strings : 徳永友美ストリングス
1stViolin : 徳永友美, 藤堂昌彦, 遠藤雄一, 柳原有弥, 氏川恵美子, 浮村恵梨子
2ndViolin: 伊能修, 執行恒宏, 村井俊朗, 石亀協子 , 石橋尚子, 納富彩歌
Viola : 細川亜維子, 青木史子, 高嶋麻由, 三品芽生
Cello : 堀沢真己, 結城貴弘, 奥泉貴圭
Contrabass: 赤池光治
アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE
Drums: 城戸紘志
Wurlitzer: 平畑徹也
W.Bass: 須長和広
Strings: 徳永友美ストリングス
1stViolin: 徳永友美
2ndViolin: 藤堂昌彦
Cello: 堀沢真己
Flute : 多久潤一朗
Pandeiro : 安井源之新
収録作品
タイトル
収録作品
解放区
アルバム
ライヴ映像
ライヴ音源
アビが鳴く
OLD VILLAGER
ライヴ映像
脚注
注釈
^ 表題曲は3月20日 に先行配信。
^ 前作『アビが鳴く 』は配信限定シングル 、本作は25周年第一弾シングル と銘打たれているのみで明確な言及がないため、両作のナンバリングは不明となっている。
^ 2021年以降のシングル『テーマソング』『アビが鳴く』、12thアルバム『暁 』では全大文字表記の「PORNOGRAFFITTI」が用いられていた。
^ 同日の終演後にCDシングルとしてのリリース情報が解禁された他、公式YouTubeチャンネルではドキュメントムービーが公開された。
^ 特典映像の『19thライヴサーキット "PG wasn't built in a day" Live at TOKYO ARIAKE ARENA 2024』に収録。
出典
外部リンク
岡野昭仁 (Vo) - 新藤晴一 (Gt) シングル
オリジナル
1990年代
2000年代
00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年
2010年代
10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年
2020年代
配信限定
1.m-FLOOD - 2.Zombies are standing out - 3.フラワー - 4.サウダージ - From THE FIRST TAKE - 5.テーマソング - From THE FIRST TAKE - 6.アビが鳴く - 7.THE DAY - From THE FIRST TAKE - 8.アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE - 9.ヴィヴァーチェ
参加作品
1.Let's try again - 2.それを強さと呼びたい(配信限定) - 3.それを強さと呼びたい 〜2015ver.〜(配信限定) - 4.それを強さと呼びたい 〜2017ver.〜(配信限定) - 5.それを強さと呼びたい 〜2018ver.〜(配信限定) - 6.それを強さと呼びたい 〜2019ver.〜(配信限定)
アルバム
映像作品
その他 ラジオ 関連項目
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