人間 六度(にんげん ろくど、1995年3月2日 -)は、日本の小説家。愛知県名古屋市出身[1]。東京都在住[2]。日本SF作家クラブ会員[3]。
経歴・人物
東海中学校・高等学校卒業[1]。東海高校を卒業した2013年の10月、大学浪人中に急性リンパ性白血病を発症[1][4]。臍帯血移植により生還し、血液型がA型からO型になる[4]。2018年に日本大学芸術学部文芸学科に進学[1]。2021年現在、同大に在学中[2]。指導教官は青木敬士。
2016年、文芸社から小説『BAMBOO GIRL』を自費出版[4]。2020年に同作が商業文庫化される。2021年8月、オスタハーゲンの鍵名義の投稿作「スター・シェイカー」が第9回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞。同年10月には同じくオスタハーゲンの鍵名義の投稿作「きみは雪を見ることができない」が第28回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞。それぞれの受賞作が2022年に刊行される。
作品リスト
単行本
アンソロジー収録作品
「」内が人間の作品
雑誌掲載作品
- 小説
- 「クジラ委員」 - 『江古田文学』98号(江古田文学会、2018年8月)
- 「『スター・シェイカー』冒頭先行掲載」 - 『S-Fマガジン』2022年2月号(早川書房)
- 「銃のなる木」 - 『小説すばる』2022年4月号(集英社)
- 「サステナー314」 - 『小説すばる』2022年11月号(集英社)
- 「ゆびさきに宿る魂で」 - 『SF小説から未来の時間をヨム Sci-Fi Diving | 2096年の家族との時間』(幻冬舎/企画・編集、Panasonic「未来創造研究所」、2022年12月6日配信)
- 「完全努力主義社会」 - 『小説すばる』2023年4月号(集英社)
- 「推しはまだ生きているか」 - 『小説すばる』2023年7月号(集英社)
- エッセイなど
- 「エヴァ座談会」(【20代代表 チームゆとり】として参加) - 『江古田文学』101号(江古田文学会、2019年9月1日)
- 「港の時代」 - 『文芸思潮』73号(アジア文化社、2019年9月25日)
- 「大賞『スター・シェイカー』著者 人間六度氏コメント」 - 『S-Fマガジン』2021年12月号(早川書房)
漫画原作
脚注
関連項目
外部リンク