1986年4月、マイケルはロビン・マッコーリー(Vo)、ロッキー・ニュートン(B)、ボド・ショプフ(Dr)、スティーヴ・マン(KeyB,G)らを迎えて、新バンドを結成。翌年にデビュー・アルバム『Perfect Timing』をリリース。その後スティーヴは1987年半ばに脱退し、ミッチ・ペリーが加入。デビュー・アルバムのレコーディング中にバンド名をマッコーリー・シェンカー・グループに改名(しかしロビンはマイケル・シェンカー・グループの知名度が高い事を理由に反対した)。1988年のアルバム・ツアー後にミッチが脱退し、スティーヴが復帰。1989年にセカンド・アルバム『Save Yourself』をリリース。1990年にマイケルがスーパーグループ、コントラバンドのツアーとレコーディングに参加するために活動を休止。翌年、ジェフ・ピルソン(B)、ジェイムス・コタック(Dr)、ジェシー・ハームズ(KeyB)を迎えて活動を再開。ジェフ、ジェイムス、ジェシーの脱退した後はロビンとマイケルが正規メンバーとして活動を続け1992年に『Nightmare: The Acoustic M.S.G.』と『Unplugged Live』をリリースしたが、同年にバンドは解散。マイケルは後にUFOに復帰する。
第二次マイケル・シェンカー・グループ期(1996-)
UFOで2度目の活動を続けた後、マイケルは1996年にリーフ・サンディン(Vo)、バリー・スパークス(B)、シェーン・ガラース(Dr)を迎えてマイケル・シェンカー・グループを再結成。同年に『Written in the Sand』をリリースした。その後のプロモーション・ツアーでは、セス・バーンスタイン(KeyB,G)が参加した。デイヴィッド・ヴァンランディング(Vo)はリーフの代役としてアメリカ・ツアーのオープニングに参加し、日本公演にも参加。マイケルがUFOでの3度目の復帰を果たしたため、グループは再び活動を休止。1998年初頭にゲイリー・バーデン(Vo)が再び復帰し、ジェフ・コールマン(B)が加入、このラインナップでG3ツアーに参加した。1999年にリーフ、ジェフが脱退し、ケリー・キーリング(Vo)とジョン・オンダー(B)が加入し、アルバム『The Unforgiven』をリリース。
『The Unforgiven』のサポート・ツアーでは、バリーが復帰し、キース・スラックがセカンド・ヴォーカリストとして参加、セスの代役にウェイン・ファインドレイが参加した。2000年のツアー終了後、マイケルは4度目のUFO復帰を果たして活動休止。この年、彼は3枚のソロアルバムを制作した。2001初頭、クリス・ローガン(Vo)、レブ・ジョーンズ(B)、ジェフ・マーティン(Dr)を迎えて活動再開。『Be Aware of Scorpions』のレコーディング後、ジェフはシェンカーの飲酒問題に起因する問題のためにバンドを脱退。後任にジェレミー・コルソンが11月に加入。
2004年11月、クリスがレヴとの喧嘩で負傷し脱退。リーフ・サンディンが復帰する。翌年初頭、レヴとピートの2人は、「ツアー日程のキャンセルが続き、マネージメントの判断が悪かった」ため脱退。リーフも脱退し、後任にヤリ・ティウラ(Vo)、元UFOのピート・ウェイ(B)が加入し、ジェフ・マーティンが復帰。バンドの25周年記念アルバム『Tales of Rock'n'Roll』をリリース。2006年、レヴとホームズが復帰。
Michael Schenkerのドイツ語読みはミヒャエル・シェンカーだが、Michael Schenker Groupはドイツ語でも英語的にマイケル・シェンカー・グループと読まれる。ドイツにおいて、本人は、「マイケル・シェンカー・グループのミヒャエル・シェンカー」(Michael Schenker von Michael Schenker Group)を自称している。