『脱獄 -Prisoners of War-』(だつごく -プリズナー・オブ・ウォー-)は、1988年11月にSNKより稼働されたアーケード用ベルトスクロールアクション。日本国外名は『P.O.W.: Prisoners of War』。
1989年にファミリーコンピュータに移植された。アーケード版は2008年に欧州でWindows用ソフトとしてGamesloadにて配信された他、日本国内ではPlayStation Portable用ソフト『SNKアーケードクラシックスゼロ』(2011年)に収録され発売および配信、2020年にPlayStation 4版、Nintendo Switch版がアーケードアーカイブスで配信された。また、北米では2011年にPlayStation 3およびPlayStation Portable用ソフトとして、2012年にはPlayStation Vita用ソフトとして配信された。
概要
ジャンルはベルトスクロールアクションゲームで、2人同時プレイが可能。
1Pは青い服を着た金髪の男性で、2Pは赤い服を着た黒髪の男性。この設定は業務用『ダブルドラゴン』(1987年)を意識しているといえる。
ゲームの舞台は戦場で、主人公が敵の収容所を脱獄するシーンからゲームが始まる。全4ステージ。
8方向レバーと3つのボタンでプレイヤーを操作する。ボタンはパンチ、キック、ジャンプの三種類。ボタンの組み合わせで跳び蹴りや裏拳、頭突きが使用可能。
使用可能なアイテムはアーミーナイフとマシンガンの2種類。いずれも雑魚敵から奪って入手する。
移植版
- ファミリーコンピュータ版
- 2人同時プレイは割愛されたが、敵キャラクターの種類が増えたり、強化アイテムが追加されている。
スタッフ
- ボス:川崎英吉
- プログラマー:KONNY(西田和弘)、REGULUS、SHOOT YAMASHITA、SHOCHAN
- プロデューサー:ごとうあきら、TAMA
- ハードウェア:YONEDA、EBARA、NISHIDE
- デザイナー:E.KIYOSHI、SUKA MICHI、MOTTI、前田義久、TETSU、WARA2(藤原秀樹)、BURI、MADAKA(かまだおさむ)
- サウンド:TARKUN(田中敬一)、おさかようこ、KENNY(西田和弘)
評価
- ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[4]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.66点(満30点)となっている[1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「背景がやけにリアル」と紹介されている[1]。
項目
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キャラクタ |
音楽 |
操作性 |
熱中度 |
お買得度 |
オリジナリティ
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総合
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得点
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3.48 |
3.25 |
3.31 |
3.41 |
3.12 |
3.09
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19.66
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脚注
外部リンク