ミッキーマウス・レビュー(The Mickey Mouse Revue)は、東京ディズニーランドのファンタジーランドにあったアトラクションである。
「ミッキーのフィルハーマジック」建設のため、2009年5月25日に閉鎖された。現在、ミッキーのオーディオアニマトロニクスはウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにて保管されている。また、『三人の騎士』のオーディオアニマトロニクスもエプコットの「Gran Fiesta Tour」に再利用された。
ミッキーマウスをはじめとしたディズニーキャラクターが演奏会を行うという設定の劇場型のアトラクションで、オーディオアニマトロニクスで作られた様々なディズニーキャラクターが登場した。
このアトラクションは、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(現ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)のマジック・キングダムにあったものである。東京ディズニーランドが開園する際に、オリエンタルランドの当時の社長だった高橋政知との個人的親交によるプレゼントという形で、東京ディズニーランドに移設された。そのため、プレショーとして上映される映画にウォルト・ディズニー・ワールドの昔のロゴが写る場面があった。
このアトラクションでのミッキーマウスの声はジミー・マクドナルドが、ディズニーパークのアトラクションにおいて唯一吹き込んだ声であった。
演奏会のシーンで使われた楽器は、ほとんどがダミーだが、一部に本物の楽器が使用されていた[要出典]。
2007年4月10日から同年7月19日の間は、この期間に開催された『リロ&スティッチのフリフリ大騒動〜Find Stitch!〜』の一環として、通常は登場しないスティッチが、登場キャラクターとして紛れ込んでいた。
ゲストが入口に入るとホールディングエリア(待合いロビー)に案内され、次回の公演の準備が整うまでそこで待機する。部屋の中の壁にはミッキーマウスが主演した9つの映画作品の役の姿が描かれている。このロビーに限り、フラッシュによる写真撮影が可能であった。トイレもある。
準備が整うと、プレショーエリアに移動。以降はフラッシュ撮影、携帯電話の使用などが禁止となる。
ここでは、ディズニーの歴史を紹介する映像が上映された。「サウンドトラック」というキャラクターと語り手(声:共に井上真樹夫[1][2])によって、ディズニーと音楽、そしてミッキーマウスの関係が紹介される。映像は、オープンからクローズまで同一のものを使用。映像の最後に実写で登場するミッキーマウスらディズニーキャラクターは古いデザインとなっている。なお、この場内では座席は無く手すりがあるだけで、ゲストはすべて立ち見での映像鑑賞となっていた。
映像が終了すると、メインショーシアターに案内される。場内には座席があり、座って鑑賞できる。
ここで、オーディオアニマトロニクスによるディズニーキャラクターの演奏会が行われる。ショーに合わせてステージの幕が上下し、『白雪姫』や『三匹の子ぶた』、『ふしぎの国のアリス』などの様々なシーンが展開する。
※メインショーでのキャラクター。括弧内は演奏している楽器。
括弧内は原作品。序曲~ハイ・ディドゥル・ディー・ディーまでの一部音源は、1990年代に発売されたCD『東京ディズニーランド・ミュージック・アルバム』に収録されている。
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Lokasi Pengunjung: 18.217.208.40