「ブレス 」(英語 : Breath )は、ポルノグラフィティ の楽曲。2018年 7月25日 [ 注釈 1] にSME Records より47作目のシングル としてリリースされた。
概要
前作『カメレオン・レンズ 』から約4か月ぶりのリリース。
ジャケット は様々な色を使った手書きの"V "を重ねたデザインとなっている("V"は楽譜上でブレス 記号を意味する)[ 2] 。
リリース形態
初回生産限定盤 (CD+DVD)、通常盤 (CD)、期間限定生産盤 (CD+DVD)の3形態でのリリース[ 2] 。
収録曲
CD
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間 1. 「ブレス」 新藤晴一 岡野昭仁 tasuku , Porno Graffitti5:08 2. 「海月」 岡野昭仁 岡野昭仁 tasuku, Porno Graffitti 4:24 3. 「ライラ」 新藤晴一 新藤晴一 宗本康兵 , Porno Graffitti4:42 4. 「ブレス (instrumental)」(期間限定生産盤のみ) 合計時間:
14:14
DVD
初回生産限定盤
期間限定生産盤
# タイトル 作詞 作曲・編曲 1. 「『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』 short movie with 「ブレス」」
楽曲解説
ブレス
『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の主題歌として書き下ろされた楽曲。
映画サイドからは「キング&クイーン 」を例に、「ポルノさんらしいハイテンポな曲を 」というリクエストを受けていたが[ 3] 、メンバー曰く「もっと全方位に、大多数に向けたポップソングを作ったほうがいいんじゃないか」という思いから複数の楽曲が制作され、その中から本楽曲が主題歌に選ばれた[ 3] [ 2] 。
アレンジ面はかなりの時間をかけて練られたもので[ 4] 、ストリングス の存在感やギターのオブリガート やメロディをよりを生かすため、音数を限りなく絞っている他[ 2] 、「カメレオン・レンズ」と同じく打ち込み を主体としている[ 5] 。
「登場人物がそれぞれ小さな悩みを抱え、それを乗り越えていく」という映画のストーリーを踏まえ[ 2] 、「周りの意見に流されず、自分自身を見失わないこと」「自分の信じた未来に向かって進むこと」を後押しするような歌詞となっている[ 2] 。
2018年9月に尾道市 の広島県立びんご運動公園 で開催された凱旋野外ライヴ『しまなみロマンスポルノ'18 〜Deep Breath〜』のタイトルを冠し、同ライヴで初披露された。
海月
EDM 調の楽曲。元々は前作『カメレオン・レンズ』のカップリング曲として制作されていた[ 3] 。
歌詞はタイトルの通り「海月 (くらげ)」をモチーフとしている[ 3] 。
ライラ
ロシア民謡 から着想を得た楽曲。間奏では「コロブチカ 」が引用されている他[ 6] 、記載はないが歌詞中にはロシア語の単語が幾つか登場している[ 7] [ 6] 。
前作から打ち込み主体の曲が続いていたこともあり、「人力だけで完結する曲をやりたい」と、生楽器によるクリックなしの一発録りでレコーディングが行われた[ 6] 。
ライヴでは間奏の岡野による長セリフの箇所が、会場や会場地域に合わせて言い換えられる[ 8] 。また、間奏では楽器隊によるソロ 回しが行われ、新藤が「ultra soul 」を演奏するお決まりがある[ 8] 。
タイアップ
ブレス
『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』主題歌
『広島国際映画祭2018』オフィシャル応援ソング
Guest Musicians
ブレス
Strings : 門脇大輔ストリングス
Chorus: 榎本司, 尾形颯太, 杉田徠夢, 奈緒美クレール, 藤森愛梨, うぐいすボーイズ&ガールズ
Claps: パチパチぱっちんず
Programiming &Other All Instruments: tasuku
海月
Programiming&Other All Instruments: tasuku
ライラ
収録作品
タイトル
収録作品
ブレス
アルバム
12thアルバム『暁 』
オムニバスアルバム『ポケモンTVアニメ主題歌 BEST OF BEST OF BEST 1997-2022』
ミュージックビデオ
ライヴ映像
ライヴアルバム
海月
ライラ
ライヴ映像
ライヴDVD/BD『16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019』
ライヴDVD/BD『ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box[ 注釈 6] 』
脚注
注釈
^ 表題曲のみ7月6日 に先行配信。
^ 特典映像の『Visual Album "暁" 』内に収録。
^ 『"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY2 』に収録。
^ 『16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019』に収録。
^ 特典映像の『CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜』に収録。
^ 『16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019』『"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY1 』『"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY2』に収録。
出典
^ “ブレス(初回生産限定盤)|ポルノグラフィティ ”. ORICON NEWS . オリコン . 2018年8月1日 閲覧。
^ a b c d e f g h i “ポルノグラフィティ、新曲「ブレス」ジャケットに“V”記号 ”. BARKS (2018年7月3日). 2018年7月6日 閲覧。
^ a b c d “ポルノグラフィティ「ブレス」インタビュー|お互いの役割を全うしたポケモン主題歌 ”. 音楽ナタリー (2018年8月6日). 2020年8月14日 閲覧。
^ “ポルノグラフィティ「暁」全曲解説インタビュー|岡野昭仁と新藤晴一が全15曲を徹底解説 (2/2) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー ”. 音楽ナタリー (2022年8月10日). 2023年9月10日 閲覧。
^ “ポルノグラフィティ「ブレス」インタビュー|互いの役割を全うしたポケモン主題歌 (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー ”. 音楽ナタリー (2018年8月6日). 2020年8月14日 閲覧。
^ a b c “ポルノグラフィティ「ブレス」インタビュー|互いの役割を全うしたポケモン主題歌 (3/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー ”. 音楽ナタリー (2018年8月6日). 2020年8月14日 閲覧。
^ “晴一 (@blackcaster) ”. Twitter (2018年12月14日). 2021年9月17日 閲覧。
^ a b #収録作品より
外部リンク
岡野昭仁 (Vo) - 新藤晴一 (Gt) シングル
オリジナル
1990年代
2000年代
00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年
2010年代
10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年
2020年代
配信限定
1.m-FLOOD - 2.Zombies are standing out - 3.フラワー - 4.サウダージ - From THE FIRST TAKE - 5.テーマソング - From THE FIRST TAKE - 6.アビが鳴く - 7.THE DAY - From THE FIRST TAKE - 8.アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE - 9.ヴィヴァーチェ
参加作品
1.Let's try again - 2.それを強さと呼びたい(配信限定) - 3.それを強さと呼びたい 〜2015ver.〜(配信限定) - 4.それを強さと呼びたい 〜2017ver.〜(配信限定) - 5.それを強さと呼びたい 〜2018ver.〜(配信限定) - 6.それを強さと呼びたい 〜2019ver.〜(配信限定)
アルバム
映像作品
その他 ラジオ 関連項目
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無印 AG DP BW / BW2 XY / XY&Z SM PM2 リコとロイ編
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無印 AG DP BW / BW2 XY / XY&Z SM PM2 リコとロイ編
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