『私の死体を探してください。』(わたしのしたいをさがしてください)は、星月渉の小説。2024年7月24日に光文社より出版。「note」創作大賞2023でテレビ東京映像化賞と光文社文芸編集部賞をダブル受賞。
2024年7月17日にはテレビドラマ化が発表され、同年9月4日よりテレビ東京「ドラマチューズ!」枠にて放送された[1]。
あらすじ
登場人物
- 森林麻美(もりばやし あさみ)
- ベストセラー作家。自身のブログに「私の死体を探してください。」と投稿して行方不明となった。
- 池上沙織(いけがみ さおり)
- 麻美の担当編集。
- 三島正隆(みしま まさたか)
- 麻美の夫。
- 神永進(かみなが すすむ)
- 沙織の上司で朝山出版文芸部の編集長。
- 三島みどり(みしま みどり)
- 正隆の母親。
- 橋本良介(はしもと りょうすけ)
- 投資コンサルタント。
書誌情報
テレビドラマ
2024年9月4日(3日深夜)から10月9日(8日深夜)までテレビ東京の「ドラマチューズ!」枠にて放送された[1]。主演は伊藤淳史[1]。
キャスト
主要人物
- 三島正隆
- 演 - 伊藤淳史(大学生時代:山本桂次)
- 麻美の夫で無職。池上沙織と不倫している。
- 森林麻美
- 演 - 山口紗弥加[1](高校・大学時代:伊礼姫奈[2])
- ベストセラー作家。正隆の妻。幼いころに父親から虐待を受け児童養護施設で育っている。
- 池上沙織
- 演 - 恒松祐里[1]
- 麻美の担当編集。担当になる前から森林麻美のファン。三島正隆と不倫している。
- 橋本良介
- 演 - 本宮泰風[1]
- 投資コンサルタント。三島みどりに怪しげな投資話をもちかける。
- 神永進
- 演 - 要潤[1](大学生時代:永真[3])
- 沙織の上司で煌文社文芸編集部の編集長。正隆、麻美の大学の先輩。
- 三島みどり
- 演 - かたせ梨乃[1]
- 正隆の母。橋本良介の口車に乗って財産を殆ど投資につぎ込んでしまう。
麻美の高校時代の友人
姫上女学園高等学校の生徒。
- 佐々木絵美(ささき えみ)
- 演 - 平澤宏々路[2][4]
- 姫上女学園高校時代の友人。明るく人懐っこい性格。父親から性的暴行を受けており、父親の子どもを妊娠してしまう。
- 福原奏(ふくはら かなで)
- 演 - 早坂美海[2][4]
- 高校時代の友人。吹奏楽部に所属しており、控えめでおとなしい性格。兄に障害があり、奏の大事な日に限って必ず暴れて騒ぎを起こす。両親は彼女が一生、兄の面倒をみるものだと考えている。
- 藤田友梨香(ふじた ゆりか)
- 演 - 白井美海[2][4]
- 高校時代の友人。美術部に所属しており、おしゃれ好き。美大に進学したいと願っているが、医者の父親に「医大しか許さない」と猛烈に反対されている。
- 山本由樹(やまもと ゆき)
- 演 - 鎌田らい樹[2][4]
- 高校時代の友人。陸上部に所属し、エースとしてインターハイを目指していた。家では祖母の面倒をみている。父親の浮気がバレ、その影響で部活を辞めざるを得なくなる。
ゲスト
- 第2話
-
- 佐々木信夫〈60〉
- 演 - 菅原大吉[5](第4話)
- 「私なら森林麻美の死体の場所がわかるかもしれない」と三島正隆に電話してくる正体不明の男。第4話で個人塾経営者の佐々木信夫とわかる。元教師。佐々木絵美の父親。
- 第3話
-
- 岡嶋刑事
- 演 - 戸田昌宏[6]
- 「白い鳥籠事件」を担当する刑事。
- 宮添刑事
- 演 - 詩乃渚[6]
- 岡嶋の相棒。
- 第4話
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- アナウンサー
- 演 - 古旗笑佳(テレビ東京アナウンサー)
- テレビで佐々木信夫の死亡を伝えるアナウンサー。
- 第5話
-
- 古谷
- 演 - 生澤天[7]
- 週刊誌「ブンソウ」記者。三島正隆との不倫写真を持って、池上沙織に取材しに来る。
- 最終回
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- 派手な女
- 演 - 高砂ミドリ[8]
- 三島正隆の浮気相手。
- 神永進の妻、娘
- 演 - 橘美緒[8]、佐野柚葉[8]
スタッフ
放送日程
各話 |
放送日 |
サブタイトル[9]
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第1話 |
09月04日 |
別荘にて
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第2話 |
09月11日 |
断罪の行方
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第3話 |
09月18日 |
白い鳥籠の五羽の鳥たち
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第4話 |
09月25日 |
毒でしか癒せない毒
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第5話 |
10月02日 |
あとがきにかえて
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第6話 (最終回) |
10月09日 |
愛の対義語
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- 第3話・第4話は10分繰り下げられ、0時40分 - 1時10分に放送された。
脚注
外部リンク