トレヴ(Treve、2010年4月7日 - )はフランスの競走馬・繁殖牝馬。2013年のカルティエ賞年度代表馬、最優秀3歳牝馬である。
主な勝ち鞍は2013年のディアヌ賞、ヴェルメイユ賞、2013年・2014年の凱旋門賞(連覇)、2015年のサンクルー大賞、ヴェルメイユ賞。
2012年9月にティエリ・ジャルネが騎乗し競走馬デビューを果たす。2013年5月の条件戦勝利を挟み、ディアヌ賞(フランスオークス)をレコードタイムで優勝。7月にはカタール王族のジョアーン・ビン・ハマド・アール=サーニー(英語版)(シェイク・ジョアン)にトレードされた[1]。
主戦騎手がランフランコ・デットーリに乗り替わりとなったヴェルメイユ賞にも優勝し、凱旋門賞へ出走。デットーリが骨折したことで再びティエリ・ジャルネが騎乗し[2]、日本のオルフェーヴルに5馬身差をつけて優勝した。
2014年も同競走を勝利し、1977・78年のアレッジド以来36年ぶりの連覇を達成[3]。牝馬としては1936・37年のコリーダ以来77年ぶりの大偉業となった[3]。この年はガネー賞2着、プリンスオブウェールズステークス3着、ヴェルメイユ賞4着と3走して勝ち星なしという状況からの復活劇だった[4]。
2015年はG2コリーダ賞から始動して4馬身差の圧勝。続くGIサンクルー大賞に勝利。5回目のGI勝利を飾った。秋はヴェルメイユ賞から始動し圧勝で6回目のGI勝利を手にした。そして史上初の3連覇をかけて挑んだ凱旋門賞は直線で伸び切れず4着に終わり現役を引退、繁殖入りする[5]。
1歳時に2万2000ユーロで主取り[注 1]になっており、当初は評価の高い馬ではなかった[3]。そのため、生産者が所有し、クリスティアーヌ・ヘッド厩舎からデビューした[3]。
凱旋門賞にも登録していなかったため、シェイク・ジョアンにトレードされた後で10万ユーロの追加登録料を支払い出走した[6]。
2020年に合田直弘が選定した「世界の名牝21世紀BEST10」では、6位にランクインした[3]。
第001回(1920年) コムリッド 第002回(1921年) クサール 第003回(1922年) クサール 第004回(1923年) パース 第005回(1924年) マシーヌ 第006回(1925年) プリオリ 第007回(1926年) ビリビ 第008回(1927年) モンタリスマン 第009回(1928年) カンタル 第010回(1929年) オルテッロ 第011回(1930年) モトリコ 第012回(1931年) パールキャップ 第013回(1932年) モトリコ 第014回(1933年) クラポム 第015回(1934年) ブラントーム 第016回(1935年) サモス 第017回(1936年) コリーダ 第018回(1937年) コリーダ 第019回(1938年) エクレールオーショコラ 第020回(1941年) ルパシャ 第021回(1942年) ジェベル 第022回(1943年) ヴェルソ 第023回(1944年) アルダン 第024回(1945年) ニケローラ 第025回(1946年) カラカラ 第026回(1947年) ルパイヨン 第027回(1948年) ミゴリ 第028回(1949年) コロネーション 第029回(1950年) タンティエーム 第030回(1951年) タンティエーム 第031回(1952年) ヌッチョ 第032回(1953年) ラソレリーナ 第033回(1954年) シカボーイ 第034回(1955年) リボー
第035回(1956年) リボー 第036回(1957年) オロソ 第037回(1958年) バリーモス 第038回(1959年) セントクレスピン 第039回(1960年) ピュイッサンシェフ 第040回(1961年) モルヴェド 第041回(1962年) ソルティコフ 第042回(1963年) エクスビュリ 第043回(1964年) プリンスロイヤル 第044回(1965年) シーバード 第045回(1966年) ボンモー 第046回(1967年) トピオ 第047回(1968年) ヴェイグリーノーブル 第048回(1969年) レヴモス 第049回(1970年) ササフラ 第050回(1971年) ミルリーフ 第051回(1972年) サンサン 第052回(1973年) ラインゴールド 第053回(1974年) アレフランス 第054回(1975年) シュターアピール 第055回(1976年) イヴァンジカ 第056回(1977年) アレッジド 第057回(1978年) アレッジド 第058回(1979年) スリートロイカス 第059回(1980年) デトロワ 第060回(1981年) ゴールドリヴァー 第061回(1982年) アキイダ 第062回(1983年) オールアロング 第063回(1984年) サガス 第064回(1985年) レインボウクエスト 第065回(1986年) ダンシングブレーヴ 第066回(1987年) トランポリーノ 第067回(1988年) トニービン 第068回(1989年) キャロルハウス
第069回(1990年) ソーマレズ 第070回(1991年) スワーヴダンサー 第071回(1992年) スボーティカ 第072回(1993年) アーバンシー 第073回(1994年) カーネギー 第074回(1995年) ラムタラ 第075回(1996年) エリシオ 第076回(1997年) パントレセレブル 第077回(1998年) サガミックス 第078回(1999年) モンジュー 第079回(2000年) シンダー 第080回(2001年) サキー 第081回(2002年) マリエンバード 第082回(2003年) ダラカニ 第083回(2004年) バゴ 第084回(2005年) ハリケーンラン 第085回(2006年) レイルリンク 第086回(2007年) ディラントーマス 第087回(2008年) ザルカヴァ 第088回(2009年) シーザスターズ 第089回(2010年) ワークフォース 第090回(2011年) デインドリーム 第091回(2012年) ソレミア 第092回(2013年) トレヴ 第093回(2014年) トレヴ 第094回(2015年) ゴールデンホーン 第095回(2016年) ファウンド 第096回(2017年) エネイブル 第097回(2018年) エネイブル 第098回(2019年) ヴァルトガイスト 第099回(2020年) ソットサス 第100回(2021年) トルカータータッソ 第101回(2022年) アルピニスタ 第102回(2023年) エースインパクト
1991年 アラジ 1992年 ユーザーフレンドリー 1993年 ロックソング 1994年 バラシア 1995年 リッジウッドパール 1996年 エリシオ 1997年 パントレセレブル 1998年 ドリームウェル 1999年 デイラミ 2000年 ジャイアンツコーズウェイ
2001年 ファンタスティックライト 2002年 ロックオブジブラルタル 2003年 ダラカニ 2004年 ウィジャボード 2005年 ハリケーンラン 2006年 ウィジャボード 2007年 ディラントーマス 2008年 ザルカヴァ 2009年 シーザスターズ 2010年 ゴルディコヴァ
2011年 フランケル 2012年 フランケル 2013年 トレヴ 2014年 キングマン 2015年 ゴールデンホーン 2016年 マインディング 2017年 エネイブル 2018年 ロアリングライオン 2019年 エネイブル 2020年 ガイヤース
2021年 セントマークスバシリカ 2022年 バーイード 2023年 エースインパクト
1991年 クーヨンガ 1992年 ユーザーフレンドリー 1993年 イントレピディティ 1994年 バランシーン 1995年 リッジウッドパール 1996年 ボスラシャム 1997年 ライアファン 1998年 ケープヴェルディ 1999年 ラムルマ 2000年 ペトルーシュカ
2001年 バンクスヒル 2002年 カジア 2003年 ラシアンリズム 2004年 ウィジャボード 2005年 ディヴァインプロポーションズ 2006年 マンデシャ 2007年 ピーピングフォーン 2008年 ザルカヴァ 2009年 サリスカ 2010年 スノーフェアリー
2011年 デインドリーム 2012年 ザフューグ 2013年 トレヴ 2014年 タグルーダ 2015年 レガティッシモ 2016年 マインディング 2017年 エネイブル 2018年 アルファセントーリ 2019年 スターキャッチャー 2020年 ラヴ
2021年 スノーフォール 2022年 インスパイラル 2023年 タヒーラ
1960年 シャーロッツヴィル・フロリバンダ 1961年 モルヴェド 1962年 マッチ 1963年 エクスビュリ 1964年 レルコ 1965年 シーバード 1966年 ダンスール 1967年 ペティンゴ 1968年 ヴェイグリーノーブル 1969年 レヴモス 1970年 ニジンスキー 1971年 ブリガディアジェラード・ミルリーフ 1972年 ブリガディアジェラード 1973年 アパラチー・ラインゴールド 1974年 アレフランス 1975年 グランディ 1976年 ユース 1977年 アレッジド 1978年 アレッジド 1979年 トロイ
1980年 ムーアスタイル 1981年 シャーガー 1982年 アルドロス 1983年 ハビブティ 1984年 プロヴィデオ 1985年 ペブルス 1986年 ダンシングブレーヴ 1987年 リファレンスポイント 1988年 ウォーニング 1989年 ジルザル 1990年 デイジュール 1991年 ジェネラス 1992年 セントジョヴァイト 1993年 オペラハウス 1994年 セルティックスウィング 1995年 ラムタラ 1996年 マークオブエスティーム 1997年 パントレセレブル 1998年 インティカブ 1999年 デイラミ
2000年 ドバイミレニアム 2001年 サキー 2002年 ロックオブジブラルタル 2003年 ファルブラヴ 2004年 ドワイエン 2005年 ハリケーンラン 2006年 ジョージワシントン 2007年 マンデュロ 2008年 ザルカヴァ 2009年 シーザスターズ 2010年 ハービンジャー 2011年 フランケル 2012年 フランケル 2013年 トレヴ 2014年 キングマン 2015年 ゴールデンホーン 2016年 アルマンゾル 2017年 エネイブル 2018年 ロアリングライオン 2019年 ピナトゥボ
2020年 ガイヤース 2021年 セントマークスバシリカ 2022年 バーイード 2023年 イクイノックス
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