『若い女性の肖像』(わかいじょせいのしょうぞう、イタリア語: Ritratto di giovane donna)は、一般的にイタリアのルネサンス期の画家ボッティチェッリに帰属されている絵画であり、1480-1485年に制作された。ヤコポ・ダ・セッライオに帰属する研究者もいる。女性は横顔で示されているが、胸を四分の三斜めに向けて、首にかけているカメオのメダルを見せている。メダルは、ロレンツォ・デ・メディチが所有していたアポロとマルシュアスを表している有名なアンティークのカーネリアンである「ネロの印章」を逆向きにした複製である[1][2][3]。