ソレミア(Solemia、2008年2月20日 - )はアイルランドで生産された[1]鹿毛の競走馬。フランスのカルロス・ラフォン=パリアス厩舎に所属し、2012年の凱旋門賞 (G1) で日本のオルフェーヴルを破り優勝した[2]。
勝ち鞍はほかに2012年のコリーダ賞(英語版) (G2) がある[1]。
経歴
2歳時(2010年)
10月のデビュー戦は6着、2戦目で初勝利。
3歳時(2011年)
3月、6月、9月と間隔をあけながら出走したが3連敗。9月30日のリステッド競走で2勝目を挙げ、続くコンセイユドパリ賞 (G2) で2着。
繁殖入りの計画もあったが、重賞を一つ勝つことを目標に、もう一年だけ現役を続けることになった。
4歳時(2012年)
4月19日のリステッド競走を勝ち、エドゥヴィル賞 (G3) で2着、コリーダ賞 (G2) で重賞初制覇。
8月11日のポモーヌ賞は61kgを背負って4着、凱旋門賞の前哨戦であるヴェルメイユ賞からシャドーロールを装着して3着の後、凱旋門賞に出走。12番人気と低評価ながら[3]、オリビエ・ペリエが騎乗しオルフェーヴルをクビ差かわして優勝した。
東京競馬場11Rの第32回ジャパンカップ(G1)に出走するも7番人気、13着と惨敗した。この出走を最後に引退した。
引退後
馬主のヴェルテメール兄弟が所有のまま、繁殖牝馬となる。
血統表
参考文献
脚注
外部リンク