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ノーム・チャールトン
*Norm Charlton*
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ルイジアナ州フォートポーク（英語版）
生年月日	1963年1月6日（62歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	左投両打
ポジション	投手
プロ入り	1984年 MLBドラフト1巡目追補(全体28位)でモントリオール・エクスポズから指名
初出場	1988年4月19日
最終出場	2001年10月7日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	選手歴
	ジェームズ・マディソン高等学校（英語版）; ライス大学; シンシナティ・レッズ (1988 - 1992); シアトル・マリナーズ (1993); フィラデルフィア・フィリーズ (1995); シアトル・マリナーズ (1995 - 1997); ボルチモア・オリオールズ (1998); アトランタ・ブレーブス (1998); タンパベイ・デビルレイズ (1999); シンシナティ・レッズ (2000); シアトル・マリナーズ (2001);
	コーチ歴
	シアトル・マリナーズ (2008);
国際大会
代表チーム	アメリカ合衆国
	この表について

ノーム・チャールトン3世（Norman Wood Charlton III , 1963年 1月6日 - ）はアメリカ合衆国ルイジアナ州フォートポーク（英語版）出身の元プロ野球選手（投手）。左投両打。

愛称はシェリフ（Sheriff）^[1]。

経歴

ライス大学在学時の1984年には第13回日米大学野球選手権のアメリカ合衆国代表に選ばれている^[2]。この年のMLBドラフト1巡目追補（全体28位）でモントリオール・エクスポズから指名され、プロ入り。マイナー時代の1986年にシンシナティ・レッズへ移籍した。1988年 8月19日にメジャー初登板。この年は10試合すべて先発での登板で、4勝5敗防御率3.96。1989年にリリーフに転向し、69試合に登板して8勝3敗、防御率2.93と好投。持ち前の速球で95回1/3を投げて98三振を奪う。1990年には移籍加入したランディ・マイヤーズ、ロブ・ディブルとともに「Nasty Boys」を形成し、チャールトンも56試合（うち先発16）に登板し、12勝9敗2セーブ、防御率2.74の活躍でチームのワールドシリーズ制覇に貢献。1991年にはマイヤーズ共々先発に転向するが、11先発で3勝に終わり、リリーフに再転向。以後引退まで先発登板の機会はなかった。1992年にはディブルとのダブルストッパーで26セーブをマーク。

1993年にシアトル・マリナーズに移籍し、18セーブをマークするが、1994年は前年の途中に受けたトミー・ジョン手術のリハビリの為、1シーズン登板できなかった。1995年にフィラデルフィア・フィリーズで中継ぎ投手（セットアッパー）として復帰。25試合に登板して防御率7.36だったが、シーズン後半再びマリナーズに戻ってクローザーに起用されると30試合で14セーブ、防御率1.51とまさに「復活」した。1996年は20セーブ、1997年は14セーブをあげ、1998年はアトランタ・ブレーブスとボルチモア・オリオールズで投げ、1999年はタンパベイ・デビルレイズで投げる。2000年は再びレッズに移籍したが、わずか2試合の登板に終わる。年々成績が下降し、年齢的にも限界かと思われたが、2001年はレッズ時代の監督ルー・ピネラ率いるマリナーズに3たび移籍。特にブルペンは佐々木主浩、ジェフ・ネルソン、アーサー・ローズと強力で、チャールトンも44試合で4勝2敗1セーブ、防御率3.02と好投し、チームとしてのシーズンメジャー記録となる116勝に貢献した。この年限りで現役を引退した。

現役引退後は、マリナーズでスカウト（日本のプロ野球ではスコアラーに相当）を務める。2008年はマリナーズのブルペンコーチを務めた。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1988	CIN	10	10	0	0	4	5	0	--	.444	259	61.1	60	6	20	2	2	39	3	2	27	27	3.96	1.30
1989		69	0	0	0	8	3	0	--	.727	393	95.1	67	5	40	7	2	98	2	4	38	31	2.93	1.12
1990		56	16	1	1	12	9	2	--	.571	650	154.1	131	10	70	4	4	117	9	1	53	47	2.74	1.30
1991		39	11	0	0	3	5	1	--	.375	438	108.1	92	6	34	4	6	77	11	0	37	35	2.91	1.16
1992		64	0	0	0	4	2	26	--	.667	341	81.1	79	7	26	4	3	90	8	0	39	27	2.99	1.29
1993	SEA	34	0	0	0	1	3	18	--	.250	141	34.2	22	4	17	0	0	48	6	0	12	9	2.34	1.13
1995	PHI	25	0	0	0	2	5	0	--	.286	102	22.0	23	2	15	3	3	12	1	0	19	18	7.36	1.73
1995	SEA	30	0	0	0	2	1	14	--	.667	182	47.2	23	2	16	0	1	58	5	1	12	8	1.51	0.82
'95計		55	0	0	0	4	6	14	--	.400	284	69.2	46	4	31	3	4	70	6	1	31	26	3.36	1.11
1996		70	0	0	0	4	7	20	--	.364	323	75.2	68	7	38	1	1	73	9	0	37	34	4.04	1.40
1997		71	0	0	0	3	8	14	--	.273	343	69.1	89	7	47	2	4	55	7	1	59	56	7.27	1.96
1998	BAL	36	0	0	0	2	1	0	--	.667	178	35.0	46	5	25	0	0	41	5	0	27	27	6.94	2.03
1998	ATL	13	0	0	0	0	0	1	--	----	53	13.0	7	0	8	0	1	6	2	0	2	2	1.38	1.15
'98計	ATL	49	0	0	0	2	1	1	--	.667	231	48.0	53	5	33	0	1	47	7	0	29	29	5.44	1.79
1999	TB	42	0	0	0	2	3	0	15	.400	233	50.2	49	4	36	0	1	45	4	0	29	25	4.44	1.68
2000	CIN	2	0	0	0	0	0	0	0	----	20	3.0	6	1	6	0	0	1	1	0	9	9	27.00	4.00
2001	SEA	44	0	0	0	4	2	1	12	.667	189	47.2	36	4	11	0	4	48	4	0	19	16	3.02	0.99
MLB：13年		605	37	1	1	51	54	97	*27	.486	3845	899.1	798	70	409	27	32	808	77	9	419	371	3.71	1.34

「-」は記録なし
通算成績の「*数字」は不明年度がある事を示す

記録

オールスター選出：1回（1992年）

背番号

37（1988年 - 1998年、1999年途中 - 2001年）
30（1998年途中 - 同年終了）
35（1999年 - 同年途中）

代表歴

第13回日米大学野球選手権大会アメリカ合衆国代表（1984年）

脚注

^ 「ノーム・チャールトン」『マリナーズ地区優勝&ポストシーズン展望号』ベースボール・マガジン社 72頁
^ 第13回日米大学野球選手権（2018年10月1日閲覧）

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

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[1] 「ノーム・チャールトン」『マリナーズ地区優勝&ポストシーズン展望号』ベースボール・マガジン社 72頁

[2] 第13回日米大学野球選手権（2018年10月1日閲覧）

[1]

[2]

ノーム・チャールトン

経歴

詳細情報

年度別投手成績

記録

背番号

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク