横浜FCシーガルズ(よこはまエフシー シーガルズ、Yokohama FC Seagulls)は、神奈川県横浜市をホームタウンとする、日本女子サッカーリーグに所属する女子サッカークラブである。
横浜FCスポーツクラブが運営するトップチーム「ニッパツ横浜FCシーガルズ」と、横須賀シーガルズFCが運営する下部組織が、日本サッカー協会の制度上の同一クラブを構成している。
概要
前身は1982年に設立された横須賀シーガルズFCの女子トップチーム「横須賀シーガルズFC」。2006年7月18日に「特定非営利活動法人横須賀シーガルズ・スポーツクラブ」として法人化した。
2013年2月、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する横浜FCを運営する株式会社横浜フリエスポーツクラブの関連法人である一般社団法人横浜FCスポーツクラブと業務提携を結び、横須賀シーガルズFC女子トップチームは横浜FCシーガルズに名称を変更した。
なお、女子社会人トップチームの管理・運営面は活動拠点を横須賀市から横浜市に移した上で横浜FCスポーツクラブが行い、下部組織はNPO法人の横須賀シーガルズスポーツクラブが運営する事が決定した[2][3]。
2014年11月に開催された「チャレンジリーグ参入チーム決定戦」に勝利して2015年度からの日本女子サッカーリーグのチャレンジリーグへの参入が決定した[4]。
2015年はチャレンジリーグEASTで優勝、プレーオフ3位で入替戦に進出。福岡J・アンクラスとの入替戦を2戦合計2-1で制し、なでしこリーグ2部に昇格した。
2016年から日本発条とのスポンサー契約締結に伴い、チーム名をニッパツ横浜FCシーガルズに改称[5]。
年度別成績・歴代監督
横須賀シーガルズ/横須賀シーガルズレディース/横須賀シーガルズFC
年度 |
チーム名 |
リーグ |
チーム数 |
試合数 |
勝点 |
勝 |
分 |
敗 |
得点 |
失点 |
得失点差 |
順位
|
1999 |
横須賀シーガルズ |
神奈川県1部 |
9 |
8 |
18 |
4 |
2 |
2 |
12 |
7 |
5 |
4位
|
2000 |
10 |
9 |
33 |
8 |
1 |
0 |
34 |
4 |
30 |
2位
|
2001 |
10 |
9 |
28 |
7 |
0 |
2 |
48 |
11 |
37 |
2位
|
2002 |
10 |
9 |
32 |
8 |
0 |
1 |
73 |
11 |
62 |
優勝
|
2003 |
10 |
9 |
28 |
7 |
0 |
2 |
47 |
12 |
35 |
2位
|
2004 |
10 |
9 |
33 |
8 |
1 |
0 |
29 |
8 |
41 |
優勝
|
2005 |
横須賀シーガルズレディース |
10 |
9 |
4 |
1 |
0 |
7 |
5 |
31 |
-26 |
9位
|
2006 |
神奈川県2部 |
7 |
6 |
8 |
2 |
2 |
2 |
7 |
5 |
2 |
4位
|
2007 |
8 |
7 |
12 |
4 |
0 |
3 |
12 |
9 |
3 |
3位
|
2008 |
7 |
6 |
10 |
3 |
1 |
2 |
17 |
9 |
8 |
4位
|
2009 |
7 |
6 |
10 |
3 |
1 |
2 |
16 |
11 |
5 |
2位
|
2010 |
横須賀シーガルズFC |
神奈川県1部 |
9 |
8 |
16 |
5 |
1 |
2 |
18 |
7 |
11 |
3位
|
2011 |
10 |
9 |
22 |
7 |
1 |
1 |
34 |
10 |
24 |
2位
|
2012 |
10 |
9 |
18 |
6 |
0 |
3 |
40 |
10 |
30 |
3位
|
横浜FCシーガルズ/ニッパツ横浜FCシーガルズ
所属選手・スタッフ
- 2024年[7]
スタッフ
選手
ユニフォーム
ユニフォームの色
カラー
|
シャツ
|
パンツ
|
ストッキング
|
FP(1st)
|
水色
|
紺
|
紺
|
FP(2nd)
|
白
|
白
|
白
|
GK(1st)
|
ピンク
|
ピンク
|
ピンク
|
GK(2nd)
|
黄
|
黄
|
黄
|
|
|
|
クラブカラー
- - 2012年 緑
- 2013年 - 現在 白、 水色、 紺
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 |
スポンサー名 |
表記 |
掲出年 |
備考
|
胸
|
日本発条 |
ニッパツ |
2017年 - |
2016年は背中上部
|
鎖骨左
|
医療法人横浜未来ヘルスケアシステム |
戸塚共立 メディカルグループ |
2019年 - |
2013年 - 2015年はパンツ前面 2016年 - 2018年は袖 2013年は「女性 戸塚共立 専門 サクラスクリニック」表記 2014年 - 2015年は「戸塚共立 女性 サクラスクリニック 専門」表記 2017年は「戸塚 共立」表記 2018年は「戸塚共立 メディカル」表記
|
鎖骨右
|
横浜未来 ヘルスケアシステム
|
2019年は「横浜柏堤会」表記
|
背中上部
|
なし |
- |
- |
|
背中下部
|
なし |
- |
- |
|
袖
|
なし |
- |
- |
|
パンツ前面
|
武松商事 |
Takematsu |
2020年 - |
|
パンツ背面
|
爽健グローバル |
笑顔道 EGAODO |
2022年 - |
|
ユニフォームサプライヤーの遍歴
歴代ユニフォームスポンサー年表
横須賀シーガルズFC
サッカークラブは横須賀市粟田の少年サッカー団のOBを中心に1976年に結成され、男子トップチームは2000年以後神奈川県社会人サッカーリーグに在籍している。運営団体は特定非営利活動法人横須賀シーガルズ・スポーツクラブ。
男子は、社会人チーム(トップチーム・神奈川リーグ3部、サテライトチーム・神奈川県三浦半島地区リーグ1部)、ユース、ジュニアユース、ジュニアチームを編成し、横須賀市のほか近隣の横浜市、三浦市、逗子市、三浦郡葉山町の青少年が活動を行っている。
女子は、中学・高校生・社会人を対象としたサテライトのJOYチームが神奈川県女子サッカーリーグ1部、MEGチームが同2部に在籍、少女チームやレディースチーム(一般社会人チーム・神奈川県女子サッカーリーグ2部、主婦チーム・神奈川婦人リーグ所属)などが編成されている。
関連項目
脚注
- ^ a b c “プロフィール”. 日本プロサッカーリーグ. 2024年1月29日閲覧。
- ^ 『横浜初、なでしこリーグを目指す 横浜FCシーガルズ誕生のお知らせ』(プレスリリース)横浜FC、2012年7月5日。オリジナルの2013年12月3日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20131203031007/http://www.yokohamafc.com/news/2012/07/05/fc-8/。2013年2月5日閲覧。
- ^ “横浜FCシーガルズ誕生、県内初なでしこL目指す”. 神奈川新聞. (2012年7月6日). http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1207060009/ 2012年7月6日閲覧。
- ^ 『横浜FCシーガルズ2015年度チャレンジリーグ参入正式承認のお知らせ』(プレスリリース)横浜FC(J's GOAL)、2014年11月14日。オリジナルの2014年11月29日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20141129021933/http://www.jsgoal.jp/official/00181000/00181700.html。2014年11月15日閲覧。
- ^ 『横浜FCシーガルズ」スポンサー契約に関するお知らせ -チーム名「ニッパツ横浜FCシーガルズ」に-』(プレスリリース)横浜FC、2016年1月5日。オリジナルの2019年6月15日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20190615103550/http://www.yokohamafc.com/2016/01/05/47606。2016年12月2日閲覧。
- ^ 『2020プレナスなでしこリーグ1部/2部リーグ開催延期 および 2020プレナスなでしこリーグカップ中止のお知らせ』(プレスリリース)。http://www.nadeshikoleague.jp/news/2020/0428_1700.html。2021年2月28日閲覧。
- ^ 『2024シーズン体制および選手背番号決定のお知らせ』(プレスリリース)ニッパツ横浜FCシーガルズ、2024年1月21日。https://seagulls.yokohamafc-sc.com/news/20240121_seagullsnewteam/。2024年1月21日閲覧。
- ^ “「プーマジャパン株式会社」とオフィシャルクラブトップパートナー契約締結のお知らせ”. ニッパツ横浜FCシーガルズ (2023年1月4日). 2023年1月4日閲覧。
外部リンク