新町川(しんまちがわ)は、徳島県徳島市の三角州を形成している吉野川水系の一級河川である。支流は助任川、田宮川、佐古川、沖洲川などが流れており、かつては寺島川も支流であったが、現在は廃河川となっている。
特定非営利活動法人「新町川を守る会」が清掃活動や遊覧船の運営などを行っている。
歴史
江戸時代の新町川は、当時の徳島藩の経済を支えていた阿波藍を乗せた船が行きかい賑わいを見せていた。
2005年(平成17年)には国土交通省による手づくり郷土賞(地域活動部門)を受賞した[1]。
流域
新町川の流域には、徳島県の県都である徳島市の繁華街が広がっている。また観光スポットや多くの祭典が行われている。
水質
昭和初期までは、川で夏になると泳ぐ人で賑わうほど水質が良かったが昭和中期になると汚染され悪臭が街にたちこめていた。近年は、昔に比べ水質は向上したがまだ川底には、ヘドロが残っている。[独自研究?]
支流
流域の施設
祭典
藍場浜公園や新町川水際公園などの川沿いの公園では様々な祭典が催されている。またクリスマス前後の3日間は新町川から約3千袋のプレゼントを持ったサンタクロースが船でやってくるイベントが毎年行われている。
公園
新町川河川沿いにある公園の一覧。
観光スポット
徳島藩の城下町として栄えた徳島市の中心部を流れる新町川流域には、多くの歴史的観光地が存在する。
その他
新町川流域全土に位置する施設の一覧。
満ち潮水族館
徳島市の中心市街地・新町川の中流に架かる新町橋の下にある遊歩道に設置されている。新町川は海辺に近い河川であるため、潮の満ち引きがあり、満潮時にはガラス張りに整備された遊歩道の高さまで水面が上昇し、新町川に生息する約30種類の魚を観察することができる。
北岸は新町川水際公園・藍場浜公園、南岸はしんまちボードウォークと隣接している。
橋梁
上流部より記載。
画像
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
新町川に関連するメディアがあります。
外部リンク