松永 玲子(まつなが れいこ、1969年12月15日 - )は、日本の女優。大阪府大阪市出身。京都女子大学文学部国文学科卒業。ナイロン100℃(以降「ナイロン」)所属。所属事務所は株式会社オフィスPSC。
大学在学中の1989年から劇団M.O.Pなどに客演、卒業後は富士ゼロックスに2年間就職した後、1994年の「1979」よりナイロンに参加する。ナイロンへの参加はオーディションによる。
落語家としても活動しており、高座名は藤乃家心斎橋(ふじのやみなみ)。AB型。158cm。
特技はエレクトーン・関西弁[1]。
ナイロンの役者として
- 参加当初のごくごく短い期間(「1979」と「喜劇・箸の行方」)は「ミナミ玲子」と名乗る。この時期、ナイロンはまだ「演劇ユニット」としての認識が強かったため、入れ替え可能な俳優として考えていた上での芸名ではなかったかと考えられる。
- 実家は心斎橋。大阪公演の際はホテルではなく実家に帰る。そもそもナイロンが大阪公演の際に利用するホテルと、目と鼻の先の所に実家がある。
- ナイロンへの参加のかなり初期から重要な役を射止めるまでにあまり時間を要していない。だが当の本人としては「自分は新人である」という思いが常にあり、「フローズン・ビーチ」初演で、やっと新人ではなくなったと思っていた(「フローズン・ビーチ」DVD・特典映像より)。
- 現在、ナイロンでは安澤千草などと並んで中堅役者として認識されている(厳密な意味では入団時期が異なる)。
- ナイロンではIT周りを担当することが多く、かなり初期から公式ウェブサイト運営に携わっていた。現在も大元のデータを管理しているのは彼女であるが、ウェブサイトとメールマガジンの技術的な面では藤田秀世が担当している。ナイロン100℃が不定期に発行するメールマガジンの発行者は彼女の名前になっている。現在、ナイロンで個人ページを持っているのは彼女とみのすけ、藤田秀世の3人のみ(ブログを含めれば、他にKERA、廣川三憲、大山鎬則、皆戸麻衣も)。旅公演にはノートパソコン持参(Macintosh)。
芸風
外部出演の役者として
出演
テレビドラマ
バラエティ・教養番組
CM
映画
ラジオ
舞台(外部出演)
1996年
- 松尾貴史の「人格懐疑室 type.1〜History of Hysterie〜」(演出:G2)
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
- 故林広志プロデュース・“親族代表”コントライブ「人間力学ショー#3」(作・演出:故林広志)
- 王立劇場「荒波次郎」(作・演出:後藤ひろひと)日替わりゲスト出演
- AGAPEstore「BIG BIZ〜宮原木材危機一髪!〜」再演
2003年
- AGAPEstore「BIGGER BIZ〜絶体絶命!結城死す?〜」(作:後藤ひろひと/演出:G2)
- 明石家さんま舞台「奇人たちの晩餐会〜馬鹿にしやがれ!〜」(原作:フランシス・ヴェベール/演出:荻野繁)
2004年
- AGAPEstore「しかたがない穴」(作:倉持裕/演出:G2)
2005年
- AGAPEstore「BIGGER BIZ〜絶体絶命!結城死す?〜」再演
- Live Cafe Music #9「届かなかったラヴレター」(演出:藤井清美)
- 「姫が愛したダニ小僧〜Princess and Danny Boy〜」 (作・演出:後藤ひろひと)
2006年
2007年
- AGAPE store「地獄八景:浮世百景」(監修:桂米朝/脚本:東野ひろあき/演出:G2)※第7回バッカーズ演劇奨励賞を受賞
- リーディングパフォーマンス「語り女たち」(原作:北村薫/演出:中野俊成)
2008年
2009年
- 劇団、本谷有希子「来来来来来」(作・演出:本谷有希子)
- 三田村組 第16回公演「home」(作・演出:田村孝裕)
2010年
2011年
- モダンスイマーズ「デンキ島~松田リカ篇~」再演(作・演出:蓬莱竜太)
- 北九州芸術劇場PRODUCE「江戸の青空 弐~惚れた晴れたの八百八町~ 」 (脚本:千葉雅子/演出:G2)
2012年
- モダンスイマーズ「ロマンサー~夜明峠編~」(作・演出:蓬莱竜太)
- オフィスコットーネプロデュース「コルセット」(作・演出:前川麻子)
2014年
2024年
脚注
外部リンク