昭和町駅(しょうわちょうえき)は、香川県高松市昭和町二丁目にある四国旅客鉄道(JR四国)高徳線の駅である[1]。駅番号はT27。
歴史
国鉄最末期の開業である。なお、国鉄の駅だったのはわずか9日間だった。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅(いわゆる「棒線駅」)。無人駅であるが、朝のラッシュ時には駅員が配置される。トイレはない。プラットホームの高松方はスロープとなっており、道路への出入口とつながっている。駅舎はないが、スロープを下った先、道路への出入口付近には小屋があり、中に自動券売機が設置されている。プラットホームの有効長は4両分である。
2020年3月14日から高松駅 - 屋島駅間にICOCAなどの交通系ICカードが導入されたが、当駅は導入対象外であるためICOCAなどの交通系ICカードは使用できない[7][8][9]。
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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2008
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504
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2009
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485
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2010
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476
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2011
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452
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2012
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448
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2013
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477
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2014
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465
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駅周辺
野球踏切
昭和町駅から南方(徳島方)200mにある高松市道八番町西浜新町線との踏切には「野球踏切」という名前がついている。これは、かつて県立高松商業高校の野球部員達が、高徳本線を挟んだ練習場までの行き来に当踏切を利用していたことから名付けられたものである。
同校の校舎は、1949年に現在地の松島町に新築されるまで仮校舎が現在の香川大学教育学部の敷地に位置しており、練習場が現在のJR四国研修センターの位置にあった。校舎移転後は野球部員たちが往来することは無くなったが、2003年(平成15年)9月にJR四国による解説看板が設置されて当時の状況を今に伝えている。
この踏切は1925年(大正14年)8月1日の国鉄高徳本線(現・高徳線)高松 - 志度間開業時に警報機の無い第4種踏切として設けられ、1951年(昭和26年)5月20日に警報機の設置で第3種踏切に格上げされた際に踏切名が命名された。その後1969年(昭和40年)3月30日に遮断機の設置で第1種甲踏切に格上げされて現在に至る。
野球踏切と駅を挟んだところにも高松市道五番町西宝線との踏切があり、上りの普通列車が駅に到着すると車掌が備え付けの箱に鍵を差し込み、降りている遮断機をいったん上げる。ワンマンカーではされない。
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■高徳線
- ■普通
- 高松駅 (T28) - 昭和町駅 (T27) - 栗林公園北口駅 (T26)
脚注
関連項目
外部リンク