歩兵第27連隊(ほへいだい27れんたい、歩兵第二十七聯隊)は、大日本帝国陸軍の連隊のひとつ。
沿革
- 11月15日 - 連隊本部が雨竜郡旭川衛戍地に開庁[1]。
- 12月22日 - 軍旗拝受
- 7月 - 張鼓峰事件
- 1939年(昭和14年) - ノモンハン事件に参加
- 1940年(昭和15年)11月 - 帰還
- 1942年(昭和17年) - 北方警備のため、北海道各地に派遣される
- 1944年(昭和19年)3月31日から4月1日 - 北海道東部の防衛警備の命令を受け釧路に移駐、当初は鳥取競馬場(現在の釧路市駒場町付近)に駐屯した。
- 連隊主力は釧路地域(大楽毛から三津浦付近までの海岸部及び釧路市街地)の防衛のため、第一線陣地の構築をすすめつつ、実際の戦闘配備のための棲息陣地、後方陣地等を構築する。一部は白糠町や厚岸町、鶴居村にも展開し、前進陣地や警戒陣地の構築に着手していた。
- 連隊本部を釧路村天寧の神八三郎所有の牧場敷地内(現在の陸上自衛隊釧路駐屯地及び隣接する釧路演習場)に移駐する。
- 1945年(昭和20年)
- 8月15日 - 終戦
- 8月28日 - 天寧高地(通称まりも山、現在の陸上自衛隊釧路演習場)にて軍旗奉焼
歴代連隊長
歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐)
代 |
氏名 |
在任期間 |
備考
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1 |
丸井政亜 |
1900.10.31 - 1901.11.3 |
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2 |
奥田正忠 |
1901.11.3 - |
中佐
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3 |
竹迫弥彦 |
1904.12.7 - |
中佐
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4 |
神谷景昌 |
不詳 - 1907.4.2 |
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5 |
向井斉輔 |
1907.4.2 - 1910.11.30 |
中佐、1907.11.大佐
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6 |
白井二郎 |
1910.11.30 - 1912.2.14 |
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7 |
大森狷之介 |
1912.2.14 - 1913.8.22 |
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8 |
野島貫一 |
1913.8.22 - 1916.4.1 |
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9 |
岩井勘六 |
1916.4.1 - |
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10 |
岩田恒 |
1919.8.18 - |
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11 |
永田小太郎 |
1921.6.28 - |
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12 |
山田政一 |
1923.8.6 - |
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13 |
円山清 |
1927.7.26 - 1928.8.10 |
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14 |
山内六郎 |
1928.8.10 - |
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15 |
藤川常太郎 |
1929.8.1 - |
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16 |
飯野庄三郎 |
1930.8.1 - |
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17 |
瀬能与一 |
1932.2.29 - |
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18 |
黒岩義勝 |
1934.1.23 - |
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19 |
根本博 |
1936.3.7 - |
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20 |
宮沢斉四郎 |
1937.9.4 - |
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21 |
三宮満治 |
1939.8.1 - |
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22 |
安永篤次郎 |
1940.9.1 - |
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末 |
長嶋秀雄 |
1944.6.14 - |
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脚注
- ^ 『官報』第5219号、明治33年11月22日。
参考文献
- 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
- 原 剛『明治期国土防衛史』錦正社、2002年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 『官報』
関連項目