文京区立湯島小学校(ぶんきょうくりつゆしましょうがっこう)は、東京都文京区湯島2丁目にある公立小学校。
江戸時代の寺子屋を起源とし、1872年の学制施行前からの存在する当時の東京府設立の小学校として、東京旧市内で現存する最古の小学校である。
校庭にはスズカケノキが植えられており、湯島小学校を象徴するものになっている。
概要
湯島小学校は校名変更前の『府立小学校第四校』として、1871年(明治4年)12月2日が創立日となっている[1]。
湯島小学校とほぼ同時期に開校した、府立小学校第一校(御成門小学校)、第二校(番町小学校)、第三校(愛日小学校)に関しては、共に新設合併による吸収や自治体の条例の改正による閉校扱いにより、現在は湯島小学校よりも設立年が格段新しい小学校となる。
1990年(平成2年)2月8日、現校舎が竣工した。
敷地内に生涯学習施設「文京区立アカデミー湯島」がある。
行事
1971年12月2日に開校100周年記念式典として、当時の皇太子並びに同妃が出席し式典が執り行われた。
2021年に湯島小学校は開校150周年記念を迎えた。
位置
主な出身者
脚注
- ^ 東京都教育委員会「平成30年度 東京都公立学校一覧|東京都教育委員会ホームページ」『東京都教育委員会ホームページ』。2018年10月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 文京区立湯島小学校
- 本郷区湯島尋常小学生徒遠足事故 加藤 一佳 「戦前大正期における小学校の遠足事故に関する考察 : 教師の「果たすべき安全保護義務」に関する考察(5) 」明星大学教育学研究紀要 25 18-40, 2010-03-20 明星大学教育学研究室